瞬く間に消滅してしまったという 伝説の星 の体験授業
に次元(時空)を超えて参加した ボク たちは、あろうことか
次元時空間 テレポーテーションシステム の故障によって
地球 という惑星に取り残されてしまったのです。
往く時間(とき)の流れは絶えずして、
しかも、もとの時間(とき)にあらず …
諸行無常 …、有為転変 …、生者必滅 …、生滅滅已 …
我が身はまさに、色即是空か 空即是色
先生 !! 2号先生! どうされたのですか
嗚呼、また、さらになお …
時空の拡がりも絶えずして、しかも、もとの時空に …
戻れないのだよ! 諸君
嗚呼、迷える子羊たちよ … どうしよう
詳細を知りたい方は 『アダムとイヴのへそ』
の <1>、<2>、<3> をご参照ください。
<1> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/239.html
<2> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/240.html
<3> http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/241.html
「先生、大丈夫ですよ。 まだ、事故の発生からちょっとしか
時間が経ってないじゃないですか!」
「なに言ってんだ! もう、かれこれ2週間近くになるんだぞ
よくも平気でいられるな!」
「だって、この世界(時空)って、ボク たちの世界と違って
ちっとも思い通りに動かないから面白いんですよ」
「 … … … 」
「ほとんど何でも自由自在に、大抵のことなら思い通りに
なっちゃうんじゃ、返って退屈しちゃうってもんでしょ」
「バカ言ってんじゃないよ。 この世界での我々の姿は、
インビジブル・マン(透明人間)なんだぞ!」
「そうですよ。 だからこうして好き勝手に、このブログへと
侵入して、先生は 透明人間 2号 に、ボク は 5号 に
、なりすましていられるんじゃないですか」
「移動転送用のタイムコントローラーが機能を回復して、
本来の次元空間に戻れるんなら、これまでの滞在時間内の
出来事を到着時に戻ってフリーズカット(凍結消去)すれば
問題はないけど、正常に戻れないとなると …、 この世界で
何が起こるのか想像がつかない」
「心配ないですよ。 必ず戻れますって … それに最悪の
場合には、出発時点でペンディング(保留)処置をされるか、
プレイバック&ウオームスタートでやり直すんでしょ?」
「それはそうだけど、それにしても時間がかかりすぎている
気がするんだ。 インビジブル(透明)化していられるのにも
限度があるし、そのことで気を揉んでいるんじゃないか」
「えぇ、そうなんですか 」
( な、なんだ。 こいつ、そんなことも知らなかったのか!)
「限度って、どのくらいなんですか」
「体質によって個人差があるので一概には言えないけど、
およそ2~3週間ってところかな」
「リミットオーバーすると、どうなるんですか」
「姿が顕(あらわ)になるだけじゃなく、次元(時空)移動が
できなくなってしまうんだ」
「… ってことは、元の時空域に戻れなくなるんだよね 」
「そうだ。 だからインビジブル・マン(透明人間)のうちに
事故対応が完了しないと、この世界の住人になってしまう」
「 … … … 」
そんな最悪のシナリオが目前に迫っていたのです
タイムリミットまでのカウントダウンが、もう、すでに始まって
いるのかもしれません。 時々刻々と … … …
チッ … チッ … チッ … チッ … チ~ン
(電子レンジじゃないっつうの …)
往く時間(とき)の流れは絶えずして、
しかも、もとの時間(とき)にあらず …
諸行無常 …、有為転変 …、生者必滅 …、生滅滅已 …
我が身はまさに、色即是空か 空即是色
先生 !! 2号先生! しっかりしてください
… と、まあ、このように、
2号 先生が狼狽するのも、無理からぬことなのです。
これまでに事故らしい事故については皆無だとされていて
公表されることはなかったし、大事故が起こっていたとしても
秘密裏に処理されていたのです。
不慮の事故や帰還回収が不能となるような突発的な事態
の発生時には、当該時空域において理解不能な不可思議
なる痕跡が残ろうと、当局は一切の関知をしないばかりか、
秘密の保持に係る範囲内での生殺与奪の権限を有すると
規約に明確に記されているのです。
そして、おそらくは、今回も …
そのことに 2号 先生は気づき始めていたのです。
このまま置き去りにされてしまうか、無慈悲にも強制的に
消滅させられてしまうのだろうということを …
あの<リリス消滅事件>の リリス と同様に …
忽然と現れ、忽然に消えても、誰も気づかない。
元々が、インビジブル(透明)なのだから …
問題はひとつ、
実体化(可視化)してしまうと時空間移動が不能になるのと
同時に、当局の管理下からも逸脱してしまうので消滅処理の
悲哀からは免れるかわりに、この惑星の住人として一生涯を
過ごさなければならないということなのです。
ん <リリス消滅事件>
そうか そういうことだったのかあ …
ええい こうなったら、もう、何もかも破れかぶれだ。
四の五の言ったところで始まらない。
どうにもならない<まな板の上の鯉>状態だ。
よぉ~し、みんな、授業をつづけるぞ!
変わり身の早さと言うのか、気まぐれの典型と言うべきか、
機嫌が良いのも悪いのも、その時まかせの風まかせなのが
透明人間2号 先生なのです。
「アダムとイヴのへそ」 の謎に始まって、二人の長男で
ある 「カインの妻は誰なのか」 の謎についてだったね。
それには、エチオピア正教会の聖典 『ヨベル書』
(他の教会では偽典とされる)の記述にある妹のアワンで
あるとする考え方もあるけど …
さっき、閃(ひらめ)いたばかりの仮説
リリス という名の女性の存在が欠かせないのかも
一般的に
アダムの妻と言えばイヴと相場が決まっていますが
ユダヤ経典の 『タルムード』 によれば、リリスは
アダムと同時期に神によって生み出された最初の女性で、
夫婦としてリリスを妻として迎えていた時期が、アダムには
あったとのことなのです。
アダムの最初の妻は、イヴではなくリリスなのでしょか
そして、その リリスが、あの リリスのことだとしたら
つまり、かつては我々の時空域に存在し、失踪・逃亡した
かどで消滅させられたと信じられていた、あの リリス の
ことだとしたならば …
さあさあ、『アダムとイヴのへそ』 の探求から
「幻のアマリリス」 まで …
いよいよ、風雲、急を告げる展開となってまいりました。
あの~、「幻のアマリリス」 じゃなくて、あのリリスです。
そんなことわかってるよ 。
「幻のアマリリス」 は加山雄三のヒット曲デシタ っけね。
でも、
アマリリスじゃない、あの リリス も、アマリリスの花言葉
と同様に 自尊 と 誇り と 虚栄 に満ちていたのです。
それでは、
当局によって、まだ消滅 させられないままでいたならば
次回にも、そのあたりを探ってみることにしましょう
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