映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、スリラー、ホラーが苦手な僕が、好きなM・ナイト・シャラマン監督作品「ヴィジット」です。
シックスセンスから、1999年ブルース・ウイルス主演のシックスセンスからシャラマン作品を観てきましたが、今回はその原点回帰として8年ぶりのスリラー作品となりました。
シングルマザーの姉弟の子供たちに起こる恐怖の事態を描いた作品。シックスセンスの恐怖とは異なるものながら、その恐怖と共にラストに感動も待ち受ける秀作スリラーです。
母の旅行の間、音信不通となっていったまだ見ぬ祖父母の家に泊まることになった姉と弟。祖父母と姉弟に交わされた3つの約束、1。楽しく過ごす。2.何でも食べる。3.夜9時半以降は部屋から外に出ない。この約束と共に徐々に現れる祖父母の不可解な行動に、翻弄されながら、その恐怖に立ち向かっていく姿が姉の撮影するビデオカメラを通して描かれていて、そのカメラワークに惹きこまれてました。
最初は予測不可能な恐怖が、その実態が解明されると全く異なる恐怖へと変貌。そして、その恐怖の謎が解明され、更なる恐怖が襲い掛かる。3つの約束と共に三段階の恐怖に驚くこと間違いのない作品です。