北海道の旅、2日目の屈斜路湖から大空町、網走、斜里、知床クルーズ、ウトロ温泉泊という一日は盛りだくさんでなかなか報告が終わりません。
知床の断崖や滝を満喫して港に帰ってきたのが3時半、急いで知床五湖へと向かいました。
途中で、「シカ飛び出し注意」の看板がやたらと目に付くなと思っていると、いました、いました。エゾシカの群れが草を食べています。親子のシカもいます。
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人が近づいても、全然逃げません。かわいいです。
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道路のそばまで来て、本当に車の前を横切るシカもいます。ガイドブックを読むと、メスのシカは集団行動をするので、1頭が横切ったら必ずその後にもシカが現れると思い、運転に注意すること、オスは単独行動が多いので、あまり続いてでてくることはないとか。なんだか人間の男女の違いに似ていなくもない・・・
知床五湖の入り口の駐車場に車を停め、日没の時間を気にしながら散策コースを進みました。一湖だけで帰ってこようと思っていたのですが,一湖の周りをめぐって元の駐車場に戻れるのかと進むと一周はできず結局二湖の脇を通って戻ることとなりました。
知床はヒグマの生息地、あくまでも人間はその地に入り込んできた闖入者、熊の生態系を荒らさないように、もし出会ったら、むこうが出てきたのではなく人間が入っていったのだから、そのつもりで注意するように知床を紹介する本に書いてありました。そして熊よけの鈴をつけて歩くようにとの注意書きも・・・
駐車場から一湖までの道は他の人たちともすれ違い、恐いとは思いませんでしたが、ふと気がつくと歩いているのは私達二人だけ。熊鈴をつけてくればよかった、もう夕方近くなってきたよ、こんなところで暗くなったどうしょう?と私の足は急ぎ勝ち。ラムパパはマイペース、恐がっているのは私だけか、やはり女は意気地がないのかなと思っていました。
そのとき、先の少し開けた場所にカメラを据えて座っている一人の女性が・・・。ヒグマでなくてよかった、ホッ。
その女性に一湖の一周の道はなく、二湖への道を行き、その先に三湖へ行く道と駐車場に戻る分かれ道があるから、そこから帰れと教えられました。その人は、一湖の夕景をカメラで捉えようと日の入りの時を待ち構えているのだそうです。日の入りを待つ?では、帰りは真っ暗だよ。恐くないのかな?エゾシカだけならいいけどヒグマの生息地だよ。
でも、その場所の景色、最高にきれいでした。
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そしてどんどん日は傾いていきます。
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「この景色も今年が見納めですよ。来年から生態系保存のために一湖の周りには入れなくなります。ここで写真を取れるのも今年で最後です」と、彼女は話してくれました。私達は何も知らずにそんな貴重な自然の中の景観に出会えたのですが、この景色が来年からは一般の観光客は見られなくなるのか、でもきっとそれでいいのだろうな、ヒグマやシカに返すべき場所なのだろうと思いました。尾瀬も上高地も大正池も、昔の山人だけが見られる秘境だったゆえに、あのような美しい場所となったので、今の無残な大正池や、上高地や尾瀬の喧騒をここ知床では繰り返してほしくないと思います。
真っ暗になった駐車場に戻り、一湖の方角を見ると、なんどもカメラのフラッシュが瞬いています。きっと素晴らしい写真がとれたことでしょう。
少し暗くなりかけの道路わきにもシカがいます。運転には、ますます気をつけて、その夜の宿、知床第一ホテルに向かいます。
知床の断崖や滝を満喫して港に帰ってきたのが3時半、急いで知床五湖へと向かいました。
途中で、「シカ飛び出し注意」の看板がやたらと目に付くなと思っていると、いました、いました。エゾシカの群れが草を食べています。親子のシカもいます。
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人が近づいても、全然逃げません。かわいいです。
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道路のそばまで来て、本当に車の前を横切るシカもいます。ガイドブックを読むと、メスのシカは集団行動をするので、1頭が横切ったら必ずその後にもシカが現れると思い、運転に注意すること、オスは単独行動が多いので、あまり続いてでてくることはないとか。なんだか人間の男女の違いに似ていなくもない・・・
知床五湖の入り口の駐車場に車を停め、日没の時間を気にしながら散策コースを進みました。一湖だけで帰ってこようと思っていたのですが,一湖の周りをめぐって元の駐車場に戻れるのかと進むと一周はできず結局二湖の脇を通って戻ることとなりました。
知床はヒグマの生息地、あくまでも人間はその地に入り込んできた闖入者、熊の生態系を荒らさないように、もし出会ったら、むこうが出てきたのではなく人間が入っていったのだから、そのつもりで注意するように知床を紹介する本に書いてありました。そして熊よけの鈴をつけて歩くようにとの注意書きも・・・
駐車場から一湖までの道は他の人たちともすれ違い、恐いとは思いませんでしたが、ふと気がつくと歩いているのは私達二人だけ。熊鈴をつけてくればよかった、もう夕方近くなってきたよ、こんなところで暗くなったどうしょう?と私の足は急ぎ勝ち。ラムパパはマイペース、恐がっているのは私だけか、やはり女は意気地がないのかなと思っていました。
そのとき、先の少し開けた場所にカメラを据えて座っている一人の女性が・・・。ヒグマでなくてよかった、ホッ。
その女性に一湖の一周の道はなく、二湖への道を行き、その先に三湖へ行く道と駐車場に戻る分かれ道があるから、そこから帰れと教えられました。その人は、一湖の夕景をカメラで捉えようと日の入りの時を待ち構えているのだそうです。日の入りを待つ?では、帰りは真っ暗だよ。恐くないのかな?エゾシカだけならいいけどヒグマの生息地だよ。
でも、その場所の景色、最高にきれいでした。
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そしてどんどん日は傾いていきます。
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「この景色も今年が見納めですよ。来年から生態系保存のために一湖の周りには入れなくなります。ここで写真を取れるのも今年で最後です」と、彼女は話してくれました。私達は何も知らずにそんな貴重な自然の中の景観に出会えたのですが、この景色が来年からは一般の観光客は見られなくなるのか、でもきっとそれでいいのだろうな、ヒグマやシカに返すべき場所なのだろうと思いました。尾瀬も上高地も大正池も、昔の山人だけが見られる秘境だったゆえに、あのような美しい場所となったので、今の無残な大正池や、上高地や尾瀬の喧騒をここ知床では繰り返してほしくないと思います。
真っ暗になった駐車場に戻り、一湖の方角を見ると、なんどもカメラのフラッシュが瞬いています。きっと素晴らしい写真がとれたことでしょう。
少し暗くなりかけの道路わきにもシカがいます。運転には、ますます気をつけて、その夜の宿、知床第一ホテルに向かいます。
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