映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、キアヌ・リーブス＆ウィノナ・ライダー共演のラブコメディー「おとなの恋は、まわり道」です。
今回もラブコメ好きでありながら、一人でこの手の作品を一人で観に行けない恥ずかしさでＤＶＤを待って鑑賞です。キアヌとウィノナの二人が、4度目の共演。とは、言っても僕には、過去の共演が記憶にないです。僕には、サンドラブロックとの共演のスピードやイルマーレが、ウィノナは、元旦那なのジョニデとのシザーハンズが印象に残ってます。
物語は、キアヌ演じるフランクとウィノナ演じるリンジーは、新郎から結婚式の招待状を受けます。フランクは新郎と絶縁した関係で、母親の命令でいやいや出席、リンジーは、新郎の元カノで、婚約解消された挙句に訴訟。でも新郎に未練がありながら、招待状を快く受けたところを見せて参加。そんな、気が乗らない二人が、飛行機も送迎車も、ホテルも隣り合わせに。事情を知って、会話をするたびにすれ違いながらも、最後はハッピーエンドで結ばれます。
今回は、すっかり中高年となった二人の大人のラブコメディー。二人がラブコメなんて想像がつかなかったのですが、これが、なかなか面白い。性格がまったく合わない二人のちぐはぐな会話と突然の親密さなど、87分のコンパクトな時間にうまく収まってます。キアヌの二枚目の姿と対照的に、ドジぶりが笑いを誘い、ウィノナの知的さと恋の落ち方のギャップも楽しくキュートさがとても好きになりました。
ありそうで、なさそうな曖昧だけど、とてもファニーな大人のラブストーリーが楽しめます。
