さて、わたしゃ 清水の舞台から飛び降りたですよ。
その前に、カメラ自分史から入ります。<(_ _)>
私のカメラの出会いは、就職した1年目です。
そのころはバブルの名残があって、会社でハワイ旅行に行くことになりました。
それで、せっかく常夏の楽園に行くのであればカメラ必要だよね! となって。
当時人気があった、OlympusのIZM300というデザインがカッコいいカメラをボーナス払いで購入しました。(笑 さらに、父が闘病していて余命宣告されていたので、父との思い出の写真も撮りたいと考えた結果です。
このカメラ、初心者にとって使いやすくズームレンズもついていましたので、友達の結婚式やスポーツに大活躍でした。
そして、写真が面白くなってくると、物足りなくなってくるのです。
学生時代にミノルタのα7000のコマーシャルを見ていたので、
レンズ交換式カメラ、つまり一眼レフがほしぇー となります。(まだ 沼の入口)
なぜミノルタだったのか。理由は母が私の成長を撮影するのに使っていたカメラがミノルタでとても良く撮れていたという理由もあります。
α5700iというカメラを手に入れます。(本格的な沼へ)
標準レンズセットのモノを購入しました。
これが、良く撮れた、当時のαシステムにはイメージカードというのがあって、ポートレートや風景カードを使うと良く撮れました。
旅行や、家内のポートレート(当時は二人とも20代でしたので)、カモメの撮影に使用しました。
この頃から、風景写真にハマっていきます。
また、当時住宅会社に務めていましたので、頼まれて家の写真を撮って、施主に渡すような事もしていました。
住宅写真ですので、広角レンズを沢山使った覚えがあります。
α7700i
α8700i
α-7xi
α-9xi
α-707si
α-9(ミノルタフィルカメラの完成形だと思っています。とにかくファインダーが素晴らしかった)
ここで、第一のパラダイムシフトが起きます。
そう、フィルムカメラからデジタルカメラへの技術の変遷です。
ミノルタもカメラ事業はCanonやNikonにデジタル一眼で先行され、だんだんジリ貧になっていきます。
その時に、コニカとの経営統合の話が出て、
コニカミノルタになります。
早くデジイチ出してくれよ~と 悶々とした日々を過ごします。
そこで登場!
α-7 DIGITAL
ボディ内手振れ補正を搭載しているので、ミノルタの過去のレンズが全て対応できるという良い商品でした。
ボディ内手振れ補正は世界初だったと覚えています。
でも、イメージセンサーが今一だったんですね。結局、カメラ事業はソニーに売却されてしまいます。
ソニーの商品は好きで音響の製品は沢山使っていましたが、ソニータイマーやどうせ売れなくなったらカメラ事業売却されるな。
と 思っていたので。どうしたものか。
カメラの資産はボディ、レンズ、周辺機器(フラッシュ、メーター、撮影備品など)です。
ボディを変えるという事は、これらの資産も購入し直しになります。
ソニーがカメラ事業を直ぐに諦めるという考えは、見事に外れるのですが。。。(>_<)
意を決して、Canonキヤノンに改宗することにしました。笑
フィルム時代も オートボーイや、視線入力(世界初)ができる、EOS5QDも使っていたので、
嫌いではアリマセンでした。
Nikonも家内が今でも持っていますが、Nikon35-Tiというフィルムカメラを使っていました。
これも写りがとてもよく、アナログチックな操作系がマニアの心をくすぐりました。
(実は、家内の父親がNikonでシステムを組んでいました その影響です)
9月のある日、紙袋3つを持ってマップカメラに行きました。
なんど、システム全部で50万円強の査定がでて、速攻で売却して、近くのヨドバシカメラへへGo!
査定で一番高かったのがα-9です20万円近かったです。
EOS 30Dを複数のレンズとともに購入して、Canonの歴史が始まります。
EOS 7D
EOS 5D Mark II
EOS 5D Mark IV
と変遷します。
ここで、第二のパラダイムシフト(セカンドインパクト)
※にげちゃだめだ! にげちゃだめだ!
そう、ミラーレス機への乗り換えです。すでに、デジイチ以外ではミラーレス使っていましたが、
EOS 5DMark IVをミラーレス機に乗り換えるか決断しかねて迷っていました。
やはり、一眼レフのオールドファンは、光学ファインダーとシャッター音に惹かれており、簡単には乗り換えられないのです。
大枚はたいて購入したレンズ郡もまた買い替えになる?
うーん どうしよう。
ご存じのように、ミラーレスはソニーに先を越されていて、CanonとNikonは後発組になります。
なかなか、使用してみたいカメラもなく、コロナ禍でカメラを使用する機会も減り、興味が減退していたところでした。
ところが、
昨年、EOS R3というカメラが発売されます。 カッコよし、性能よし、値段高い という三方よしというカメラにはならなかったのですが、ずっと惹かれていました。
最大の難関は値段です。
カメラがメインの趣味の方は沼に飛び込むこともできるのですが、私は趣味が多すぎる。
綿密な金策を練らなければなりません!
・今、注文しても手に入るのは6カ月先
・その間にお金をもう少し貯めることができるかも。
・ヨドバシで買えば、ポイントもつくので一部のEFレンズを売って、RFレンズ買えるかも
・WRX S4撮影したら、チョー楽しいかも
・息子が鉄道写真に目覚め始めたので、このカメラ買っても起こられないかも。
と、「かも」が多いのは気になさらないでください。笑
同時にEOS R5も見当したのですが、
・R5は2000年発売だから、今手に入れても直ぐに新型がでるかも。
・R5を買っても縦位置グリップは必要なので値段そんなに変わんねーじゃん(いや全然高いっすよ)
・R5フルサイズで撮影したら、PCのディスクがどんだけ必要になるの。
と考えました。
とどめはフォトヨドバシ! R3のレビューに
「画から感じる包容力でした。スピーディーな処理と出力で求められるサイズの落とし所で決まった画素数だろうと思いますが、それをこなすだけではなく、厚みの感じられる画を叩き出すところに感じ入りました。表現が難しいのですが、フィルム時代から慣れ親しんできた「写真らしさ」を感じる画です。このあたりを求めている人にもおすすめできると思います。」
と。
いつもフォトヨドバシにはやられているの参考にしているのですが、今回もこのワーディングに止めを刺されました。。。
ここまで、冷静(?)に分析出来たら無双です! 笑
世界初の視線入力機能を持った、EOS5QD を使っていたのも何かの縁。笑
EOS R3 購入です。
※納期が6カ月以上先なので、正気に戻ることができたらキャンセルすればいいや~
※お金に困ったら、売っちまえばいいや~
と能天気に考えていることはナイショです。
一度ハマったら、抜け出せない沼の一つです。
※そして貴方も。。沼が沢山ある人は大変ですね! ( `ー´)ノ
合掌!