JDR.小野明夫 プロフィール

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富士フイルムホールディングス・古森重隆氏の経営哲学

2020-09-29 09:47:34 | 日記

JDR.株式会社の小野明夫です。
経営哲学について紹介します。

富士フイルムは2000年以降に大きな変革を遂げます。それは言うまでもなくトップである富士フイルムホールディングス古森重隆氏が持つ経営哲学でリーダーシップを発揮したことに起因しています。
根本には、自分たちの会社を支えてくれている社員や家族そして顧客や株主のためには、会社を継続・発展させなければならないという強い信念があります。

そのためには、過去の成功体験を捨て、そこから脱却するとことも厭わないという考えでした。
富士フイルムは写真関係のメーカーとして大きく成長し、優良企業として業界のトップを走っていました。

ところが、技術革新のうねりから、アナログ技術からデジタル技術への転換を余儀なくされます。
そこでアナログの代表であるフイルム事業から撤退し、デジタルへ大きく舵を切ります。多くの社員に希望退職を願うこともし、リストラを成功させます。

そして医療機器や化粧品に重点を置きながら、先進技術を取り入れ、見事に会社を立て直したのです。
同社の先進研究所には梟の像がありますが、ローマ神話の女神ミネルバは、ひとつの時代が終わると夕暮れに梟を放ったという話にちなんだとされています。

JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫


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