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千葉 我孫子で3歳児死亡 母親「ほぼ毎日布団で巻いていた」

2023-09-30 09:17:40 | ニュース
NHKWEB
千葉 我孫子で3歳児死亡 母親「ほぼ毎日布団で巻いていた」
2023年9月30日 7時28分 事件
千葉県我孫子市で布団を巻いて3歳だった息子を死亡させたとして逮捕された27歳の母親が、「ほぼ毎日息子を布団で巻いていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

我孫子市若松の自称・動画編集業、永沼楓月容疑者(27)は去年2月、当時住んでいた自宅で息子の清水奏良くん(当時3)に布団を巻きつけて死亡させたとして傷害致死の疑いが持たれています。

警察によりますと、調べに対し「しつけのためにやった」と容疑を認めているということで、さらに「ほぼ毎日息子を布団で巻いていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

また逮捕前の調べに対し「ふだんから布団で巻いた時は定期的に様子は見ていた。そのまま寝ていることがあった」と説明していたということです。

奏良くんの死因は、吐いたものをのどに詰まらせたことによる窒息死とみられています。

警察は、布団で巻くことが常態化していたとみて詳しいいきさつを調べています。
我孫子市 児童相談所に把握内容を報告せず
 
今回の事件で、我孫子市はより専門的な知見がある児童相談所に、把握した内容を報告していませんでした。

市は事件の2か月半ほど前に自宅を訪問するなどの対応にあたっていましたが、母親や息子と面会できたのは一度だけで、そのときの子どもの様子などから児童相談所には報告せず、電話で確認を続け、3か月後を目安に再度訪問することを決めたということです。

その後、母親と電話での連絡が取れない状況が続きましたが、この決定は変わらず、児童相談所への報告も見送られたままでした。

我孫子市は一連の対応について「結果を重く受け止めて改めて検証し、再発防止に取り組む」としています。

長崎 対馬市長“核のごみ”処分地選定の調査 受け入れない意向

2023-09-27 06:40:07 | ニュース
NHKWEB
長崎 対馬市長“核のごみ”処分地選定の調査 受け入れない意向
2023年9月27日 4時35分 「核のごみ」処分場選定
原子力発電で出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の処分地選定をめぐって、第1段階にあたる「文献調査」を受け入れるかどうか議論が続いている長崎県対馬市の比田勝尚喜市長が、調査を受け入れない意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。

「核のごみ」は最終処分場を設けて地下300メートルより深くに埋めることが法律で定められていて、処分地の選定に向けては3段階で調査を行うことになっています。

このうち第1段階にあたる「文献調査」の受け入れをめぐって対馬市議会は今月12日、賛成派の団体が出していた受け入れの促進を求める請願を10対8の賛成多数で採択しました。

文献調査に応じるかどうかは最終的に市長が決めることになっているため、比田勝市長の判断に注目が集まっていましたが、市長が調査を受け入れない意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。

調査への賛否が分かれる中で、市民の理解を得るのは難しいと判断したとみられます。

比田勝市長は27日に最終日を迎える市議会で、自身の考えを表明する方針です。

「マイナポイント第2弾」申請期限迫る 詐欺メールなどに注意を

2023-09-26 20:07:45 | ニュース
NHKWEB
「マイナポイント第2弾」申請期限迫る 詐欺メールなどに注意を
2023年9月26日 18時19分 マイナンバー
最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」の申請期限が9月末に迫る中、総務省はポイントを申請させるように見せかけて、クレジットカードの番号や個人情報をだまし取ろうとする詐欺メールや偽サイトなどに注意するよう呼びかけています。

マイナンバーカードの取得などで最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」の申請期限は9月末までとなっていますが、総務省によりますと、およそ2000万人が申請を行っていないということです。

こうした中、総務省は、申請期限が迫っていることに乗じた詐欺に注意するよう呼びかけています。

具体的には
▽ポイントの申請を促すメールを送りつけて偽サイトに誘導し、クレジットカードの番号や、氏名・生年月日などの個人情報をだまし取る手口や
▽総務省や市区町村の職員をかたって、申請のために手数料が必要だとして、金をだまし取ろうとする電話などが確認されているということです。

総務省は「少しでも不審に思ったら最寄りの警察署か『マイナンバー総合フリーダイヤル』の0120-95-0178に相談してほしい」としています。
川崎市の受付窓口には市民が次々と
 
各地の自治体窓口の中には駆け込みで訪れた人たちで混雑するところも出ています。


このうち、川崎市が区役所に設けた受付窓口には、申請期限が4日後に迫る中、26日も午前中から市民が次々に訪れていました。

川崎市は市内9か所にこうした窓口を設けていますが、いずれも9月上旬ごろから混雑が特に目立つようになってきたということです。

窓口ではスマートフォンでの申請の支援などをしていて、担当のスタッフが丁寧に応じていました。

川崎市の窓口は申請期限の前日、今週金曜日の29日まで、午前9時から午後5時まで受け付けています。

川崎市デジタル化施策推進室の岡村弘幸担当課長は「非常に忙しいです。ポイントの申請をしたい方でわからないことがあれば、なるべく早めに窓口にお越しいただきたい」と話していました。

“時給上がったから働く時間減らさないと”「年収の壁」対策へ

2023-09-25 23:40:11 | ニュース
“時給上がったから働く時間減らさないと”「年収の壁」対策へ
2023年9月25日 19時52分 ニュース深掘り
一定の年収を超えると、配偶者の扶養を外れて社会保険料の負担が生じ、手取りが減ってしまう、いわゆる「年収の壁」をめぐり、岸田総理大臣は、手取りが減らないように取り組んだ企業に対し、従業員1人当たり最大で50万円を助成する対策を来月から実施する方針を明らかにしました。

「年収の壁」を超えると手取りの収入が減るため働く時間を抑える人がいて、人手不足の要因とも指摘されています。こうした懸念の声を払しょくできるのでしょうか。
目次
  • 「年収の壁」とは
  • 注目
    スーパーでは人手不足への懸念
目次を開く
「年収の壁」とは
企業などに勤め、厚生年金や健康保険に加入している配偶者の扶養に入っている人は、みずから社会保険料を支払わなくても、基礎年金を受給できるほか、保険診療を受けることができます。

ただ、パートなどで働き一定の年収を超えると扶養を外れてみずから保険料を支払う必要があり、手取りが減ることから「年収の壁」と呼ばれています。

従業員が101人以上の企業などで働く人は、年収が106万円を超えると扶養を外れ、厚生年金や健康保険の保険料の支払いによって手取りが減り、おおむね125万円まで、その状態が続きます。
  • 注目
スーパーでは人手不足への懸念
パートタイムの従業員が多く働くスーパーの業界からは、「年収の壁」を意識して従業員が労働時間を減らすことによる人手不足への懸念の声があがっています。
「月収8万8000円を超えないように…」
山梨県を中心に15店舗のスーパーを展開する「いちやまマート」は、従業員1400人余りのうち、およそ8割にあたる1100人ほどがパートタイムで働く人です。

商品の陳列などを担当する従業員の齋藤麻衣さん(34)は、スマートフォンのアプリで出退勤の時間や、日当などを毎日記録しています。

年収の壁を越えないよう徹底して管理し、1週間の労働時間が20時間を超えないように抑えています。


齋藤麻衣さん
「夫の扶養から外れないように、毎月8万8000円を超えないように気にしています。今の時給で社会保険料を引かれてしまうと生活が厳しい。正直年金などで返ってくると言われてもどこまで返って来るのか分からないので毎月管理したほうがいいと思っています」
実際どれぐらい“損”する?
「年収の壁」を超えると、世帯でどれくらい“損”をするのか?

条件は住んでいる地域や勤めている会社の規模によって異なります。

野村総合研究所が条件を設定して、次のような試算をしています。


[条件]
●二人世帯(他に扶養者なし)
●夫の年収 500万円(家族手当含まず)
●税金や保険料が引かれる
●妻はパートタイムで働く
●妻の年収が…
 ・100万円超で住民税がかかる
 ・103万円超で月額1万7000円の会社の「家族手当」支給停止
 ・106万円超で社会保険加入
妻の年収が100万円のときは世帯の手取り額が「513万円」ですが、妻の年収が106万円に上がると社会保険料などの支払いが増え、手取り額は「489万円」に減ってしまうのです。この差額の「24万円」がいわば“働き損”です。

「年収の壁」を超えて手取りを増やすには、妻は年収の4割増しにあたる138万円以上になるまで働かないといけないということです。
賃上げの影響 「年収の壁」に早く到達するから…
 
さらに人手不足の要因と考えられるのが、最低賃金の引き上げです。

山梨県の最低賃金は、来月から時給898円から938円まで上がります。

このスーパーでは、パートタイムで働く多くの人たちの時給を、この3年間は毎年30円程度あげ、来月からさらに上げる予定です。

しかしその分、106万円とされる「年収の壁」に早く到達することから、配偶者の扶養の範囲内に収めようと労働時間を減らす人が増えているということです。

山梨県中央市の店舗では、毎週木曜の安売りの日には、客が増えるものの従業員の数が足りないためレジを十分に開けられず、稼働できないレジの前には休止中の看板が置かれていました。

また、パンのコーナーでも一日に何回もパンを焼き、焼きたてを提供してきましたが、従業員不足の影響で午後早い時間までにすべて作り終え、夕方以降に焼くのを取りやめざるをえなくなったということです。


いちやまマート 辻隆元 取締役
「扶養の範囲で働きたい人の時給単価が上がり、労働時間を減らしてほしいと依頼されるが、減らした分は新しく人を採用する必要がある。しかし、昨今の人手不足で採用も困難となっていて、厳しい状況となっている」
賃上げも 多くの人が就業調整か
「年収の壁」をめぐっては最低賃金の大幅な引き上げが続くなか、パートタイムで働く人たちなどが年収を配偶者の扶養の範囲内に収めようと働く時間を減らす「就業調整」を行うことが、企業の人手不足を加速させていると指摘されています。

最低賃金は、今年度までの10年間で4回にわたって引き上げ幅が過去最大を更新し、10年前の2014年に全国平均で時給780円でしたが224円上昇し、今年度は時給1004円となりました。

内閣府によりますと、最低賃金の影響が時給に直結しやすいパートタイムの時給は2021年までの過去25年間でおよそ30%上昇した一方で、年収の伸びはおよそ5%にとどまっていて、時給が上がっても必ずしも年収アップにつながらない状況が続いています。

また、パートタイムで働く人の1か月の総実労働時間の平均は1997年には96.8時間でしたが、減少傾向が続き、2021年には78.8時間と減少しています。

厚生労働省が2021年に行った調査では、配偶者がいるパートタイムで働く女性のうち、21.8%の人が「就業調整」をしていると回答しています。

その理由については、複数回答で聞いたところ、
▽「一定の年収を超えると配偶者の健康保険、厚生年金保険の被扶養者からはずれ、自分で加入しなければならなくなるから」と回答した割合は57.3%、
▽「一定の労働時間を超えると雇用保険、健康保険、厚生年金保険の保険料を払わなければならないから」と回答した割合は21.4%となっています。
「就業調整」している > していない
民間のシンクタンク、野村総合研究所が去年9月に行った調査では、配偶者がいてパートタイムやアルバイトとして働く全国の20歳から69歳の女性およそ3000人のうち、61.9%が「就業調整」をしていると回答し、38.1%の「調整していない」を大きく上回りました。

また、59.4%が時給の上昇によって以前より「就業調整」をせざる得なくなったと感じた経験があると回答しています。

さらに年収の壁を超えても手取りが減らないのであれば年収が多くなるよう働きたいかと尋ねたところ、「とてもそう思う」が36.8%、「まあそう思う」が42.1%と、あわせて80%近くが年収が多くなるように働きたいと考えていることがわかりました。

こうした調査結果などから、スーパーの業界や宿泊業界などパートタイムで働く人を多く雇用する企業からは、年収の壁を意識した就業調整が人手不足の要因となっているとして、対策を求める声があがっていました。
  • 注目
週内に「支援強化パッケージ」決定へ
 
岸田総理大臣は25日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「若い世代の所得向上や人手不足への対応の観点から『年収の壁・支援強化パッケージ』を週内に決定し、時給1000円超えの最低賃金が動き出す来月から実施していく」と述べました。
《106万円の「壁」》
厚生年金が適用される企業などで、働く人が扶養を外れる「106万円の壁」について、年収がおおむね125万円を超えると手取りが増え始めるため、その水準まで手当を支給したり、賃上げを行ったりした企業に対し、従業員1人当たり最大で50万円を助成するとしています。

今回の助成金は手取りが減らないようにするためのものですが、期限を設ける予定で、いわば当面の対策です。

先週開かれた厚生労働省の審議会では根本的な解決策として、保険料を減免して手取りが減らないようにする案について議論されましたが、委員からは、そもそも扶養に入っていない人との公平性に欠けるなどと異論が相次ぎました。

厚生労働省は再来年に行う予定の年金制度改正に向けて、引き続き議論していくことにしています。
《130万円の「壁」》
一方、従業員が100人以下の企業や業種により、厚生年金の適用対象になっていない職場で働く人は、年収が130万円を超えると扶養を外れ、国民年金や国民健康保険の保険料を支払うようになりますが、国民年金の制度上、将来受け取ることができる年金額は、自身で支払っていない時と変わりません。

このため今回の対策では、130万円を超えても、一時的な増収であれば2年まで扶養にとどまれるようにする方向で調整しています。

また厚生労働省は今後、厚生年金に加入できる要件を緩和して、年金の保険料を支払えば受け取れる年金が増える対象を増やし、「壁」を意識せずに働いてもらえるようにしていきたいとしています。
《「壁」を超えるメリットも》
厚生年金や健康保険に加入することで、将来受け取ることができる年金が増えるほか、けがや病気で休んだ際の「傷病手当金」や「出産手当金」を受け取れるといったメリットもあります。

そうした点をいかに周知していくかも課題となります。
専門家 “制度の抜本的見直し必要”
 日本総合研究所 西沢和彦理事
社会保障制度に詳しい日本総合研究所の西沢和彦理事はNHKの取材に対し、「130万円の壁」への対策について「これから年末にかけて繁忙期も迎える中で、残業できたり、労働時間の延長に事業主が賞与で報いたりしやすくなり、即効性はある」と評価しました。

一方で「扶養の範囲が拡大することは、恩恵を受けていない人からは不公平にも映る」と指摘したほか、「子育てや介護など、自分の時間と働く時間のバランスの中で、こうした働き方をパートの人が望んでいるのか疑問がある」と述べ、対策の実効性には不透明な点もあると指摘しました。

そのうえで「今回の対策は、あくまで人手不足対策という経済対策にとどまっているが、正社員の夫とそれを支える専業主婦の妻という過去の価値観で作られている現行の制度を、新しい価値観で見直していく視点が重要だ」と述べ、扶養のあり方を含め、抜本的な見直しが必要だという考えを示しました。





おかしな話だ。
年収が増えたら減らす、・・・・

処理水放出1か月 中国の日本産水産物の輸入停止 影響広がる

2023-09-24 07:55:13 | 合唱
処理水放出1か月 中国の日本産水産物の輸入停止 影響広がる
2023年9月24日 6時21分 福島第一原発 処理水
東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出が始まってから、24日で1か月となります。
放出に反対する中国政府は、日本産の水産物の輸入を全面的に停止していて、日本からの輸入が大幅に減るなど影響が広がっています。
中国政府は、福島第一原発にたまる処理水の放出に反対し、処理水を「核汚染水」と呼んで「直ちに放出をやめ、近隣諸国を含むすべての利害関係者と十分に意思疎通を図るべきだ」などと主張しています。

中国では処理水の放出計画を受けて、7月以降、各地の税関当局が輸入規制を強化したほか、放出が始まった先月24日からは日本産の水産物の輸入を全面的に停止しました。

その結果、先月の日本からの水産物の輸入額は、日本円でおよそ30億円となり、去年の同じ月と比べて67%余り減少するなど、影響が広がっています。

処理水の放出直後には、北京にある日本大使館にレンガの破片が投げ込まれるなどしたため、中国国内でのデモが警戒されましたが、これまでのところ大きな抗議活動は伝えられていません。

また国営メディアによる放出に反対するキャンペーン報道も放出から1か月がたち、次第に減ってきています。

ただ日本政府関係者によりますと、北京にある日本大使館には、依然として1日に5000件から2万件程度、嫌がらせの電話がかかってきているということで、日本政府は中国側に対応を求めています。
中国の日本料理店でも影響続く
 
中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止する中、現地にある日本料理店では、日本の水産物が仕入れられなくなり売り上げが大きく減るなどの影響が続いています。

このうち、上海中心部にある、谷口義忠さんがオーナーシェフを務める日本料理店では、中国政府が日本産の水産物などの検査を厳しくする方針を示した7月上旬以降、日本からの水産物を全く仕入れられない状態が続いています。

谷口さんは、日本から仕入れていた魚を、中国国内などで水揚げされた魚に代えましたが、日本産の魚とは品質や鮮度が違うため、調理方法を工夫するなどの対応を余儀なくされました。

しかし処理水の海洋放出が始まった先月24日以降は、中国人の客は以前に比べて8割ほど減り、全体の売り上げも3割ほど落ちているということで厳しい経営が続いているといいます。

谷口さんは、日本からの水産物の輸入再開にめどがたたないなか、日本料理でも使える品質や鮮度の水産物を自分の目で見つけようと、今月からは国内の海鮮市場を回り始めています。

今月中旬には、沿海部・山東省煙台にある海鮮市場を訪れ、市場に並ぶ水産物の種類や鮮度などを確認し、刺身で食べられるカワハギやウニ、それに、イイダコなどを仕入れていました。

谷口さんは、店に戻り、仕入れたイイダコを下ごしらえしてからゆで、酢みそをかけて提供していました。
谷口さんは「日本人の料理人としてひと手間かけて日本料理を提供しています。厳しい状況は長く続くかもしれませんが経費も削減しながら今、手に入るもので、勝負するしかありません。下を向かずに納得できる料理を出していきたい」と話していました。
中国国内の水産物も消費落ち込みか
 
中国では国内で水揚げされる水産物の消費も落ち込んでいるとみられ、現地の関係者から懸念の声が上がっています。

このうち、中国国内有数の水揚げ量を誇る山東省にある海鮮市場を、今月中旬に訪れると、魚やさまざまな種類の貝などの水産物が並び、貝の殻をむく作業をしたり、買い付けに訪れたりする人の姿が見られました。

水産物を販売する男性は「日本の『核汚染水』の影響が大きく、売れ行きはあまりよくないです」と話し、貝を販売する女性も「『核汚染水』が出ているのに、どうやったら、商売できると思いますか」と話していました。

またカニなどを販売する女性は「日本が、放出している水をちゃんと処理しているのか知りませんが、しっかり対応するよう希望しています」と話していました。

また国民の間にも中国で水揚げされる水産物への警戒感が広がっていて経済都市・上海では、海鮮を食べるのは避けているという声が聞かれました。

このうち70代の女性は「以前は海鮮を食べることが、一番好きでしたが、『核汚染水』の体への影響を心配して、今は食べていません」と話したほか20代の女性も「上海で水揚げされた海鮮は、日本に近いので食べないようにしています」と話していました。

また30代の男性は「みんな『核汚染』という言葉を敏感に捉えています。実際にどんな影響があるのか本当のところよくわかっていませんが国が『確実に影響がある』としている以上、影響はあるだろうから、できるだけ食べないようにしています」と話していました。