今日8月6日は、日本人なら絶対忘れてはならない広島に原爆が投下された日です。今日の新聞の一面やニュース報道でも、いまなお身元不明で引き取り手のない7万人の遺骨が原爆供養塔に納められているそうです。
尊い犠牲者の元で終結した戦争。しかし、未だ世界の各所で紛争があり、核廃絶の機運は後退し、被爆国である日本でさえも、アメリカの核の傘にあることで核兵器禁止条約採択に参加できない状態にあります。
北朝鮮の排他的経済水域へのミサイル投下が繰り返され、世界ではナショナリズムの傾向が強くなっている今、核廃絶の道は険しいかもしれません。
こうした状態だからこそ、日本人として現実を直視しつつ、核廃絶への理想は常に掲げなければならないと思います。
広島、長崎による原爆投下という歴史に刻まれる事実を消すことなく、後世に伝え続けることが核なき世界の光が見えると僕は信じ続けます。
映画『この世界の片隅に』予告編