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札幌・円山生活日記

桜スイーツ第6弾「さくらプディングパフェ」~「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」~

北円山の住宅街に佇む一軒家の喫茶店「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」。ご店主が10年以上かけて完成させたという手作りプディングが看板メニューです。3種類の固さが選べます。また季節限定・1日約10食限定の春の“さくらプディングパフェ”秋の“かぼちゃプティングパフェ”が大変な人気です。

今日は「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」でさくらプディングパフェ”です。Cafe BOYS BE(カフェボーイズビー)」の桜のモンブラン”、「MaShu (マシュー) 神宮の森」の抹茶桜餡のバターサンド”、「BON‐BOISSON (ボンボワザン)」での桜パフェ”LA MAISON NOLLYS(ラ メゾン ノーリーズ)での桜のシフォンケーキ”桜のカヌレ”、そしてどるちぇ ど さんちょ」での桜のレアチーズプレート”に続く桜スイーツ第6弾です。今年3月に訪問した際にご店主の配慮で人気のさくらプディングパフェ”取り置きをお願いして桜の咲く本日出かけてきました。場所は地下鉄東西線「西28丁目駅」が最寄り駅で「北5条・手稲通り」と「西25丁目通り」が交差する五叉路の北側、イタリア国旗を掲げたTrattoria L'arche (トラットリア ラルケ)」の1本南の仲道にある一軒家です地図)。 


「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」の外観。見た感じは普通の一戸建て住宅です。
壁に設置された小さな看板と玄関口に置かれた黒板の看板で「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」だと確認できます。本日は開店の11時に店に着きましたが既に待ち客が入り口で開店を待っていました。

11時過ぎに店員の方が出てきて扉のプレートを「OPEN」にするとともに貼り紙をしました。さくらプディングパフェ”は予約分で完売だそうです。待ち客は順番に扉を開けて店内に入りスリッパに履き替え手指の消毒をして入店です。


店内は奥に4人掛けテーブル席が2卓と窓に面したカウンター4席に厨房前のカウンター2席です。「お好きな席にどうぞ!」と案内されます。
店内中央の柱前の観光案内やカフェ本とプディングの小物。「ことりっぷ札幌」2020年版には円山のカフェとして「Pudding maruyama」が「円山茶寮」などとともに紹介されています。

奥のテーブル席から入口方向を見たところ。レトロクラシックをイメージした店内だそうです。左奥のカウンター席前の厨房でご店主が手際良く調理を進める様子が伺えます。


旅行雑誌に紹介された季節限定のさくらプディングパフェ”。提供は5月1日までで既に予約で完売状態だそうです。

ランチセット(11時~15時)のメニューです。「A」~「D」ともにプディングがセットで税込み1,250円~1,400円。
ランチセットの食事もののメニュー。
更にセットになるプディングのメニュー。「なめらか」「しっかり」「かっちり」の3種類から選択できます。プディングは全て喜茂別タカラ牧場」の「幸せの牛のミルク」、 千歳産「こくまろ卵」や北海道産のグラニュー糖などの拘り素材使用です。開業時からの定番「しっかりカスタードプディング」はご店主が10年以上かけて完成させたものだそうです。


ランチセットCの「クロックムッシュ」。プディングとセットで税込み1,250円。業務用高級パン卸・工場直売の「おかめや」食パンにベシャメルソース、チェダーチーズ、ベーコンを挟みミックスチーズをかけてオーブンで20分ほど焼き上げたもの。4枚切りの厚切りトーストに濃厚チーズ等でかなりのボリュームです。ご店主自身が割と大食なので客にも満足してもらいたいと食事ものはボリューム一杯なんだそうです。付け合わせのサラダの野菜も種類が豊富で満足します。


もう1品の食事ものは「野菜ドリア」単品で同950円。こちらもボリュームです。チキンライス(ケチャップ味)にカボチャ、トマト、サツマイモ、ジャガイモ、ブロッコリー、ズッキーニ、サヤエンドウと多彩な野菜を詰めて、ベシャメルソース、チェダーチーズ、ミックスチーズをかけ焼き上げたもの。誠実な喫茶店メニューです。


そして待望のさくらプディングパフェ”が登場。

さくらプディングパフェ”のグラスの中には、赤とピンクのさくらゼリージェラテリア・クレメリーチェ」のさくらジェラート、「パティスリーしらさき」のさくらシフォンケーキが入っていて、グラスを1周するさくらレアチーズの土台に「喜茂別タカラ牧場」の「幸せの牛のミルク」と 千歳産「こくまろ卵」のプリンにさくらペーストがプラスされたさくらプディングがのっています。更にさくらの花びらチョコがトッピングされ当にサクラ尽くしです。しかもさくら素材が一つ一つ単体で食べても美味しいデザートの一皿になるようなしっかりした個性を主張する味わいです。これらをパフェとして一つのグラスに盛り込んだ大変贅沢な桜スイーツになっています。


『香りと味を最優先』に考える「嘉多山珈琲」の「特上フレンチブレンド」。珈琲は500円のところ食事とセットで100円引き。ご店主が1杯1杯丁寧に淹れていただける香り高いコーヒーです。


ランチセットCの「かっちりカスタードプディング」。「固いプリンが好き!」という客の要望で登場したとか。千歳産「こくまろ卵」の全卵のみを使用しより固く昔ながらの懐かしい触感に仕上げたそうです。卵の旨味を十分に感じることのできる濃厚で良い味のプリンでした。個人的には「固いプリンが好き!」かもです。

会計時に「食事の提供をお待たせしてスミマセンでした」とご店主か言われました。前回も入店時に同様のことを言われたのですが全くそんなことはありません。むしろ手際の良さに感心したぐらいです。また次回作を聞いたところ今は“さくらプディングパフェ”の提供を無事終わらせることで精一杯で具体化はしていないもののキウイを使ったスイーツやフルーツサンドなども考えているとのことでした。進捗状況はインスタFBなどで報告があるそうです。秋の“かぼちゃプティングパフェ”とともに楽しみです。他の客とも会計時に色々を話をされていてご店主の誠実で研究熱心な様子が伺えました。店のコンセプト“思いがけず空に架かる虹を見ることが出来るような、そんな出会いの空間に”はご店主の人柄が表れているように感じました。大変居心地の良いお店です。ご馳走様でした。

‐喫茶‐「Pudding maruyama(プディング マルヤマ)」
札幌市中央区北5条西24丁目3-5 011-590-0989
営業時間 11:00~18:00(Lo17:00)
定休日 火曜日,水曜日
(2022.4.30)

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