私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

初めてのバックパッカーで買った『CD』・・・

2015-03-01 16:40:33 | 東欧
生まれて初めてのバックパッカー。
あいつにリュック等を借りて一大決心で,
ストックホルムまで一人で行った。
そんな旅は2001年7月22日~30日まで,
バルト三国&ポーランド
もう14年近く前になる・・・辛い旅でもあった。



音楽が大好きだったので、この旅でも『CD』を買った。
どこで買ったのか?忘れちゃったが、
ロシア語の女性歌手のCD。
何となく哀愁があり、好きでよく聴いていた。








その後、東欧か北欧を旅していたとき、バスでこの歌手の歌がかかり、
凄く感激したことを覚えている。

たまに聴きたいと思っても、どこにも見当たらなかった。
今日部屋の整理をしていたら・・・出てきた!!!!

旅した先で買った『CD』は旅の思い出の一つ!


108ヵ国旅して・・・一つだけ後悔がある。

それは大好きなクラシック音楽や地元の音楽のコンサートに、
積極的に行かなかったことである。
たまに行ったが・・・一番の後悔は・・・
ベルリンで『ベルリンフィル』のコンサートがあったのに・・・
躊躇して止めてしまったこと!!!


たまには後悔や過去をふり帰り・・・旅の思い出に浸るのもいいのもだ。



https://www.youtube.com/watch?v=4bLn_GZUXeA





世界遺産『ザモシチ』は無名???

2014-05-31 09:54:32 | 東欧
ポーランドのルブリンの郊外に『ザモシチ』という町がある

ルーマニアのスチャバから、ウクライナに再入国しルビウに1泊し、
ポーランドのルブリンに入国し、世界遺産『ザモシチ』を訪ねようと計画。
ルビウのホステルで『ザモシチ』の事を聞くと、
「3年間このホステルで働いているがザモシチの事を聞かれたのは、
あなた達が初めて」といわれた。
実は・・・地球の歩き方でこの旅の最中に我々も初めて知った「ザモシチ」

世界遺産『ザモシチ』は無名?なの???

そうなると俄然行きたくなるのが心情!!!


ルブリンからバスで2時間ほどで「ザモシチ」に着いた。









たまたま道を尋ねた長身の若者「マチェックさん」が、
親切にガイド役をかって出てくれた。





他の東欧や中欧と同じく、市民が旧市街の景観・保存に力を入れていて、
特に中央広場は見事だった。










「ザモシチ」は、16世紀の大貴族ザモイスキによって造られた。





市庁舎は高くてどっしりとして街のシンボル。





正午になると塔の上からトランペットの演奏があり、
カフェに座り、見上げて聞き惚れました。









この街の郊外には、ナチスに処刑された人々の慰霊碑がある。





8000人以上のポーランド人、ユダヤ人、ロシア兵が、
マチス・ドイツに処刑された円形の砦『ロンダ』。

















兵器庫がそのまま写真の展示場となり、
敷地の周囲には、犠牲者の十字架が並んでいた。









想像に余りあるポーランド人の感情がその土にしみこんでいると思うと、
胸が痛くなり、声が出なかった。


戦争は人の心を狂わし、殺人鬼にさせてしまう

とても美しく悲しく、静かな街『世界遺産のザモシチ』でした
行って良かったとあいつと話していました。




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スチャバの5つの修道院…

2014-05-29 13:22:20 | 東欧
ルーマニアの北部 スチャバには4つの修道院が世界遺産登録されている


5つを回るにはタクシーでしか行けない。
ホテルでツアーを斡旋してくれるというので交渉すると、
1日100ユーロ(13400円)を75ユーロ(10000円)に、
すると言うのでOKをだした。
まぁ~英語は出来ないと断りが入ったが、負けてくれたので了解した。

まず・・・1つ目・・・『フモール修道院』






スチャバから西に47km
1530年にモルドヴァ公国のブブイオグ大臣夫婦により、
建てられた修道院。





壁画は『トーマ』により描かれた。
この修道院だけが、画家の名前が判っている。

当時の民は字が読めず、このような壁画で、
キリスト誕生や戦いや宗教を教えたらしい。



2つ目は『ヴォロネツ修道院』





シュテファン大公の命で1488年に完成した。
東面には「聖人伝」
南面には「エッサイの樹」

西面には「最後の審判」が描かれている。

↓ ↓ ↓






↑ ↑ ↑
神に選ばれた者は天国へ・・・

天使が奏でる楽器が描かれている。
ルーマニアのプチューンという楽器。

他の修道院と比べると、壁画が美しく残っていた


3つ目は『モルドヴィツァ修道院』




シュテファン大公の息子。ペトゥル・ラレシュが、
1532年に建てた修道院。

この修道院も東面は聖母子を中心として聖人、
天使達が並んで描かれている。

内部には美しいイコンがあった。




お祈りはこのイコンに口づけをする。


4つ目は『スチェヴィツア修道院』





5つの修道院の中で、最大の規模と敷地を持つ聖堂だけど、
世界遺産には登録されていない。

防壁が北風を防ぎ、外壁のフレスコ画も保存状態もいいのに・・・
どうして「世界遺産」に登録されていないのかな???


5つ目は『アルポーレ修道院』




5つの修道院の中で、もっとも小さな修道院だった


内部には青の綺麗なフレスコ画があり、
大好きなフレスコ画です。




修道院の内部は、どれも同じくらい豪華絢爛・・・
民の信仰心の凄さが感じられました。


ルーマニアの北部にこんなにシンプルでかつ美しい修道院があるなんて・・・
世界はまだまだ魅力が一杯!!!







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ルーマニアのスチャバに行こう!!!

2014-05-27 00:00:10 | 東欧
ルーマニアの北に位置するスチャバ!!!
ここには5つの修道院があり、世界遺産に指定されている。
それを観に行こう!!!






キスニョウ 8:30~11:00モルドバ側国境11:53
ルーマニア側国境12:03~スチャバ15:8着














緑が一杯、森林、草原を、畑がどこまでも広がり何とも牧歌的!

面白いことにミニバスは宅急便を兼ねていて、
携帯で連絡を受けた人が道路に待機していて荷物を受け取る。
なかなか便利なシステムです。

最近は『エクスペディア』『アゴダ』で予約を入れることが多くなったが、
2009年の旅なので、ホテルは着いたこと勝負!

思ったよりホテル代が高く、5軒ほど周り、
145レイ(5000円)を100レイ(3400円)まで
下げてくれたので決めました。





朝ご飯もついているし、お部屋もいうことないし・・・
ホテル側からディスカウントしてくれるなんて・・・メチャ嬉しかったです。


早速町を見学に・・・・・





町の中心にある広場にはでっかい「イースターエッグ」のモニュメントがあり、
その横の大きなスクリーンに映し出されたハンドボールの国際試合で大盛り上がり!
マケドニアでもハンドボールが人気!
この付近の国では、テレビで放映されるほど人気スポーツだった。
スクリーンを見ながらの盛んに声援を送る市民。





かなかな楽しい光景でした。


グルメには、全く縁のない旅・・・
でも、たまには美味しいものが食べたいぃぃぃぃ





『チョルバ』(肉や野菜がたっぷり入ったスープ)
熱々でメチャ美味しかった。





『ミティティ』(ひき肉を丸めてコンガリ焼いたもの)
ルーマニアでは、肉料理が主流!
付け合わせのフレンチポテトはどこで食べても美味しいですね



『ゲオルグ教会』が美しい。





敷地は広くいくつかの建物があった。その一つが「聖ゲオルグ・ノウ教会」





ボグダン3世がセルビア・ハンガリー軍を退けた記念に、
1521年に建てられたとても清楚で美しい教会でした




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きな臭いウクライナのオデッサ・・・

2014-05-17 10:21:48 | 東欧
ウクライナでは親ロシア派と反ロシア派とで衝突が起きている。
オデッサでも、ウクライナの団結を訴えるデモを行っていた人々に親ロシア派集団が襲い掛かり、
1人が死亡したと伝えられた


ウクライナの南部に位置するオデッサは、『黒海の真珠』と呼ばれる港町。
造船を中心として製油、化学工業、金属精錬などの重工業が飛躍的に発展した町でもある。

そんな美しい港町で起きるなんて・・・ちょっと悲しい事件です。


私がオデッサに行きたかった一番の理由は・・・
『オデッサの階段』が見たかったからである。

大学生の頃に、『映画論』を受講していた。
映画史上初めての『モンタージュ』を駆使してが撮られたのが「戦艦ポチョムキン」という映画と知った。
監督は「セルゲイ・エイゼンシュテイン」






『オデッサの階段』で・・・・













    苦痛に歪む顔のクローズアップを画面一杯に撮影。




   

     階段から乳母車は落ちるシーン。

映画史上一番有名な6分間と言われている。
モンタージュ手法を確立した映画として今も有名である。

乳母車が落ちるシーンはブライアン・デ・パルマの「アンタッチャブル」にも使われている。

大学生の時に衝撃を受け・・・いつかはオデッサの階段(ポチョムキンの階段)を、
観たい!観たい!と念願していた。

キエフから夜行列車でオデッサについた。






その階段の上に立った時は・・・嬉しさで足が震えた。
階段に上にはオデッサの初代総督を勤めたリシュリュー公の像!





えぇ???なんでフランスの???なんだぁ~あの有名なリシュリュー公じゃないんや!


目の前には黒海の港町が見え、年中凍らない町としてロシアに繁栄をもたらした。
私には、空の青さとで眩くとても感激した。





階段は錯視を作り出すためにデザインされている。




階段を見下ろす人には踊り場だけ見えて階段は不可視である。





しかし階段を見上げる人には、階段だけ見えて、踊り場は不可視である。

本当に面白い階段だった


階段を楽に上ったり下ったりできるようにケーブルカーが作られていた。






近くには緑豊かな公園があり、カップルたちが愛(?)を語っていた。





何とも芸術的な木が!!!





オデッサの町には楽しいモニュメントがあった。










念願が叶ったオデッサの階段は『たかが階段されど階段』
私には最高のされど階段だった






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