約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がる札幌市を代表するフラワーパークです。
今日は「百合が原公園」です。5月に「チューリップとムスカリとペチュニアと」を鑑賞に来て以来で公園のウェブサイト「お知らせ」によれば6月27日(火)~7月17日(月)までの予定で【ユリ展~原種をはじめとしたユリの紹介~】が、6月20日(火)~8月13日(日)までの予定で【フクシア展~多彩な花色と花形のフクシアコレクション~】が開催されています。更に「世界の百合広場」のユリなども次々に開花をはじめており見どころが満載であるということで両展示会とユリなどを鑑賞すべく訪問することにしました。今日も時間の都合の良いバス便で地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バスでやってきました。
今日は「百合が原公園」です。5月に「チューリップとムスカリとペチュニアと」を鑑賞に来て以来で公園のウェブサイト「お知らせ」によれば6月27日(火)~7月17日(月)までの予定で【ユリ展~原種をはじめとしたユリの紹介~】が、6月20日(火)~8月13日(日)までの予定で【フクシア展~多彩な花色と花形のフクシアコレクション~】が開催されています。更に「世界の百合広場」のユリなども次々に開花をはじめており見どころが満載であるということで両展示会とユリなどを鑑賞すべく訪問することにしました。今日も時間の都合の良いバス便で地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バスでやってきました。
フクシア展とユリ展の会場である温室のある「百合が原 緑のセンター」。本日は午後の予定もあり早めに家を出たので公園到着は「緑のセンター」のオープン前。先に園内(屋外)を周ることにします。
《百合が原公園MAP》
①世界の百合広場 ②世界の庭園 ③百合が原緑のセンター 温室 ④ロックガーデン ⑤ヒースガーデン ⑥ローズウォーク ⑦ライラックコレクション
⑧ビーチヘッジ ⑨ムスカリの道 ⑩かおりの庭 ⑪宿根草園 ⑫ダリア園 ⑬バラ花壇 ⑭ボーダーガーデン ⑮あじさい園 ⑯ふじ棚 ⑰芝生広場 ⑱リリートレイン ⑲レストラン百合が原 ⑳ガーデンショップ
札幌市北区の総合公園として昭和58年(1983年)に開園した「百合が原公園」は敷地面積25.4haもの広大な公園です。朝から園内を散歩する人を多く見かけます。まずは昭和天皇陛下御在位五十年記念事業で造成されたという①「世界の百合広場」に向かいます。同広場には公園のシンボルである約100種類のユリが植栽されているそうですが開花しているのは一部です。それでも予想よりは多くのユリが咲いていました。
早咲きの《タケシマユリ》。
日本固有種《ササユリ》。《タケシマユリ》の背後で開花中です。淡い桃色や白色の清楚な印象で日本人の抱くユリそのものの花姿です。
大群生の《リーガルリリー》。ただ開花は2~3割程度でした。
《リーガルリリー》の園芸品種‘ アルバム’。
周回路でも何種類かのユリが咲いていました。《アジアティックハイブリッド‘コサージュ’》。
《アジアティックハイブリッド‘プラト’》。
《アジアティックハイブリッド‘カテドラル ウインド’》。
《アジアティックハイブリッド‘ブルズ アイ’》。
支笏湖の名がついたユリ《アメリカンハイブリッド‘レイクシコツ’》。
同じく摩周湖の《アメリカンハイブリッド‘レイクマシュウ’》。
《アメリカンハイブリッド・リリウムパーダリウム‘レッドサンセット’》。
「星形花壇」。花壇を縁取るラベンダーは満開状態でしたが中央に植栽されたオレンジ色に咲くというユリ‘コルトーナ’の開花はもう少し先のようでした。
「星形花壇」から見たサイロ。
丁度サイロが収まるようにフォトフレームが設置されていました。
⑰「芝生広場」。
公園内の各所に“バラが見頃を迎えています”と表示が出ていたのですが周った感じでは少し見頃を過ぎていました。ただモニュメント「北の森たち」を囲む「バラ花壇」は見頃でした。
外延部の《ラベンダー》。
そしてバラ《ドームシュタット‛フルタ’》です。
園内を1周して「百合が原 緑のセンター」へ。
フクシア展とユリ展が開催されています。
まずは「中温室」の「フクシア展」へ。 フクシアは英名では「Lady’s eardrops(貴婦人のイヤリング)」とも呼ばれるそうで吊るしスタイルでの展示が多く目を惹きます。
花の雰囲気が名前そのままの《ティンカーベル》。
続いて「小温室」の「ユリ展」。展示会では北海道や日本で作出されたハイブリッドのユリを中心に展示しているそうです。
北海道の板垣寿夫氏によって作出されたというユリ《アジアティックハイブリッド ‘ドリーム’》。
同じく《アジアテックハイブリッド‘ドルチェ’》。
こちらは北海道の藤島昇吉氏によって作出されたというユリ《アジアティックハイブリッド‘金扇’》。
同じく《アジアティックハイブリッド ‘北の星’》。
展示会の一角で注目したのが酪農学園大学のコーナー。日本原産の植物であるユリを古典園芸的に楽しめるよう《ミチノクヒメユリ》を交配親に作られたユリたちを展示しています。小型で耐寒性のある品種となるため札幌のマンション・ベランダでも越冬させ楽しめる可能性を秘めているそうです。
儚さのある花姿が魅力的なため盆栽仕立てにしたというユリ《白河(SHIRAKAWA)》。
「大温室」では⦅ペチュニア》を中心に展示していました。
「百合が原公園」名物の「ゆり根どら焼き」。土産に購入しました。
最後にバスの時間までもう一度「サイロ」近くのユリを見て楽しみました。以上で本日の散策終了。ありがとうございました。
【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原公園管理事務所」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-4722
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原公園管理事務所」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-4722
【緑のセンター】
会館時間:8時45分から17時15分
入館料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合は、翌平日休館)
【ユリ展~原種をはじめとしたユリの紹介~】
開催期間:2023年6月27日火曜日から7月17日月曜祝日
開催場所:百合が原緑のセンター 小温室
【フクシア展~多彩な花色と花形のフクシアコレクション~】
開催期間:2023年6月20日火曜日から8月13日日曜日
開催場所:百合が原緑のセンター 中温室
(2023.7.5)