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よりぬき長谷川町子展 松坂屋美術館

ゴールデンウイークもまもなく終わりますが、各所で混雑の場所も多かったと思います。今回は5月末まで開催されている名古屋の美術展を紹介します。

先ずは、先日観てきた名古屋松坂屋美術館で開催中の「サザエさん生誕70年記念・よりぬき長谷川町子展」を。国民的な漫画として現在も茶の間をにぎわしている「サザエさん」作者の長谷川町子さん亡き後も、その作品は生き続けていますが、ドラえもんよりも、その歴史は長く、終戦の翌年には連載されていたのは驚きでした。

テレビのドラマ漫画としてのイメージが強いサザエさんですが、4コマ漫画からスタートしてます。その長い歴史をつぶさに紹介しているのが、今回の展覧会です。15歳でデビューし、72歳で亡くなるまでライフワークとして描き続けられた「サザエさん」カット等を観ると女性らしい細やかな描写や繊細なタッチが目を引き、時代と共に変遷していく生活様式を的確に捉えられ、また時代を彩った文化や風俗を常に取り入れた作風は、まさに昭和という時代が、漫画を眺めているだけでもわかる歴史漫画の要素をも持っていました。

老若男女を問わず楽しむことができる展覧会ですので、ぜひサザエさんの世界を楽しんでみてください。

 






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