家に着くと、すぐに歩いて行ける距離にある動物病院へと向かった。
カルテを作るための名前が必要になり、急いで命名することになった。
茶色い一番大きな仔がメスで、足が白く体がサバトラ模様の仔もメス。キジトラの仔がオスだと、病院の先生が教えてくれた。
私は、とりあえずと思い、チャチャコ、ソックス、チビオ、と名前を付け、カルテに書き込んだ。
先生の診察が終わり、猫たちは四肢にも心臓にも特に問題はなく、大丈夫だということがわかった。
「今度は猫ちゃんですか」
以前、地リス2匹がお世話になっていたので、先生は私にそう言った。
家に帰り、インターネットで子猫の飼い方を調べた。
へその緒がついているから、生後まだ2日程度しか経っていないことが分かった。
輪ゴムの切れ端のような細いひからびた管が3センチほどお腹にくっついていたのである。
幸いミルクも哺乳瓶も適切で、カフェでもらってきたものを与えていれば良いということも調べがついた。
しかし、乳首をくわえさせようとしても、なかなか口に含んでくれない。
左手で子猫を持って右手で哺乳瓶を持ち、乳首をくわえさせようとするのだが、いやいやをするように首を振るので口に乳首を入れることができなかった。
子猫の爪は鋭く、小さな熊手で掻いたような引っ掻き傷が左手にできた。
何度か試すうちに乳首が口に上手く入った時には、チュウチュウとミルクを飲んでくれた。
段ボール箱の中には、ペットボトルに湯を入れてタオルで巻いたものを入れておいた。母親代わりに子猫たちを温めるためである。
チャチャコの鳴き声が一番大きく、元気があるように見えた。
ソックスだけ、なぜか他の2匹とは鳴き声が違っていて、ゼエーゼエーとしわがれた声色だった。
その夜は夫が会社に泊まり勤務だったため、電話で子猫を拾ってきた事を告げた。
「なんかミューミュー鳴いてる」
電話越しに聞こえる鳴き声に、夫は驚いたようだった。
カルテを作るための名前が必要になり、急いで命名することになった。
茶色い一番大きな仔がメスで、足が白く体がサバトラ模様の仔もメス。キジトラの仔がオスだと、病院の先生が教えてくれた。
私は、とりあえずと思い、チャチャコ、ソックス、チビオ、と名前を付け、カルテに書き込んだ。
先生の診察が終わり、猫たちは四肢にも心臓にも特に問題はなく、大丈夫だということがわかった。
「今度は猫ちゃんですか」
以前、地リス2匹がお世話になっていたので、先生は私にそう言った。
家に帰り、インターネットで子猫の飼い方を調べた。
へその緒がついているから、生後まだ2日程度しか経っていないことが分かった。
輪ゴムの切れ端のような細いひからびた管が3センチほどお腹にくっついていたのである。
幸いミルクも哺乳瓶も適切で、カフェでもらってきたものを与えていれば良いということも調べがついた。
しかし、乳首をくわえさせようとしても、なかなか口に含んでくれない。
左手で子猫を持って右手で哺乳瓶を持ち、乳首をくわえさせようとするのだが、いやいやをするように首を振るので口に乳首を入れることができなかった。
子猫の爪は鋭く、小さな熊手で掻いたような引っ掻き傷が左手にできた。
何度か試すうちに乳首が口に上手く入った時には、チュウチュウとミルクを飲んでくれた。
段ボール箱の中には、ペットボトルに湯を入れてタオルで巻いたものを入れておいた。母親代わりに子猫たちを温めるためである。
チャチャコの鳴き声が一番大きく、元気があるように見えた。
ソックスだけ、なぜか他の2匹とは鳴き声が違っていて、ゼエーゼエーとしわがれた声色だった。
その夜は夫が会社に泊まり勤務だったため、電話で子猫を拾ってきた事を告げた。
「なんかミューミュー鳴いてる」
電話越しに聞こえる鳴き声に、夫は驚いたようだった。
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