gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

愛染隼人の女の詩集 雨の宿

2024-12-12 19:56:00 | 日記

雨か涙か 小窓を濡らす

風が運んだ 愛の破片

繋ぎ合わせて みるけど

形にならず 虚しいだけ

屋根を雨が 駆け足で

走り抜けていく

あの日も そうだった

あゝふたり 雨の宿…


宿の番傘 海辺を歩く

海面叩く 雨が走って

雲が黒くて 涙ぐむ

何が哀しい 私の彼が

何処かに消えて 

見えないの

雨に消えていく

あの日も そうだった

あゝふたり 雨の宿…


浴衣着姿 静かな海に

離れた島を 

ひとりで見つめてるけど

明日は来ない 哀しさに

わかってるけど

切なさに

涙こみあげる

あゝふた 雨の宿


思いでを 振り返る宿…


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛染隼人の女の詩集 雨の思案橋 | トップ | 愛染隼人の女の詩集 大阪... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事