今日は週末恒例の「円山公園」と「北海道神宮」の散策です。「円山公園」では“札幌バンクシー”ことデザイナーの田中宏美さんの新作が登場です。また「北海道神宮」では神門前に茅の輪が設置されており「夏越の大祓」の締めくくり「茅の輪くぐり」を行ってきました。もちろん「円山公園」「北海道神宮」のリスたちは今週も元気です。そんな週末の散策模様です。


「円山公園」正面入口付近。本日の散策もこちらからスタートです。「パークセンター」前の気温表示は25.1℃。午後には30℃を越えるようです。

「パークセンター」前から右奥が「北海道神宮」、左奥が「裏参道(南1条通)」「坂下野球場」方向です。“札幌バンクシー”ことデザイナーの田中宏美さん(tana163)のInstagramによれば「坂下野球場」手前に新作があるようですのでそちらへ。

「裏参道(南1条通)」を超え「坂下野球場」への入口付近です。

新作《お星様と遊びに来たプーさん🧸⭐️🍂✨》です。


「裏参道(南1条通)」近くなので通りがかりで目ざとく見つけた人達は皆さん喜んで写真撮影でした。今週もありがとうございます。


続いてはリスめぐりです。「坂下野球場」センター場外の「逓信従業員殉職碑」裏の自然林へ。



早速に自然林の木の上にエゾリスが1匹。


更に奥の「円山」の裾野近くに木にも木の実を齧るリスがいました。



木の実を食べ終えたリスは次の木の実を探しに地上へ。新しい木の実を見つけると「円山」の裾野に消えて行きました。

この辺りは《オオウバユリ》の群生地です。昨年は開花前に多くがシカ(たぶん?)に食べられたのですが今年は順調に開花が見られることを期待します。
今日はこの後「茅の輪くぐり」があるのですぐに「北海道神宮」へ。

本日も第二鳥居から「北海道神宮」境内へ。

参道を進むと「神門」前には「茅の輪」が設置されています。「茅の輪くぐり」は日本の神道儀式の祓の1つ「大祓(おおはらえ)」中での神事で毎年6月30日(「夏越の祓」)と12月31日(「年越の祓」)に行われるのが恒例です。

午前の早い時間にも係わらず多くの参拝者が「茅の輪」をくぐりに来ていました。


神門前の立派な「茅の輪」横のくぐり方の図解。(1回目)一礼をして茅の輪をくぐり左に回ります、(2回目)正面に戻り再度一礼をして茅の輪をくぐり右に回ります、(3回目)正面に戻り一礼のあと茅の輪をもう一度くぐりそのまま正面に進みます。

「茅の輪」の上に木札。 『水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命のぶといふなり・・』(みなづきのなごしの はらえするひとは ちとせのいのちのぶというなり・・)という和歌が掲げられています。『水無月(六月)の夏越の祓をする人は、寿命が千年伸びるといわれている』との意味で「茅の輪」を周る際の唱え詞(となえことば)です。

先ず一礼して「茅の輪」をくぐり『水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶといふなり』と唱え・・。

神門を超えて左側に回り正面に戻り・・再度一礼のあと神門を超えて右手側に回り正面に戻ります。正直唱え詞を覚えるのは大変でお祓いする気持ちが大事と思って周ります。


最後に心を込めて一礼して「茅の輪」をくぐり拝殿に向かい二礼二拍手一礼で拝礼します。

なお半年分の罪穢れを祓う神事「夏越の大祓」は6月30日(日)午後3時より執行。欠席でも「大祓人形(ひとがた)」を事前にお納めしていれば大祓において祓い清めていただけます。また「茅の輪」の設置期間は6月30日(日)から7月3日(水)午前中までです。



参拝を終え「神宮茶屋」裏のリススポットへ。途中にリスが1匹。島判官像裏です。



そして「神宮茶屋」裏の神宮の杜のリス。忙しそうに木の実を探しあっ!と言う間に木の上の方にお隠れになりました。今週もとっても元気なリスたちでした。以上で本日の散策終了。

公園口鳥居から境内の外へ出て帰途につきました。本日も充実した散策でした。ありがとうございました。
「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2024.7.1)