「アイヌ民族否定論に抗する」という本を読みました。
またいくつかに分けてブログに書きたいと思います。
この本は20人くらいがそれぞれ書いているんですが、どういうことを書いているのか一応見てみましたが、唖然としました。
「現在、Googleのような検索エンジンやTwitterなどのSNSを使ってアイヌと検索するだけで、アイヌが弱者を装って利権を貪っているというような内容で思わず目を背けたくなるような社会的属性を根本から否定する差別煽動表現、つまりヘイトスピーチがヒットします。」と書いていました。
この本は2015年の本ですが、今見ると利権としか思えませんし事実のことを言うと差別やヘイトと言われるのが恐ろしいなと思いました😥
この本で批判されている人は事実を言っている人ばかりでした。
2014年の8月に当時札幌市議会議員だった方が「アイヌ民族なんて今はもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません。」というTwitterでの発言が、直接の引き金となってもたらされたように思えますと書いていました。
結果はその議員のTwitterやブログのコメント欄はネトウヨ的支持者を獲得し、一種のヘイト・ツリー化していますと書いていました。
「アイヌ民族はもういない」発言やそれに続くいくつかの発言に対して非難どころか「応援しています」「徹底的に不正を追求してください」といった肯定のメッセージが多数だったそうです。
当時より今の方がアイヌの真実を知っている人が少しでも多いと思うので、この本で書いているネトウヨ的支持者は増えているかも知れません😅
私はこの本を読んでから篠原常一郎さんという方のアイヌのことを話している動画があったので見ました。
本では差別、ヘイト、ネトウヨなど結構書いていて中国、韓国、北朝鮮に対しては庇っている感じで違和感がありました。動画で言っていましたが、やはり3つの国も関係があるからでした。
そのときの動画に出でいたのが的場光昭さんという方でした。
この本で知りましたが、札幌市議会議員だった方がブログで的場さんの本を推薦していたと書いていました。
そしてこの本で的場さんも批判されていました。
しかも、歴史修正主義者にされていました。
その他にも批判されている人はいましたが「WILL」や「正論」という雑誌なども批判されていました。
「現在においてさえ、アイヌ民族に対する偏見や差別が払拭されたとは言い難い。民族間で互いに尊重し合い、日本文化の多様性への理解が育まれ、真の多文化共生の社会が実現されることを願ってやまない」と書いていました。
アイヌだけではありませんが歴史を歪めている人たちがいるから国との関係も余計に悪化し差別やヘイトが増えると思うんですが、多様性も最近結構聞きますが歴史を歪めて多様性や多文化共生などと綺麗事を言っているので読んでいて呆れました。
今のまま多文化共生などをすると日本は終わってしまうと思います。
こういうことをすすめている人たちがどういうことをやっているかを調べてみると分かると思います。
是非いろんな方に知ってもらいたいと思います。
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