根津美術館の庭が見えるカフェでゆっくりお茶でもと思いましたが、待ちの行列であきらめて近くにある岡本太郎記念館のカフェで休憩することにしました。
と言うわけで4回目のアート紀行は、「岡本太郎の生命体」を紹介します。ここ岡本太郎記念館は、岡本太郎氏が生前住んでいたアトリエ兼住居をそのまま展示スペースにしたもので、アトリエ、庭にある彫刻、オブジェなどの展示物が観賞できます。また入館料も620円とリーズナブル。
僕たちの世代では、大阪万博の太陽の塔で存在を知った人も多く、その特異なキャラクターと独特な哲学から世代を超えてファンが多いです。今回の展示のテーマも、その太陽の塔の内部にある地球で生まれた生命体を内包した生命の樹を中心に太郎の生命のエネルギーを感じる作品が中心となっていました。
改めて当館を訪れると単なる芸術家に枠を超えた太郎のエネルギーを感じ、元気の素を充電できる場所だなあと感じます。また、首都圏には、27点にも及ぶパブリックコレクションがあり、「本太郎のいる場所」と言うアプリで確認することができます。東京だけでも10点の作品があるので、置かれた地を訪れて岡本太郎の息吹を感じるのも良いかと思います。
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