ジョー＆俊介

この間あるお方に私のブログはすっかり少年野球ネタになってると言われたけど　久々にジョーの話、しかも阪神のジョーの話を見つけた

思いきりコピペで申し訳ありませんが、ジョーのファンに見てもらいたい（俊介のファンにもね）ので許してね、デイリーさん 

＜松とら屋本舗＞（５２７）肌で覚えた感覚

2013/09/24 デイリースポーツ 

 

いゃ食った。先輩にメシ連れてってもらいました。酒飲ませてもらって、面白い話たくさん聞かせてもらって…いゃオレじゃない。これは俊介から聞いた思い出話です。

翌日の甲子園のクラブハウス。来ました。城島です。その先輩とは昨季限りで引退した城島健司のコトです。昨日はありがとうございました。そしたら、城島が言う。

「礼なんか言いに来るな。これからもメシ行くのに、そのたび頭下げてたらキリないだろ？次からは礼言うな。絶対に言うなよ。もし今度言いに来たらブン殴るからな」

物騒な…いゃ殴るワケない。城島流の言い回しです。「そういう堅苦しいのは抜きで行こう。分かったな」。そういう意味です。

師弟…そんな重たい関係じゃない。仲のいい兄弟みたいでした。俊介の車のトランクには、常に着替えの入ったバッグが置いてあった。“お泊まりセット”です。ヤツは週の半分近くを城島の家で過ごしていた。勝手に冷蔵庫を開けてビールを飲み、勝手に風呂に入り、時間がくれば直接球場へ…そんな生活の中で、ヤツは城島の考え方や呼吸に触れた。つまり薫陶を受けたのです。

「俺がなんで打撃練習の時にスパイクを履かないか、分かるか？」
驚いた。ある日のコトです。城島が初めて俊介に打撃の話を始めた。
「スパイクは刃があるから、踏み込んだ時に左足が勝手に止まってくれる。でも、トレーニングシューズはしっかり左足を意識して打たないと流れてしまう。バッティングは足の使い方が命。だから練習ではスパイクを履かないようにしてる」

話は続いた。それまで野球の話をしたことがなかった。なのになぜだろう。その日に限って城島は、間断なく俊介に打撃論を語り続けた。

初球の内寄り速球…難しい球でした。でも鋭い反応で左中間にはじき返した。三回、俊介の先制適時三塁打です。あの思い切りの良さ、身のこなし。城島の薫陶を感じた。手取り足取り…そうじゃない。思うにあれは、一緒にいるうちに自然と身に付いた感覚です。

野球の話をしない城島が、初めて打撃論を語った。しかも朝方まで…目が覚めた。勝手知ったるその部屋でいつもと同じように顔を洗い、いつもと同じように冷蔵庫を開けた。そしていつもと同じように、礼も言わず球場に向かった。

城島が引退を表明したのは、その４日後のことだったといいます。

２０１２年９月２９日。城島の引退試合からもうすぐ１年がたちます。鳴尾浜の２軍戦でした。城島は最後の打席で中前適時打を放ち、そのバットを俊介に渡した。今まで本当に…いや、礼は言わない約束です。語り尽くせぬ感謝の思いと言いようのない寂しさ。あの日、俊介が誰よりも泣いたのは、そのためです。（松下雄一郎）

 

ジョーと俊介ってそうだったんだ・・・　かわいがってる後輩の一人というくらいに思っていたけど。

 

そういえば1年前のあの日も、引退試合を終えたジョーが鳴尾浜のクラブハウスに入って行き、いろんな選手が次々に入って行ったけど、俊介は最後の最後、1軍の試合が始まるからもう甲子園に移動せなあかんっていうタイミングまでいて、車を運転して出て行った姿を見たっけ

 

俊介は今年も後半大和が怪我をするまであまり出番はなく、後半少し活躍したけど、来年低位置を奪えるかどうか、このオフが正念場じゃないかなあ。

来年こそ、今年の大和以上に若手の星となって活躍してほしい

 

がんばれ、俊介

 

デイリーの松下さんの記事を読むのも何か久しぶりで懐かしい気持ち

 

それから、最近息子にとっても気になってたこと→上半身だけで打ってて足が使えていないから打てない

うん、そうだよね・・　　トレシューで練習か・・・　なるほど。

 

ジョーって天才だけど、やっぱり練習もすごくしてるし、あと創意工夫がね、すごいというか、やっぱりそう言う所が普通に何気なく練習してる人とは違う一流選手の共通点なのかなって、またつくづく感じました

 

　ジョーの最後のキャッチャー姿

　そして最後のヒット　

　懐かしいなあ～