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鍋物には「気仙沼柚子コショー」!!

2010年12月28日 | 職員日記
みなさんは,「柚子胡椒(コショー)」をご存じでしょうか?

九州地方では「唐辛子」を「胡椒」と称し,
これと柚子の皮と塩を合わせた和風の万能調味料?です。

コショーという名前にも面食らいますが,
彼の地ではうどんや鍋物はもちろんのこと,
刺身や豆腐に載っけたり味噌汁にも入れて食すらしいです。


 ずいぶん前,長崎旅行に行った際,立ち寄った寿司屋の
女将から自家製の一瓶をいただき,
いやはやすこぶる美味でした。

その味が忘れられず,この秋10月,気仙沼産の青柚子と
青唐辛子を直売所でたっぷり買い込み,
手作りにチャレンジしました。



 唐辛子の刺激はさすがに強力で袋を開けたとたんに
目がチカチカ,喉はヒリヒリ。
ゴム手袋で武装して唐辛子の種を外し,すり鉢に塩,
柚子の皮を加え,摺り子木でひたすらすり続けます。

美味い地酒を飲みながらの作業はのんびりと進み,
テレビでは「龍馬伝」が,日本の夜明けは近いゼヨ~!
と叫んでいます。

 出き上がりは鮮やかな緑色。香りと辛みが絶妙で,
寄せ鍋のだし汁がピリリと爽快にしまります。
 
(秋が深まった11月,黄色い柚子と赤い唐辛子で赤柚子コショーも作りました。)

地魚がさらに美味しさを増す暮れとお正月,
オール気仙沼産食材で至福の時間をいただきます。 (mum)
 



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