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一関 ~ 古地図で歩く (その1) ~

2010年11月20日 | 近隣情報
おはようございます。

先週,観光関係者を対象とした体験観光実地研修会があったので,参加してきました。

といっても,今回は我々気仙沼地方振興事務所主催なんですけど・・・

真面目な話になりますが,気仙沼・南三陸地域と一関・平泉・藤沢地域の体験観光の情報共有化や観光関係者の相互理解を図るために年間を通じて数回このような研修会を実施しています。

一緒に同じこと体験すると,不思議と会議室にいるときよりも打ち解け易い感じがしますよね。

そう思いませんか?

さて,今回の実地研修では,一関の江戸末期の田村藩城下町をボランティアガイドの案内で『古地図で歩く』というものでした。

今回のポイントは,時の太鼓,釣山,旧沼田家,苅又一里塚です。

では,研修会のはじまり,はじまり~



★「古地図」

一関の古地図と重ね合わせながら,歩くところを確認。3キロほど歩く予定です。


  

★「時の太鼓」

JR一関駅新幹線乗り場構内に「時の太鼓」が展示されているんです。知ってましたか?

「一関に過ぎたるもの二つあり,時の太鼓と建部清庵」とあり,この太鼓は一関の文化財となっているとのことです。

時を告げるのに,太鼓を用いていたのは,二条城,幕府,御三家など,ごく一部に限られていたみたいです。

ですから,僅か3万石の小藩が幕府から特別の許可を得て,使うことができたというのは不思議なことなんでしょうね。




★「お弁当」

研修自体にほとんど関係ないけど,構内で,どんなお弁当が売っているのかちょっと気になったので・・・パチリ。

フカヒレ弁当やいくら弁当が。気仙沼産・南三陸産なのかな?


  

  



★「釣山」   地図

聞いたことはあったけど,実際に行くのは初めて。

一関が一望できるビュースポットです。紅葉がす~ごく綺麗でした。

一見は百聞に如かず。

行ったことのない方は,是非,どうぞ。


  

★「一関城本丸跡」

現在は,一関保健センターになっていますが,センター入口には本丸絵図があります。

因みに,この辺りは“一関市城内”というのですが,昔,本丸(城)内だったからみたいです。

う~ん,面白いですね。ここにも時の太鼓のレプリカが飾ってありました。


  

  

★「旧沼田家武家住宅」    地図

江戸時代後期に一関藩家老職を勤めた沼田家の住宅。

創建は18世紀の初頭から中頃と推定され,約三百年の歴史を有しているとのことです。

歴史を感じますね~。

因みに,入館料は無料です。

ガイドさんに教えてもらったんですけど,藩主(殿様)のための部屋と自分達の部屋では,天井の高さ違うんですよね

いつものことですが,言われないと気付かないですよね。

そうそう,タンスの中に昭和19年4月1日の新聞が普通にしまってあり,誰でも普通に読むことができるんですが,なかなか面白かったです。なんで,思わず,パチリ。

明日に続く。(Y.N)




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