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デヴィッド・ホックニー展 東京都現代美術館

東京アートひとり旅、二つ目の展覧会レビューは東京都現代美術館で開催中の「デヴィッド・ホックニー展」です。

東京都現代美術館は、カフェやカレーショップで注目を浴びている清澄白河駅にほど近い場所にあり、内外のコンテンポラリーアートを収蔵する美術館として知られています。当初は紆余曲折があり評価も著しく低い状況でしたが、現在の現代美術ブームに相まってコンテンポラリーアートの評価も高くなり、人気も高まっているように感じます。

さて今回のデヴィッド・ホックニー展ですがイギリス出身のコンテンポラリーアートの先駆者であり、アンディー・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどと並び称される画家として現在も活躍するポップアートのアーティストで今回の展覧会は27年ぶりとなる大規模な回顧展となっています。

彼の存在は1980年代から日本でも紹介されるようになり、僕自身も仕事で修業時代に初めて購入したリトグラフポスターがホックニーでした。その後もマティスにも似た色彩と構図に惹かれポスター作品を通じて顧客に紹介してきた想い出深いアーティストです。

彼の制作活動は絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術と多岐にわたり86歳の年齢を感じさせないエネルギッシュな活動はロックダウン中にiPadを使った全長90メートルに及ぶ新作が物語っています。そして常に新しい思考で挑み続ける幅広い活動が一望できるすばらしい展覧会となっています。

会期は11月5日まで8月の金曜日は21時までサマーナイトミュージアムが開催中です。夏の暑さを避けて涼しげな空間で現代美術の最高峰に位置する彼の熱を感じてみてはどうでしょう。

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