私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

西アフリカ サハラ砂漠の国・・・マリ・・・

2013-09-05 00:01:47 | アフリカ
2004年のお正月に旅したマリ

今は危険地域になり、当分は旅できない・・・とても残念です。

サハラに生きる人達は強い! 交通手段は『足』・・歩くことなのだ!






季節によりサハラ砂漠から、砂嵐(ハルマッタン)がやってくる。そんな嵐にもめげず生きている。
黒い顔も白くなっていたが・・・そんなのお構いなし!





マラリアの発生率が高く、万が一、高熱がでたり、下痢をしたり、体調が悪くなると、
旅行を中止してすぐにバマコに帰る様に注意があった。
要するに「蚊に刺されない様にするのが一番よ」と言われた。
蚊のお尻が高く上に向いているのがハマダラ蚊らしい。

部屋に入る前にアースをスプレーし、しばらくして入る。
部屋にも蚊帳が吊ってあった。

私は日本でマラリアの薬を買い、あいつはイタリアのミラノで薬を買った。
もちろん飲んでいるし、必ず香取線香もし、虫除けスプレーもする。
それでも大丈夫かな?・・・不安になった。

万が一高熱が出たり、下痢をしたり、体調が悪い時は旅をやめて、
首都「バマコ」のパスツール病院に行くしかない。

インフラが整っていないので、4WD日産ジープが6日間=CFA330,00   
ガソリン代=CFA170,000 ガイド代=CFA150,000 合計=CFA650,000(¥143,000) 
後はホテル代&食事代がいる。

でっかい国『マリ』の旅が始まった。

ニジェール川を渡り、ツンブクトゥまで走った。
「トンブクトゥ」とは「窪地」を意味するらしい。サハラ砂漠の南の窪地?
そこは、ニジェール川交易の終点。
19世紀には幻の黄金都市として探検家を魅了した「トンブクトゥ」

日干し煉瓦を積み、壁を泥で塗った砥の粉色したモスク『ジンゲリベリモスク』(世界遺産)
ただの土色一色だけれど、、、、お日様に照らされると、綺麗な亜麻色、金茶色に見える。
日が陰ると駱駝色に変わる。








モスクは静かな砂の町に溶け込んでいた。
中は薄暗く、静寂な空気が流れていた。壁には小さい穴が空いていた。
そこから差し込む光りがなんと!星の形・・・小さな星の光りがとても美しかった。

草原には『バオバブ』の木があちこちにあった。
神様が怒って逆さまに植えたとか!




でっかいぃぃぃぃぃ・・・・・・・

ドゴン村を見学!ここも世界遺産に指定されているが、観光地化されていず、
村に入るには村長さんの許しがいる。




まずは村の長老達に「コロナッツ」という木の実のお土産を渡し、ご挨拶する。




穀物を貯蔵する家。人が住む家の中には、山羊、鶏が一緒!





穀物の貯蔵庫




一番上には、村の集会場があった。ご近所同士のいざこざや、喧嘩の仲裁をする場所にもなるらしい。
そこには村の長老がいた。
バオバブの木の皮から縄を編んでいた。長老の仕事はどの村でも一緒みたい。




岩山にへばり付いて立っている日干しレンガの家




上に伸びる家々・・・女性は下の井戸から水を汲む。
1日何度も往復するらしい。強くなければここでは生きていけない!!!


ニジェール川を再度わたり、ジェンネを目指す。





ジェンネはニジェール川とバニ川の中州に位置し、「ニジェール渓谷の宝石」と言われている。
13~16世紀にはトンブクトゥと、上流の内陸を結ぶ交易の中継地として繁栄した。

村の中心にあるスーダン様式の大きなモスク(世界遺産)。
数年前から非イスラム教徒は入場出来なくなっていた。








マリのモスクは日干しレンガを積み、泥を塗って作られている。
修復作業が出来るようにモスクの壁には棒が出ている。
何度も、何度も修復しているのだろう。簡素だけど美しいモスクだった



ジェンネのモスク前の広場では、毎週月曜になると巨大なマルシェ(市場)が開かれる。





どうしても日程が合わず次の日になった・・・残念・・・それも旅の思い出!

マリは元フランス領なので、言葉はフランス語!
語学はあいつにお任せ!少し喋れるので私は知らんぷり!あいつには私の無言が快いみたい(苦笑)


















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2 コメント

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Unknown (まっきー)
2013-09-06 11:00:04
世界は広いと感じます
こんな 過酷(彼らはそうは思わないでしょうが)なところでも宗教はちゃんと存在するし 人々は毎日 生きている・・・
こんな国の 動物も黙々と働いて 人間に貢献してくれているんだね
蚊のすごく苦手な私には 非常に恐ろしい土地です
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まっきーさん (あみ)
2013-09-06 13:38:24
本当に世界はデッカいです。

西アフリカには、猛獣はいないんですよ。
アフリカというとサファリ!のイメージですが、
西アフリカには居ませんでした。

ロバ、ラクダ、ヤギ…………でも、生活には重要な動物でした。

蚊は嫌いです。
やっぱり一番効くのが、金鳥蚊取り!
海外にもありますが、これより勝るものは無し!
除虫菊が良いのでしょうね。
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