映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。ソ連とアメリカのスパイコンビが活躍するアクション「コードネーム U.N.C.L.E.」です。
スパイ映画と言えば、トムクルーズのミッションインポッシブルをイメージする人も多いと思います。ミッションインポッシブルは、1967年に日本でも放映されたテレビドラマのリメイクなのはご存知の方も多いと、今回の作品コードネームアンクルも、同時期に日本でも放映されたテレビドラマ「0011ナポレオンソロ」のリメイクです。
僕もこの二つのドラマ、日本でも再放送が繰り返されたこともあって子供ながらに記憶にとどめていました。年をとりその記憶は薄らぎましたが、リメイク作品に心動かされるのも、幼き頃の奥深くの記憶によるものかと思います。
今回の作品は、ナポレオンソロのアメリカCIAとイリア・クリアキンのソ連KGBの二人にスパイが、世界を巻き込んだテロを食い止めるためにコンビを組み活躍すると言うシンプルな内容です。
監督のガイ・リッチーにより、アクションを駆使したクールでワイルドながら性格も境遇も異なる二人のスパイコンビをテレビドラマシリーズより更にバージョンアップして新しい作品に仕上がています。また、二人のボス役にヒューグラントが、チョイ役にベッカムが華を添えています。
ただ、ミッションインポッシブルと違うのは、時代設定の変更が不可能なこと。ラストで次回作をほのめかしているので、コンビの活躍に次回も期待しましょう。