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歯科技工士・岩澤 毅

声 虫歯の治療費/医院で大差が 

2006年10月08日 | 朝日新聞・週刊金曜日
2006.10.8朝日新聞 オピニオン「声」

虫歯の治療費  医院で大差が
  主婦 菅原 麻里
(神奈川県海老名市 32歳)

 虫歯が進行し、今春、上の奥歯に近い1本を抜歯した。治療は、インプラント、入れ歯、ブリッジという三つの選択肢があった。

 インプラントは、金属を骨に埋め込む手術が必要になる上に高額。入れ歯をするには抵抗感があるので、ブリッジを選択した。

 保険を使うとすべて銀歯である。今まで白かったところが、笑うとニッと銀歯が出て来る。私なりに笑顔には自信があったので、保険での治療はあきらめた。

 最初に通っていた医院では、希望する治療は28万円だった。インプラント並みの高さに驚き、知り合いの事情通に相談すると「ちょっと高すぎないか」とのこと。結局、良心的で腕も良いという評判の、実家の両親が通う医院で治療することにした。材質は違うが、
4万円強で治療ができた。

 医院によってなぜこんなにも差があるのだろうか。保険診療と自費診療についても、もっと情報を公開してほしい。そして、本紙朝刊「私の視点」の「まず技工士と対面しては」 (9月30日)が勧めるように、歯科技工士の説明を求めることができれば、息者にとって、より身近で安心できる治療になると患う。

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