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愛染隼人の女の詩集  夜の津軽

2025-02-24 19:12:00 | 日記

    夜の津軽


夜の津軽は 何もない町です

早そうそう 風が冷たく

小雪ちらちら 小肌が痛く

星が見えず

積もる雪で 町歩けない

銀色涙の 

心のブリッジ あゝ…


犬の遠吠え 寒さが増してくる

風が屋根を うるさく叩く

少し寝酒で 酔いながらも

気持ち塞がる

夢の続きに あんた見て

雪溶け遠く

指折り数える あゝ…


夜の津軽の 雪に染み込む恋い

涙混じりで 溶けやすいのさ

逢いたくていて 心ボロボロ

叶わぬ思い

港で軋む 船のよに

春まで泣いて

待つ身が辛いの…






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