インドは、沢山の宗教がある。
ヒンズー教、イスラム教、シク教、ジャイナ教、バラモン教、キリスト教、ゾロアスター教……………
本当に多い!
シク教の男性は、髪、ヒゲは一切切らないので、ターバンで髪、ヒゲを束ねている。
ジャイナ教の修行僧の男性はスッポンポンで修行する。
(写真家 三井さんより拝借)
苦行で知られるジャイナ教!
裸体で修行している男性はジャイナ教の高僧なのである。
数人しか居ない。
カジュラホにスッポンポンの高僧の写真がある・・・ビックリと同時にマジマジ見ちゃった!
何も持たない、何も着ない………なので裸体!
女性は薄い白の布を纏っている。
ジャイナ教徒は、何かも持たないため、寺院に寄付をするので、
寺院は超豪華である。
大理石の仏様に金やダイヤモンドや宝石がちりばめられていた。
火を崇めるゾロアスター教は、インドのムンバイに多く集まっている。
パールシー(ペルシャ人)と言われ、インドの大財閥のひとつであるタタは、パールシーの財閥である。
シク教、ゾロアスター教は裕福な人が多い。
ゾロアスター教は『鳥葬』
火を崇めるので、火葬はもってのほか!
『沈黙の塔』で亡骸を葬るのである
『沈黙の塔』はムンバイの高級住宅街マラバール丘に森の中にある
この沈黙の塔は円筒径の石積みで造られ、中は斜面になっている。
斜面の窪みに衣服を脱がせた死者を置き、外側から男性、女性、子供という順で並べられる。
白骨化した死体は中央部の井戸につながる場所に投げ入れられる。
その底は木炭と砂の濾過層になっているそうです。
近年、ムンバイにおける猛禽類が減少し、死体分解の速度が低下し、近隣の高級住宅街に腐臭による被害が深刻になってきた。
オゾン発生器のよって腐臭を抑え、太陽光反射器を使用し、集中的に太陽光を死体に浴びせ、
乾燥させ分解を促進させる対策が行われている。
温度は250度!それ以上になると、死体が発火して火葬になるので、温度設定しているのである。
しかし・・・パールシーは人工的な手法は自然節理を捻じ曲げると行為として反対の声も多い。
それで、次に考えたのが、猛禽類の飼育である。
カゲタカを飼育しようというのである。
これには莫大な費用がかかるが、ゾロアスター教徒のパールシーは裕福層が多いので賛成の声も多くあるという。
インドって国は、ガンジス川に火葬した骨を流したり、子供や修行僧は焼かれず石をつけてそのままガンジス川に捨てられるし、
人の葬り方も、土葬・火葬・水葬・鳥葬・・・と多種多様!
インドの火葬に使う蒔きは買わなくていけない!
蒔きが少ないと………悲惨やわ!
インドって国は本当に不思議な国なのだ!