一次試験受験者の方ご苦労様です。
合否が気になるところと思いますが・・・
前回、「独学で一級建築士~学科試験編」と、記事を書いたもので引き続き実技試験についてもノウハウをお教えいたします。
---
平成18年度の実技試験のお題は、
市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)
一次試験の結果発表が、平成18年9月12日(火)
ということで、学科試験を自己採点の上、次の実技試験に向けて勉強を始めなければなりません。
実技試験の試験日が平成18年10月8日(日)なので、合否が判定してから試験までおよそ1ヶ月。
この一次試験から合否発表の間の一ヵ月の勉強が合否を別けると言われていますが・・・
そんなにあせる必要はありません。
確実に一次試験をパスしてないとこの課題に向けた勉強が無駄になってしまいます。
そこで私は、一次試験の合否発表までは、製図の基本トレーニングのみに集中する事をお勧めします。
□7月23日から9月12日までの勉強法
まずは、過去問題を手に入れる。
確か、試験後に速報で各学校が予想回答を配っているので、それを参考にしても良い。
(若しくは、日建学○・総合□に通っている友人からテキストを頂くのが良い。)
この模範解答を元に、ただ書き写す。
階段の書き方やら、窓、玄関等の建具の書き方。
方位や寸法の書き方をとにかく覚え込む。
その図面を書くに当たって、自分なりに早く書ける方法を編み出すのがこの期間のポイントだと思います。
決して綺麗に書く必要はない。
これが、最大のポイント。
試験の評価は減点法で行われるので、図面が綺麗でも何の加点もなければ、汚い図面だからって減点もない。
特に建具等も壁に線さえあればOK。
自分が目にした模範解答のうち、一番簡易的な表現をしているものを寄せ集めるのがコツ。
この積み重ねが、試験時間を有効に使うコツとなります。
丸い型とかもフリーハンドでぜんぜんOK。
階段は、全体の長さを先に書き、それを目分量で等分するだけでよいと思う。
※全体の長さと段数がポイント
とにかく、無駄な線、無駄な動きは少なく図面が汚れても気にしないこと。
そう、
図面が汚れても気にしないこと
敢て二回いいました。
一説では、日建学○や総合□等で教えている作図法を使っていると、試験官も独学受験者とは違って、厳しい目で見てしまう傾向があるらしいのです。
これは、あくまでも噂ですが・・・
でも、現実に二度目の受験者は厳しい判断基準がかせられるみたいですし・・・
ちなみに、私の実技の試験回答は散々たるものでした。
学校に通っている人からは、寸法が書いていない人は欠格事項で大幅減点と後から聞いたのですが、私は正にその欠格事項を犯していて時間がなく、3階部分の寸法を書ききることが出来なかったのです。
エスキース(製図前の構想)に時間を掛けすぎて、3階部分は悲惨な状態。
図書館の課題だったのですが、机や本棚を書く時間もなく、部屋と部屋の間はフリーハンドの太い単線。
そこに殴り書きで、「開架書庫」「閲覧室」とかギリギリ書き込み試験が終了。
提出した図面は、明らかに三階部分真っ白の書き途中の図面・・・
---
私は、書ききれなかった事で、落ちた事を確信して嫁さんと残念会を開いていたのです。
もちろん、周囲にも今年はダメでしたと漏らしていたんですけど。
合格発表の日に、嫁さんから連絡があり、「なんか合格者の中に名前あるけど、受験番号調べてみて?」と。
端から諦めていた私は、発表日の二日後に自分が受かっている事を知りました。
それほど、自信がなかったのです。
え~と、何が言いたいかというと・・・
製図が途中でも・汚くても受かる!
という事。綺麗に試験官が見やすい図面を書く必要は何もないのです。
その為に試験勉強に時間を掛け、試験中にもムダに時間を費やす必要がないのです。
ともかく、この期間は、すばやく図面を書く為に時間を費やしましょう。
階段・窓・便器等パーツパーツ練習する事で、仕事と遊びの間に効率よく勉強が出来ます。
---
□9月12日から9月末までの勉強法
この頃になると、学校に通っている人はもう何枚も図面を仕上げている事でしょう。
それでも、まだあせる必要はありません。
学校に通っている人たちは、毎週5時間以上非効率に勉強しているので、効率を上げれば問題はありません。
そこで、学科試験の時もそうでしたが、学校に通っている人から模擬試験等の課題を見せてもらいましょう。
※市販テキストの予想問題集でもOK。
それらの試験問題を元に徹底的にエスキース練習を行います。
この勉強が一番重要です。
試験課題は、真北方向、敷地の大きさ、道路付け(一面・若しくは二面)、建蔽率・容積率、所要室の床面積等を与えられ図面を書く事になります。
その部屋と面積の組み合わせを考えるのがエスキース。
設計の要となります。
---
まずは予想問題に大して簡単にエスキースをはじめてみましょう。
始めのうちはすぐには出来ないので、30分から1時間悩んだあとに回答を見てしまいましょう。
自分の考えた道筋とおおよそ同じかどうか考えます。
おそらく、今回のポイントは
①集合住宅の入り口が診療所の入り口と交差しない。
②集合住宅の諸設備(駐輪場)等の設置位置。
③集合住宅の避難階段(特別避難階段)の考え方。
④集合住宅の二方向非難・採光等バルコニーの設け方
⑤非常用進入口(代替口)等法令設備
⑥MB(メータボックス)、給湯器等の位置関係
などではないでしょうか。
診療所については、その内容により異なるので、それぞれの課題でチェックしてみてください。
逆に、実務経験者の方は東京都の安全条例(窓先空地)などの条例に惑わされずに設計しましょう。
建築基準法のみの試験ですので・・・
と、そんな感じで、自分の考えと回答の違いをチェックしながらエスキースを重ねます。
そこで、チャレンジしてもらいたいのが自分なりのアレンジ。
道路条件、真北条件を変えて、一つの課題に対して何通りかの解答を作ること。
コレを数回続けると、格段にエスキース力がついてきます。
学校に通っている人は、一つの問題を最後まで書ききるので時間をいっぱい使いますが、コレなら短時間に何通りもの問題を解いた事になり、ノウハウが蓄積されていきます。
エスキースは数が命。
綺麗に、完璧になど拘らずに数を重ねましょう。
慣れてくると、通勤途中の電車の中だので”イメージトレーニング”が出来るようになります。
空き時間に効率よく勉強する術を覚えましょう。
ともかく、解答を写すのではなく、練る事、考える事。
そして、解答との違いを探る事が重要。
建築的にすばらしいものを作る必要は全くなく。
ただ単にパズルが見事に組み合わさった図面を書くことを心掛けましょう。
このつじつまがあった図面こそが合格への道です。
このパズルが解ければ大幅な減点はありません。
---
□10月1日~二次試験直前の勉強法
エスキースが慣れてきたところで、全体を書き切る練習をしましょう。
このトレーニングにはまとまった時間を確保しなければいけないので休日などに勉強する事になると思います。
上の学習法(エスキース練習)の合間に行ってもいいと思います。
とにかく、試験時間の”5時間30分”という時間感覚に慣れる事が重要です。
意外と、エスキースの状態から解答の状態にグレードアップするのに時間が掛かる事が解るはずです。
エスキース時点では曖昧だった事も、実際図面化するに当たって再度考え直さなければいけないところが出てくるからです。
試験の時はとにかく時間との勝負。
独学で勉強していると、この”時間との戦い”に対する対策がなかなか出来ません。
出来れば、試験時間より厳しい”5時間”で仕上げるなどの自分なりの制約を課して取り組むと良いかもしれません。
自宅だと周囲に圧倒されずに勉強が出来るので、意外とはかどります。
コレが大問題なのです。
私は、模擬試験も行わなかった愚か者なので・・・
当日試験中に、周囲のペースにのまれてしまいました。
エスキースがうまくいかず悩んでいると、もう周囲では製図を始める音がし出すのです。
ドラフターを巧みに操り、シャッシャカ製図する音を聞くとさすがに焦ります。
焦ってさらにエスキースがうまくいきません。
ついにはエスキースに3時間半~4時間くらいかけて製図を始めました・・・
結果、汚い書きかけの図面を提出する結果となってしまったのですが・・・
でも、どういうわけだか合格したのです。
これは、エスキースが良かったからなのか?解りませんが、
一つ言える事は、
”図面は汚くても・書きかけでも受かる”
という事です。
ですから、学習法のポイントとしては
エスキース力アップが最重要。
後は、それをどんな形でも書ききること。
それを心がけ勉強をするが合格への一番だと思います。
私の体験談からの学習法紹介ですが、少しでも皆さんの助けになればと思います・・・
---
唯一の反省事項は、模試を受験しなかった事。
出来れば、一度は模試を受けて試験の環境に慣れておく事をお勧めします。
それと、ドラフターは市販のものを使いましょう。
私は、友人に借りたイギリス製のほとんどT定規のドラフターを使いました。
角度調節はできないし、定規と、製図版とのスキマ寸法の調整なども出来ないもの。(定規でこすりまくって提出前には真っ黒になってました)
製図版の脚が、端っこについて机からはみ出し固定するのに苦労しました・・・
試験会場で初めてのドラフターセッティング。
とにかく戸惑いました。
---
■一級建築士の試験要綱はこちらから
■独学で一級建築士~学科試験編はこちらから
合否が気になるところと思いますが・・・
前回、「独学で一級建築士~学科試験編」と、記事を書いたもので引き続き実技試験についてもノウハウをお教えいたします。
---
平成18年度の実技試験のお題は、
市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)
一次試験の結果発表が、平成18年9月12日(火)
ということで、学科試験を自己採点の上、次の実技試験に向けて勉強を始めなければなりません。
実技試験の試験日が平成18年10月8日(日)なので、合否が判定してから試験までおよそ1ヶ月。
この一次試験から合否発表の間の一ヵ月の勉強が合否を別けると言われていますが・・・
そんなにあせる必要はありません。
確実に一次試験をパスしてないとこの課題に向けた勉強が無駄になってしまいます。
そこで私は、一次試験の合否発表までは、製図の基本トレーニングのみに集中する事をお勧めします。
□7月23日から9月12日までの勉強法
まずは、過去問題を手に入れる。
確か、試験後に速報で各学校が予想回答を配っているので、それを参考にしても良い。
(若しくは、日建学○・総合□に通っている友人からテキストを頂くのが良い。)
この模範解答を元に、ただ書き写す。
階段の書き方やら、窓、玄関等の建具の書き方。
方位や寸法の書き方をとにかく覚え込む。
その図面を書くに当たって、自分なりに早く書ける方法を編み出すのがこの期間のポイントだと思います。
決して綺麗に書く必要はない。
これが、最大のポイント。
試験の評価は減点法で行われるので、図面が綺麗でも何の加点もなければ、汚い図面だからって減点もない。
特に建具等も壁に線さえあればOK。
自分が目にした模範解答のうち、一番簡易的な表現をしているものを寄せ集めるのがコツ。
この積み重ねが、試験時間を有効に使うコツとなります。
丸い型とかもフリーハンドでぜんぜんOK。
階段は、全体の長さを先に書き、それを目分量で等分するだけでよいと思う。
※全体の長さと段数がポイント
とにかく、無駄な線、無駄な動きは少なく図面が汚れても気にしないこと。
そう、
図面が汚れても気にしないこと
敢て二回いいました。
一説では、日建学○や総合□等で教えている作図法を使っていると、試験官も独学受験者とは違って、厳しい目で見てしまう傾向があるらしいのです。
これは、あくまでも噂ですが・・・
でも、現実に二度目の受験者は厳しい判断基準がかせられるみたいですし・・・
ちなみに、私の実技の試験回答は散々たるものでした。
学校に通っている人からは、寸法が書いていない人は欠格事項で大幅減点と後から聞いたのですが、私は正にその欠格事項を犯していて時間がなく、3階部分の寸法を書ききることが出来なかったのです。
エスキース(製図前の構想)に時間を掛けすぎて、3階部分は悲惨な状態。
図書館の課題だったのですが、机や本棚を書く時間もなく、部屋と部屋の間はフリーハンドの太い単線。
そこに殴り書きで、「開架書庫」「閲覧室」とかギリギリ書き込み試験が終了。
提出した図面は、明らかに三階部分真っ白の書き途中の図面・・・
---
私は、書ききれなかった事で、落ちた事を確信して嫁さんと残念会を開いていたのです。
もちろん、周囲にも今年はダメでしたと漏らしていたんですけど。
合格発表の日に、嫁さんから連絡があり、「なんか合格者の中に名前あるけど、受験番号調べてみて?」と。
端から諦めていた私は、発表日の二日後に自分が受かっている事を知りました。
それほど、自信がなかったのです。
え~と、何が言いたいかというと・・・
製図が途中でも・汚くても受かる!
という事。綺麗に試験官が見やすい図面を書く必要は何もないのです。
その為に試験勉強に時間を掛け、試験中にもムダに時間を費やす必要がないのです。
ともかく、この期間は、すばやく図面を書く為に時間を費やしましょう。
階段・窓・便器等パーツパーツ練習する事で、仕事と遊びの間に効率よく勉強が出来ます。
---
□9月12日から9月末までの勉強法
この頃になると、学校に通っている人はもう何枚も図面を仕上げている事でしょう。
それでも、まだあせる必要はありません。
学校に通っている人たちは、毎週5時間以上非効率に勉強しているので、効率を上げれば問題はありません。
そこで、学科試験の時もそうでしたが、学校に通っている人から模擬試験等の課題を見せてもらいましょう。
※市販テキストの予想問題集でもOK。
それらの試験問題を元に徹底的にエスキース練習を行います。
この勉強が一番重要です。
試験課題は、真北方向、敷地の大きさ、道路付け(一面・若しくは二面)、建蔽率・容積率、所要室の床面積等を与えられ図面を書く事になります。
その部屋と面積の組み合わせを考えるのがエスキース。
設計の要となります。
---
まずは予想問題に大して簡単にエスキースをはじめてみましょう。
始めのうちはすぐには出来ないので、30分から1時間悩んだあとに回答を見てしまいましょう。
自分の考えた道筋とおおよそ同じかどうか考えます。
おそらく、今回のポイントは
①集合住宅の入り口が診療所の入り口と交差しない。
②集合住宅の諸設備(駐輪場)等の設置位置。
③集合住宅の避難階段(特別避難階段)の考え方。
④集合住宅の二方向非難・採光等バルコニーの設け方
⑤非常用進入口(代替口)等法令設備
⑥MB(メータボックス)、給湯器等の位置関係
などではないでしょうか。
診療所については、その内容により異なるので、それぞれの課題でチェックしてみてください。
逆に、実務経験者の方は東京都の安全条例(窓先空地)などの条例に惑わされずに設計しましょう。
建築基準法のみの試験ですので・・・
と、そんな感じで、自分の考えと回答の違いをチェックしながらエスキースを重ねます。
そこで、チャレンジしてもらいたいのが自分なりのアレンジ。
道路条件、真北条件を変えて、一つの課題に対して何通りかの解答を作ること。
コレを数回続けると、格段にエスキース力がついてきます。
学校に通っている人は、一つの問題を最後まで書ききるので時間をいっぱい使いますが、コレなら短時間に何通りもの問題を解いた事になり、ノウハウが蓄積されていきます。
エスキースは数が命。
綺麗に、完璧になど拘らずに数を重ねましょう。
慣れてくると、通勤途中の電車の中だので”イメージトレーニング”が出来るようになります。
空き時間に効率よく勉強する術を覚えましょう。
ともかく、解答を写すのではなく、練る事、考える事。
そして、解答との違いを探る事が重要。
建築的にすばらしいものを作る必要は全くなく。
ただ単にパズルが見事に組み合わさった図面を書くことを心掛けましょう。
このつじつまがあった図面こそが合格への道です。
このパズルが解ければ大幅な減点はありません。
---
□10月1日~二次試験直前の勉強法
エスキースが慣れてきたところで、全体を書き切る練習をしましょう。
このトレーニングにはまとまった時間を確保しなければいけないので休日などに勉強する事になると思います。
上の学習法(エスキース練習)の合間に行ってもいいと思います。
とにかく、試験時間の”5時間30分”という時間感覚に慣れる事が重要です。
意外と、エスキースの状態から解答の状態にグレードアップするのに時間が掛かる事が解るはずです。
エスキース時点では曖昧だった事も、実際図面化するに当たって再度考え直さなければいけないところが出てくるからです。
試験の時はとにかく時間との勝負。
独学で勉強していると、この”時間との戦い”に対する対策がなかなか出来ません。
出来れば、試験時間より厳しい”5時間”で仕上げるなどの自分なりの制約を課して取り組むと良いかもしれません。
自宅だと周囲に圧倒されずに勉強が出来るので、意外とはかどります。
コレが大問題なのです。
私は、模擬試験も行わなかった愚か者なので・・・
当日試験中に、周囲のペースにのまれてしまいました。
エスキースがうまくいかず悩んでいると、もう周囲では製図を始める音がし出すのです。
ドラフターを巧みに操り、シャッシャカ製図する音を聞くとさすがに焦ります。
焦ってさらにエスキースがうまくいきません。
ついにはエスキースに3時間半~4時間くらいかけて製図を始めました・・・
結果、汚い書きかけの図面を提出する結果となってしまったのですが・・・
でも、どういうわけだか合格したのです。
これは、エスキースが良かったからなのか?解りませんが、
一つ言える事は、
”図面は汚くても・書きかけでも受かる”
という事です。
ですから、学習法のポイントとしては
エスキース力アップが最重要。
後は、それをどんな形でも書ききること。
それを心がけ勉強をするが合格への一番だと思います。
私の体験談からの学習法紹介ですが、少しでも皆さんの助けになればと思います・・・
---
唯一の反省事項は、模試を受験しなかった事。
出来れば、一度は模試を受けて試験の環境に慣れておく事をお勧めします。
それと、ドラフターは市販のものを使いましょう。
私は、友人に借りたイギリス製のほとんどT定規のドラフターを使いました。
角度調節はできないし、定規と、製図版とのスキマ寸法の調整なども出来ないもの。(定規でこすりまくって提出前には真っ黒になってました)
製図版の脚が、端っこについて机からはみ出し固定するのに苦労しました・・・
試験会場で初めてのドラフターセッティング。
とにかく戸惑いました。
---
■一級建築士の試験要綱はこちらから
■独学で一級建築士~学科試験編はこちらから
すみませんでした。
合否発表と試験日を間違えて書いてました。
こんなに余裕ないはず・・・と思いながら気がつきませんでした。
ので、↑訂正しておきました。
あくまで、私の勉強の流れを書いただけなのですが、この勉強法が結果良かったと自負しています。
ともかく、始めは徹底的に早く・簡略的に書く練習。
次にトコトン、エスキース。
そして、その問題を利用してイメージトレーニング。
最後に全体的な時間配分を覚え、
エスキース&自分なりの突破口を見つけるといいと思います。
独学合格を目指してがんばってください!
作図2時間もかけずに受かったなんて、すごいのう。
だんだん作図のコツがつかめてきました。
汚い図面でGO!
サンキュー!
あくまで私の体験談ですが、学校に通っている人から見れば、本当にありえない図面で合格したので、それでもいいんだって思ってます。
採点する方も減点法だし、図面が汚いからって減点する点数も決まった点数以上は引けないのだろうから、その辺割り切って書けばいいのだと思います。
何よりもエスキース命。
パズルを解く事が最優先だと思いました。
ちなみに、僕の時は、駐輪場の場所も、学校に通っている人からは、僕の設定してしまった場所にしてはダメと公表会で言われたと聞いています。
ですが、試験問題にはそんな事書いてないし、全く問題ありませんでした。
試験問題にでている条件以外の先入観からは決して図面を書かないよう気をつければいいんじゃないかなぁ。
使いづらいなぁとかかっこ悪いとか問題外です。
ドンドン割り切って効率的に頑張ってくださ~い!
3年前に出産後受験合格したモノです。
とにかくエスキース力だと思ってます。
いつも成績はギリギリでしたが、子供のために最後まで死ぬ気で頑張って・・・懐かしいです。
ところで、今年、弟が角番で受験したのですが
他に大きなミスはないものの、階段の踏面の線を描き忘れたそうなのです。「階段室」と記載もなく、白い箱だけあるそうです・・・
これって・・・2方向非難ができないと判断されて失格ですかね??すごーく落胆していて、どこにも採点してもらってないそうです。
我が弟ながら情けないったら・・・
もしかしたら他にも大ミスがあるかもしれないし、
今後のためにも採点だけは受けたら?って言ったのですが引きこもり状態です。
ご意見伺いたく・・・。よろしくお願いします。
はじめまして~。
そうですね。エスキースさえキチンと出来ていれば合格できる可能性は限りなく高いと思っています。
私は、一級建築士試験の為に学校に通ったわけでもなく、そこの先生でもないのでなんともいえませんが・・・
私もほとんど真っ白の状態で合格出来たものだから望みは充分にあると思っています。
ただ、学校で採点受けたからといってチティのいうように2方向非難なしと判断されるのがオチなので、合否の不安払拭には繋がらないと思います・・・
でも、私の合格の例もあるので、
例えば下階の階段がそのまま上に続く絵だったり、踏み面だけ忘れた(手摺や矢印は書いた等)の場合は、階段と判断してくれるかも知れませんし・・・
エスキースも学校の模範解答が絶対でないと思うので合否発表のみが”本当”だと思って、諦めるのはまだ早いと思います。
ただ、不合格の時の事を考えると自分の作図の問題点は把握しておいた方が良いでしょうし・・・
学校の採点を受けることは決してマイナスにはならないと思います。
いずれにせよ、今から結果が変わる話でないのでもっと気楽に構えて、前向きに取り組んだら良いと思います。
私の拙い経験談で申し訳ありませんが、参考になればと思っています。