花の命は短くて

今年はなんだか知らない間に桜が咲いていましたね。

4/11に近所の桜の名所に散歩がてらのお花見に
行ったのですが、その日に福島県で大きな地震が有り、
日記がアップ出来ないうちに、桜も散り、葉桜となって
しまいましたね。

本当に「花の命は短くて」です。

大正・昭和天皇、皇后陛下の眠る多摩御陵から
多摩川の支流の浅川沿いの桜は毎年見事です。

そして、こちらは「信松院」
武田信玄の五女の松姫さんが眠るお墓です。



松姫さんは松武田・織田同盟の補強として、
わずか7歳の松姫と織田信長の嫡男織田信忠（11歳）は
婚約したが、同盟関係にある信長が徳川方に援軍を
送ったことから武田・織田両家は手切れとなり、
松姫との婚約も解消される。

武田信玄の没後に織田・徳川連合軍の攻撃により
武田家は滅び松姫は八王子へ逃げてきたのです。

２２歳で信松院として出家し、近在の人達に養蚕や
絹の織物を教え、子どもたちには手習いなどを
教えて暮らしました。



悲しい過去を持つ松姫さんですが、八王子の地に根付いて
暮らし、後世、八王子市が織物の町として発展したのは、
この信松尼の存在があったからこそといっても
過言ではないそうです。

八王子の名菓子に「松姫もなか」が有ります。


未だに続く余震と原発の不安、心底から楽しめない日々は
続いていますが、季節は着々と前に進んでいます。
置いて行かれない様にしなくちゃね


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