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東京・奥多摩町の山中で登山客の男女2人の死亡確認…秋の行楽シーズン、山岳事故相次ぐ

2023-11-19 07:03:35 | ニュース
東京・奥多摩町の山中で登山客の男女2人の死亡確認…秋の行楽シーズン、山岳事故相次ぐ
2023/11/15 18:23
TBS NEWS DIG Powered by JNN
(TBS NEWS DIG)
きのう、東京・奥多摩町の山中で登山客の男女2人の死亡が確認されました。秋の行楽シーズンを迎えて、都内でも山岳事故が相次いでいます。

きのう午後2時ごろ、東京・奥多摩町氷川の「川苔山」で、神奈川県の女性(64)が登山道から50メートル下の沢に落ちる事故がありました。

警視庁によりますと、女性は夫と2人で下山中に足を滑らせたとみられ、山岳救助隊などが駆けつけ病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

「川苔山」は秋の行楽シーズンには多くの登山客で賑わいますが、滝のすぐ近くを歩くコースが特徴で、過去にも滑落事故などが相次いでいたということです。

また、奥多摩湖周辺のサス沢山では、今月11日から行方不明となっていた40代の登山客の男性がきのう、登山道から300メートルほど下の沢で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。

警察庁によりますと、新型コロナの行動制限が緩和され登山をする人が増えたことで、去年1年間に全国で発生した山岳遭難は3015件と過去最多を記録。今年7月から8月にかけて発生した山岳遭難の件数も過去最多を更新したということで、警視庁は、▼経験・体力に応じた登山計画を立てること、▼登山計画を家族や友人に伝えておくこと、▼登山届を必ず提出することなどを呼びかけています。



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