スバルからやっと発売されることになった、ストロングハイブリッド。
今まではマイルドハイブリッドだったので、すぐにモーターからエンジンに切り替わってしまって、(低速で)
本当にハイブリッド!?
という感じを受けていましたが、今回やっと世間的に一般的なハイブリッドを発売するようです。
私も興味があったので、色々情報を集めていたのですが、
今回、以下の記事を参考に要約してみました。
スバルが「本格ハイブリッド」に本気! 他メーカーには真似できない“独自システム”新開発! 最新「S:HEV」一体何がスゴいのか?
2025.01.07 山本シンヤ
くるまのニュース
とても分かりやすく解説してくれています。大変参考になりました。
記事の引用と要約---------------
・トヨタのハイブリッドシステムをそのまま導入と思われがちだが、まったくの別物。
このシステムはTHS IIを活用していることから、「トヨタから提供を受けたシステムをポン付けした」と思う人もいるようですが、簡単に言うと、発電用/駆動用のモーターとその仕組み(トヨタは2019年4月にハイブリッドの特許を無償で提供している)を活用しただけで、そのほかは全てスバルの独自開発したもの。
・水平対向エンジンを生かすための独自のレイアウト構成。
HEVのシステムを水平対向エンジンと合わせて搭載するためには、独自開発じゃないとできない。
・駆動はFFベース
前60:後40のトルク配分を基本に、走行状態に合わせてリアルタイムにトルク配分をコントロールする考えはACT-4(アクティブトルクスプリットAWD)と同じ。
電磁式トランスミッションのノウハウはWRX STIのDCCD(ドライバーズコントロールデフ)
併せてブログに掲載済みの
曲がるAWD(4駆)に乗りたいなら VTD-AWDを選べ!
も読んでね。
・この部分が私的には結構衝撃的でした。
これまでスバルのAWDシステムは「常時四駆」が基本でしたが、S:HEVのAWDシステムは「低負荷の定常走行」かつ「ステアリングが直進状態」の時のみFF駆動になります(スバルは積極的にアナウンスしていませんが)。
燃費走行を実現するためらしいです。
---------引用と要約ここまで。
以下は諸元表から
エンジンは2.5L 燃料タンクは63L
JC08モード:22.7km/L
WLTCモード:18.9km/L
つまり満タンで1,000km以上走れるという計算です。
モーター走行からエンジン走行に切り替わるときにラグが出ないように2.5Lのエンジンを搭載しているらしいです。(営業から聞きました)
私の周りで、すでに試乗した人の話では足回りはフラットライド、突き上げるようなショックはないそうです。
そのうえで加速フィールも滑らかなのでとても走りやすい。
燃費は近場で乗る場合、カタログ値には程遠い。(笑
ロングドライブで18.9kmを実現なんですかね。
とインプレを聞きました。
先日、年始の挨拶で担当営業から電話があったので、今度試乗させていただくことに。
どんなふうに感じるのか五感を研ぎ澄まして試乗したいと思います。
歴代の営業担当者には言っているのですが、
スバル車の良さは高速道を乗って距離を走らないと伝わらないので、近場チョロチョロの試乗では分からない。
ですので真剣に購入検討の方は、ある程度の距離を運転させてもらった方が良いと思います。
話は変わって、東京都のゼロエミッション取り組みの話なのですが、
ゼロエミッション・ビークルの普及に向けて
東京都は、2018年5月に開催した国際会議「きれいな空と都市 東京フォーラム」において、2030年の都内の乗用車新車販売に占めるゼロエミッション・ビークルの割合を50%まで高めるとの目標を掲げています。
そのため東京都は、次世代自動車であるゼロエミッション・ビークルの普及促進に積極的に取り組んでいます。
という方針です。
実はこの中のゼロエミッションビークルに HEVは含まれないのです。
EV 電気自動車
PHV プラグインハイブリッド
FCV 燃料電池車
なのです。
昨今の、コスト高や環境破壊、電池資源の手に入れにくさ などを考えると課題もあると思われます。
この取り組みが続くようだと、スバルもハイブリッド車だけではなく、上記の車種を拡充する必要があります。
でもどれが導入されても車両価格が高くなりそうですね。。。
これからの情報にも注意したいと思います。
次のストロングハイブリッド車はフルモデルチェンジのフォレスターのようです。
私も次はクロストレックにしようかと思っているのですが、ストロングハイブリッド??
まだ、時間はあるのでWRX S4ライフを楽しみたいです。
了