大手コンビニ3社が、アイスカフェラテに力を入れてます。100円コーヒーが定着し、そのクォリティーの高さは誰もが認めるところです。
そんな、コンビニに新しい潮流が、すでにローソンとファミリーマートで高い評価を得ていたカフェラテに、セブンイレブンがこれからの季節にアイスカフェラテで参入、新たなコンビニ競争がはじまりました。
カフェラテは、スタバ、タリーズのシアトル系コーヒーにより認知度が高くなりましたが、ミルクとエスプレッソコーヒを組み合わせたもの。フランスではカフェ・オ・レでドリップコーヒーを用いているのはご存知の通りかと。イタリアでは、カッフェ・ラッテ。シアトル系もイタリアもスティームミルクを用いる点では同じですが、発祥のイタリアに敬意を表するなら、コンビニのそれはシアトル系と言えます。
さて、三社のアイスカフェラテを飲み比べてみると違いは明らか。
ローソンのカフェラテは、ミルクの配分が多くクリーミーな仕上がり。
ファミリーマートは、ミルクとエスプレッソの配分が同じくらいで苦みを感じる。
両者は好みにより遜色なく味においては甲乙つけがたいです。また、価格においてはローソンが150円。ファミマが160円(期間限定)と価格においてはローソンに軍配が、しかしながら、ファミマは、スタバよろしくキャラメルソース、ココアシュガー、シナモンなどのトッピングが無料なので、スタバ好きの女性の支持も高い。個人的はコーヒーはブラックなので、少し気分を変える時にローソンのカフェラテが好みです。
最後に残念なのが、セブンイレブン。180円。
専用カップにグリコとの提携によりラクトアイスの粒とアイスの入ったカップで、従来のアイスコーヒーを入れる、アイスカフェラテとは言えません。カフェオレとも言い難いもの。これはアイスクリームの入ったアイスコーヒー。100円コーヒーの中では、セブンイレブンを支持している僕にとっては、お粗末なものとしか言えません。今のコーヒーマシーンでは、カフェラテは抽出方法としては無理ですので、ローソン、ファミマに対抗するのは無理だと思います。
ここ愛知では、ココストア、サークルKがファミマと合併。その名が消え、大手コンビニ3社の競争に絞られていくでしょう。ミニストップが独自路線を走る中、コンビニの迷走は、まだまだ続いていくのかなと、今回のアイスカフェラテで感じてしまいました。