「アイヌ民族否定論に抗する」という本の続きです。
まず先に、この本には書いていませんが蝦夷(エゾ)という言葉が誤解の始まりだそうです。
元々は蝦夷(エミシ)と呼ばれていたそうです。
蝦夷(エミシ)というのは関東以北、以東に住んでいた人々のことです。
蝦夷(エゾ)というのは蝦夷(エミシ)に含まれます。
蝦夷(エゾ)というのは江戸時代になって松前藩が自分たちの和人地、それと自分たちの和人地ではないところを蝦夷(エゾ)地と読んでいて、そういうところから蝦夷(エゾ)という呼び方になったみたいです。
本来は蝦夷(エミシ)とアイヌは別物ですが、東日本一帯への蝦夷(エミシ)とアイヌも同じにしたり蝦夷(エミシ)を蝦夷(エゾ)と言ったため、東日本一帯に住んでいる先住民族だったみたいな話になっているそうです。
この本では「日本の全体的な政治の環境がヘイトスピーチを育んでいる」と書いていました。
外国人参政権のことも少しだけ書いていました。外国人参政権に反対している政治家を批判していました。
やはり、こういう人たちにとっては外国人参政権はいいものだと思っているようです。
このことを言っていたのはテッサ・モーリス=スズキさんという方です。
1つ前のブログでも名前が出てきましたが、篠原常一郎さんのYouTubeチャンネルのアイヌについての動画でこの方の名前が出てました。
外国人参政権や夫婦別姓、女系天皇もそうですが日本を壊そうとする人たちだったり、分裂させようとする人たちが自分たちのいいように利用してくると思うので、特にこの3つは慎重によく調べて考えた上で判断した方がいいです。
知らないままだと他の意見に流されてしまって気づいたときには遅かったってことが起きないようにしてほしいからです。
私がこの本で1番びっくりしたのは、「左翼でも右翼でもない、大事なのは事実である。過去の事実としてあったことは認めることが大事である。仮に自分たちにとって認めたくない事実だとしてもそれは認めるべきでそれは自虐でもないし、反日でもない。よりよい日本を作るために必要なことである。その上で、アイヌも和人も琉球も在日外国人も手を取り合って仲間として暮らすことのできる平等な社会を目指すべきである。」と書いていたことでした。
平等など良いことのように聞こえますが事実を言っていないにもかかわらず、こういうことを言っているので呆れてしまいました。
あとはヘイトスピーチは日本そのものの貧しさということも書いていました。
そして、最後が「日本が滅びたあとで」というタイトルでした。
最後にすごいタイトルを持ってきたなと思いました😅
アイヌに関しては図書館に行っても間違ったことを書いている本が多いなという印象でした。
アイヌについてもっと知って勉強したいなと思いました。
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