Rainbow Gate

日々新しい自分に目覚めていく生き方を存在の癒し、陰陽師、シャーマン、錬金術ワークなどを使いお手伝いさせて頂きます♪

健康学 生活習慣病(高血圧) 

2005-03-17 16:39:10 | 解剖生理学・衛生学・健康学・その他の学問
高血圧(サイレント・キラーとも呼ばれる)
最大血圧が140mmHg以上、或いは最小血圧が90mmHg以上の場合には治療が必要と考えられます。
但し、40歳以下の若年者や、やはり脳卒中や心筋梗塞の原因になる糖尿病を合併している患者さんでは、もう少し厳しい基準つまり最大血圧で130 mmHg以上、或いは最小血圧で85 mmHg以上の場合治療が必要と考えられます。

※心臓収縮により動脈が拡張し、なかの圧力が最高値になる値=収縮期血圧(最高血圧)。
逆に、心臓拡大により、全身から心臓に血液が戻ってくる時に動脈内の圧力が最小値になる値=拡張期血圧(最低血圧)。

高血圧の80%は本能性高血圧。治療に反応しやすく性質の良い高血圧。
15%は腎高血圧といい、腎疾患に伴う。
5%はホルモンの異常による。

原因:本能性(一次性)高血圧は、原因が分からない。
原因がわかる高血圧を二次性高血圧(症候性高血圧)。全体の1割もいない。
遺伝的な体質、腎臓の障害に加えて、塩分の摂り過ぎ、肥満、喫煙、ストレスなども高血圧になる危険性を高める。

症状:本態性高血圧の症状は、肩こり、眩暈、動悸、胸部圧迫感などは、動脈硬化、四十肩、変形性関節症など高血圧以外の原因。
高血圧特有の症状がない。
急に起こってきた場合は、頭痛や眩暈を訴える事がある。
また、脳・心臓・腎臓などに障害が起こってくると、眩暈、息切れ、浮腫みなどの症状が出るようになり、さらに進むと脳卒中・心筋梗塞などの合併症が起こるようになる。

無自覚の事が多いので、定期的に測定するように心掛ける。

高血圧が長く続くと、動脈硬化が起きやすくなり、全身の細動脈の硬化性病変をひき起こし、脳では脳出血・脳梗塞、心臓では狭心症・心筋梗塞、腎臓では腎不全の原因となりえる。

主な治療法
肥満傾向の方や血糖が高めの方、またコレステロール、中性脂肪などの血液中の脂肪が高い方が多いので、日常生活いわゆるライフスタイルの改善が必要。特に食事の塩分制限。
食事療法:コレステロールが高い方は、コレステロールの多い食物を制限する必要が有る。
塩分摂取は1日7g以下厳守。(日本人の1日塩分摂取の目標値は、10g未満)
加工食品に含まれる塩分
梅干し1個(10g): 約2g
しらす(半乾燥)大さじ山盛り1(10g): 約0.6g
塩ます1切れ(80g): 約4.6g
焼きちくわ1本(100g): 約2.4g
食パン1枚(60g): 約0.8g
バター大さじ1(13g): 約0.2g
プロセスチーズ1切れ(20g): 約0.6g
ロースハムうす切り1枚(20g): 約0.6g
焼き豚1切れ(25g): 約0.6g

外食品に含まれる塩分
天ぷらそば・山かけそば・月見そば : 約6g
ざるそば : 約3g
ラーメン : 約4g
みそラーメン : 約6g
カツ丼 : 約4.5g
天丼 : 約4g
握りずし : 約4g

おかずに含まれる塩分
サンマの塩焼き(しょうゆはかけない): 約1.5g
豚肉のしょうが焼き : 約3g
おひたし(かけしょうゆ小さじ2/3含む): 約0.5g
冷奴(かけしょうゆ小さじ2/3含む): 約0.5g
納豆(しょうゆ小さじ1含む): 約1g
だし風味調味料顆粒状1袋(6~10g): 約2~3g
固形ブイヨン1個(4g): 約2.5g

日常生活の改善:喫煙の厳禁、飲酒の制限。適度な運動、ストレスの軽減(副交感神経の興奮などが複雑に影響するといわれる)。

薬物療法:どのような理由で血圧が高くなっているかによって、循環血液量を減らしたり、血管を拡張させたり、心臓の働きを抑えて、心臓からの血液の拍出量を減らす薬を用います。
現在使われているのは、利尿剤や血管拡張剤、交感神経抑制剤、レニンアンギオテンシン酵素阻害剤。このうち、血管拡張剤としてのカルシウム拮抗剤、交感神経抑制剤、レニンアンギオテンシン酵素阻害剤がよく使われる。
投薬は毎日きちんと飲みましょう!



最新の画像もっと見る