「学校法人八紘学園(はっこうがくえん) 北海道農業専門学校」は札幌市豊平区月寒の市街地に隣接する63haの敷地を持つ2年制・全寮制の農業専門学校。 農業の未来を担うリーダーを育てる1930年設立の歴史のある学校です。キャンパス内の「果樹園」では「サクランボ狩り」など季節の果物の収穫体験が楽しめます。園内で採れた農産物等の「野菜直売所」も人気です。
本日は昨年に続いて「八紘学園果樹園」で「サクランボ狩り」です。毎年楽しみにしているイベントで今年もサクランボが店頭に並び始める時期になり八紘学園のウェブサイトを頻繁にチェックです。先月末には「2023年のさくらんぼ狩り情報」として「7月5日(水)の9時から開始!」との告示が出ました。期間は収穫終了までなので初日の7月5日に早速でかけてきました。
本日は昨年に続いて「八紘学園果樹園」で「サクランボ狩り」です。毎年楽しみにしているイベントで今年もサクランボが店頭に並び始める時期になり八紘学園のウェブサイトを頻繁にチェックです。先月末には「2023年のさくらんぼ狩り情報」として「7月5日(水)の9時から開始!」との告示が出ました。期間は収穫終了までなので初日の7月5日に早速でかけてきました。
「サクランボ狩りのお知らせ」。食べ放題60分間で大人1,200円(去年より200円アップ)。持ち帰りは100g当たり200円です。なお今年も昨年に続いて「予約不要」です。
当日は地下鉄東西線「円山公園駅」から「大通駅」で東豊線に乗り換え「福住駅」で下車。日差しが強いのでタクシーで「果樹園」に向かいます。昨年来た際にはタクシー運転手が場所を良く知らず迷った末に「ツキサップじんぎすかんクラブ 」の入口で降ろされたので用心して地図持参です。今年の運転手は「菖蒲園の奥へ行けば良いのですね!」と何となく場所は判っているようでしたがサクランボ狩りの存在は知りませんでした。やはり“知る人ぞ知る穴場のサクランボ狩り”のようです(地図)。
「北野通り」から「菖蒲園」方向へ向かうポプラと白樺の並木。
「果樹園」の場所を良く知らない人のためでしょう。処々に案内表示が出ていました。果樹園経営訓練も教育の一環なのでしょう。毎年少しずつ改善努力が感じられます。
「ツキサップじんぎすかんクラブ 」の駐車場がくだもの狩りの駐車場としても利用されていました。この先は車両進入禁止となっていたためこちらでタクシーを下車。
少し歩いて「八紘学園果樹園」に到着です。
到着後先ず黄色いテント下の受付で料金を払い持ち帰り用のプラスチックトレーと食べたサクランボの種を入れるプラ袋を受け取ります。
先ずはリンゴ畑奥のサクランボ園へ。
午前10時過ぎで既に多くの来園者がサクランボ狩りを楽しんでいました。1人で持ち帰り用のプラスチックトレーに3~4パックも狩り取る人もいます。値段を考えると気持ちは判ります。
まだまだ始まったばかりなのでたくさんのサクランボです。
木に掲示されている品種名を見ながらサクランボを食べていきます。結果的にはどの品種もそれぞれ美味しかったのですが少しずつ特徴があります。
お馴染み《佐藤錦》。甘みと酸味がバランスした味の良さと外観の美しさで有名。人気品種でもあるようで木の本数も最も多く感じました。
お尻の部分がややとがった短いハート形の《水門》です。果皮はきれいな色合いで果肉はやわらかめ。こちらも美味しい品種です。
人気の《南陽》。実が大きくしっかりした歯ごたえ。『さくらんぼの王様』 で木の本数も少ないので既にたくさん食べられていました。
《紅秀峰》。甘味がすっきりした味わい。
高砂《高砂》。柔らかな食感。
そして《グレート南陽》です。こちらも既に多くが狩り取られていました。
本日最も気に行ったサクランボの木。園内には植えられている品種も多く夫々が美味しいですし同じ木によっても熟度で味わいが違うので感覚的なものですが・・。
《はるちゃん》です。ネットで検索しても出てこないので珍しい品種のようです。甘みが強く果肉が柔らかめ。酸味もあり本日一番の気に入り品種でした。
続いて受付隣のサクランボ園にも行ってみます。係の生徒さん曰く陽当たりの関係で生育は少し遅れぎみのエリアだそうです。
前のエリアとだいたい同じような品種が栽培されていたのですが見つけられなかった《サミット》。肉厚で色が濃いほど甘味が強いといわれる品種。粒も大きく贈答用などに見映えが良さそうです。
こちらにも《グレート南陽》がありました。少し熟度が足りないようですが持ち帰り用には良さそうでした。
ということで本日の収穫。底の深いトレー一杯に《はるちゃん》、《水門》、《グレート南陽》、《サミット》、《佐藤錦》などを狩りとりました。贅沢な盛り合わせです。
順番に並んで受付で計量していただきます。
妻と二人分で“1kgですね!2,200円(税込み)です!”ということでお支払いしました。帰宅して量ってみると1,160gありましたので160g分はサービスでした。大変良い買い物でした。
ちなみに「八紘学園果樹園」の次のくだもの狩りは8月上旬からの《ブルーベリー》です。見逃すことのないようにします。
「サクランボ狩り」を終え地下鉄「福住駅」へ戻ります。果樹園からの出入り口付近。
「福住駅」に向かう途中の学園実習農園で「第10回北海道フィールドトライアル2023」の準備が行われていました。
道内外の園芸関連団体などが参加するイベントで八紘学園の学生さんが花苗の植えつけから管理までの実習を行ったものだそうです。
さらに途中の八紘学園の「牛舎」。
放牧中の牛さんです。
ポプラと白樺の並木を抜けていきます。
菜の花畑の向こうには「八紘学園農産物直売所」。
「八紘学園農産物直売所」。
「八紘学園農産物直売所」名物のソフトクリームは販売休止中でした。製造担当者がお辞めになったようです。
「八紘学園農産物直売所」の野菜・果物類等の販売。
その一つのさくらんぼ。JA札幌所属の山田さんの《水門》でした。1パック(グラム数不明)450円で売っていました。
「農産物直売場」の看板。右のポプラ並木のかなり奥が果樹園です。
最後に「直売所」向かいの「札幌景観重要建築物」の畜舎とサイロを見学して「福住駅」に向かいました。 以上で本日の散策終了です。ご馳走様でした。そしてありがとうございました。来年も楽しみにします。
「八紘学園農産物直売所」
〒062-0052 北海道札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12
学校法人八紘学園北海道農業専門学校内
TEL011-852-8081
営業時間 4月中旬~11月上旬/10時~17時/11月中旬~4月中旬/10時~16時
定休日 木曜日 ※11月中旬~4月中旬は土・日・月曜日のみ営業
https://hakkougakuen.ac.jp/%e8%be%b2%e7%94%a3%e7%89%a9%e7%9b%b4%e5%a3%b2%e6%89%80/
〒062-0052 北海道札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12
学校法人八紘学園北海道農業専門学校内
TEL011-852-8081
営業時間 4月中旬~11月上旬/10時~17時/11月中旬~4月中旬/10時~16時
定休日 木曜日 ※11月中旬~4月中旬は土・日・月曜日のみ営業
https://hakkougakuen.ac.jp/%e8%be%b2%e7%94%a3%e7%89%a9%e7%9b%b4%e5%a3%b2%e6%89%80/
(2023.7.5訪問)