gooブログはじめました!今、日本が何処へ向って行ってしまうのか、とても気になっています。原発もTPPも気になります。

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官邸前、議事堂前での金曜デモの写真を発表出来たらいいなぁと思っています。

阪神大震災の事 NHKのETV特集を見て

2013-09-25 18:11:29 | 福島原発事故
先日の土曜の夜に録画していた、ETV特集『”復興”はしたけれど~神戸 新長田再開発・19年目の現実~』を今日、見た。ヤッパリと言うのが見ている時の感想だった。

長田地区は木造家屋の多い典型的な下町であり、大正商店街は当時何度も映像に出てきたので覚えている人もいるだろう。神戸市はその長田地区を西の副都心にする計画を震災前から持っていて、これ幸いとばかりに大地震の起こった翌日から図面を片手に職員が現地を視察していたというのだから驚く。

その役人たちは、未だ人が埋まっている場所を指差して、此処をビルにしてと話し合っていたのである。

18年経って、確かに長田地区は計画通り、ビルばかりの地区に生まれ変わっているのだが、大正商店街はその入り口付近からしてシャッターの閉まった店が続くのだ。

商店街の人々は自分の店があった土地を神戸市に売って、新しいビルの店を買って商売を始めたのだが、ビルが出来るまでの生活もあり、新しいビルを買うにも借金をせねばならない状態であったらしい。その上、固定資産税、管理費も払わねばならず、昔のお得意さんの多くは他所へ行ってしまい、借金を返す当てもない状態に追い込まれているのだった。

神戸市の復興計画は大失敗したと言っていいだろう。
その事は18年前の神戸市の都市計画、復興計画ありきのやり方に根本的なミスがあったと言う事を示している。

箱物を幾ら作ってもそこで暮していく人々の事を考えなかったら、決して復興なぞ出来る訳がないのだ。

当時から神戸市のやり方に不満を述べる市民が沢山いた事も当時の報道をみていたのでよく知っているが、神戸市は市民の反対を押さえつけて、箱物ばかり作って人が生活できない町を作ったと言う事だ。それは多分国の方針であったのであろう。

当時、私は阪神大震災を扱ったニュースやNHKスペシャルの様なドキュメンタリーを録画した、そのビデオの数は7~8本になるだろうか?

後日、そのビデオ資料は一本の芝居『冬支度』に結実した。
その芝居は東宝現代劇75人の会公演に書いたものだったが、H15年8月にNHKBSⅡで放映してくれたので私にとって忘れならに作品となっている。

その芝居のラスト近くで、「行政が市民の暮らしを守る町つくりをするかどうか、しっかりと見守って行きます」と言う台詞を登場人物に言わせたが、結局、その人物の不安は的中して人の住めない町を造ってしまったと言う事なのだろう。

東日本大震災の復興もこの国の役人に任せていたらきっと同じ事になるだろう。



福島の人は被災者ではなく、被害者なんです!

2013-09-12 16:21:11 | 福島原発事故
東日本大震災の被災者は未だ25万人が家を離れて暮しているという。
福島では15~16万人の人が土地を奪われ、家を奪われ、家族がバラバラにされた状態で暮さなきゃならない状態に追い込まれている。

昨日は経産省前で、テント撤去の裁判に反対する集会に参加した。
怒りのヒューマンチェーンで経産省を取り囲んだのだ。

その時どなたかの、演説で表題の言葉を聞き、目が覚めた思いだった。
(テント立ち退き裁判の被告にされた淵上太郎氏の言葉だったかも知れない。)

地震や津波で大きな被害にあったとしても、それは被災であるのだが、福島はこれに加えて原発事故による被害が多いのだ。

原発事故は人災である。人災ならば、加害者がいる。東電と原発を国策として推し進めて来た、経産省を初めとして、文科省、環境省、それらに金を配分していた、財務省などが、そして、安全神話を信じ込ませた、御用学者、マスゴミが、フクイチ事故の加害者となるのだ。

だから、福島の人は被害者と呼ばねばならない。

私は、今まで一律に被災者と書いて来たが、これからは福島に関して被害者と書く事にする。被害者には加害者がいるのだ。常にそれを意識して使うことにする。


改めて問う、六ヶ所再処理工場を閉鎖しろ!記事のタイトルを入力してください(必須)

2013-09-09 13:07:31 | 福島原発事故
フクイチの汚染水問題は世界のジャーナリストの関心がかなり高かった印象があるのだが、フクイチが汚染水の沼の上にある様なものだと言う事実よりも、東京は汚染されてないと言う安倍晋三の嘘八百が通ってしまったようだ。世界のジャーナリズムには腰を据えて、もっと汚染水問題を追求して貰いたかったし、安倍晋三の嘘を赤裸々にして貰いたかった。だがそれも空しく東京にオリンピックは決まってしまった。

世界の原子力マフィアにIOCも逆らえなかったと言う事が真相かも知れないし、東京にしておけば、IOCに入って来る金も一番多くなると踏んでの事で、あるのかも知れない。

しかしオリンピックが決まってのマスゴミのお祭り騒ぎはなんとかならないものか!胸糞悪くなるので、私の家では一切、その関係のテレビは見ない。

さて、今日、書こうと思ったのは、そんな事では無くて、あの悪名高き六ヶ所村の事である。

皆さんは3・11の時、六ヶ所村も危機一髪であった事は知らないであろう。マスゴミは一切報じないから、無理もないが、六ヶ所再処理工場でも、送電線からの外部電源が失われていたのである。この時は、非常用電源を立ち上げて、かろうじて大事故を免れたのだが、さらに当日21時12分に、再処理工場の運転予備用ディーゼル発電機への重油供給管から、重油が約10リットル漏洩していたのだ。これに引火していれば、救いようのない大惨事になっていたであろう。外部電源の供給が再開されたのは、地震発生から2日以上も後、漸く3月13日22時22分であったそうである。

これは広瀬隆さんの『第二にフクシマ、日本滅亡』(朝日新書)に書かれていたことの引用であるのだが、更に驚くべき記述があったので、それを紹介しよう。

六ヶ所再処理工場で、放射能物質が通る配管の総延長が1500キロメートルもあると言うのだ。(1500メートルではない1500キロメートルですよ)この事実は最大の脅威だと言う事は誰でもが、そう思うでしょう。東京~青森が600キロメートル、下北半島の尻屋崎~山口県の下関が1257キロメートル。それより長い配管がくねくねと這い廻っているのだ。配管の接続部分は4万箇所もあると言う。

この配管の中を高濃度の放射能廃棄物が通っているのだ、普通であっても、何処かの配管に事故があるのが普通だろう、それが地震の多発する日本にあるのだ。

もし事故があり、配管から高濃度汚染液が漏れ出したら、東日本は終わる、いや日本が終わるという。さぁどうする!あなたならどうする?

向う三軒両隣りのありがたさ!

2013-09-06 10:45:20 | 日記
昨日、民生委員の方から連絡があり、80代の独り暮らしの女の人にどうやら異変が起こっている様だから、警察に連絡をしようと思うのだが、どうかと言うので、事情を聞いたら、2日前に隣人が当人の歩き方が可笑しいので声を掛けたら、頭が痛いとしきりに言っていたと言う。

それで心配になり翌日、何度か電話を掛けたのだが、一度も出ない。そして本日、家の様子を伺ったら、窓が開いているという。声を掛けても返事が無いと言う。庭の方に廻ったら、網戸は閉まっているが、ガラス戸は開くという。

家の中に入るわけには行かず、民生委員にどうしたものかと連絡してきたのだという。
民生委員は直ぐに娘さんに連絡を入れたのだが、繋がらないので、仕方なく、警察に連絡を入れて、家の中に入る事になった。自治会の会長の私と近所の男の人がお巡りさんと共に家に入った。

名前を呼びながら、入っていったのだが、電気のスイッチの場所を探し、明るくしてから、部屋を見て廻ったら、風呂場に倒れていた。お巡りさんが様子を観たら、反応がないという。えっ!となったのだが、直ぐに救急車を呼んだ。

直ぐに到着して看て貰ったら、何と息があると言うではないか!その場にいた人達の間に歓声が沸いた。
民生委員さんは、その時には既に交番のお巡りさんから、娘さんへの連絡先を聞き、娘さんと連絡が取れていて、こちらに向っているとの事。

だが、お巡りさんも慌てたのだろう、蘇生を試みる事無く、死んでいると思いこんでしまったのだから。
本来死の確認は医者の仕事だろう。

だが、これは近所付き合いがあったればこその発見だと思う。心配だったから、電話をする、声を掛ける、新聞が溜まっている、回覧版もその侭、これは可笑しい・・・と民生委員に連絡する・・・そして警察に連絡・・・そうした事がなければ、確実に死んでいたであろうから・・・近所付き合いの大切さを実感した。

だが現在は、その付き合いが日々疎くなっているのも現実だ。それに以前にも書いたが
いざと言う時に連絡する民生委員もこの町からいなくなる事も決まってしまった。
どうやって町を見守っていくのか、重い課題だ!

防災防災と言うけれど、脱原発を言わない防災はありえないだろう。

2013-09-01 10:19:18 | 福島原発事故
30日の金曜日、金曜デモを休んで、地域防災拠点運営委員会なる会合に出かけた。
私は横浜の磯子区に住んでいて、今年から自治会の会長になってしまったので、こんな会合にも、出なければならなくなったのだ。

だらだらと防災運営委員会の会長が喋っていたが、結局、年一回防災訓練をするというもの。大地震が来ると政府も予想しているのだから、それに備えて、訓練をしなければならないというのだ。確かに日本は地震の活動期にはいったのだから、必ず、来るであろう。それに備える事は必要だ。
だが、3・11の教訓は地震や津波に備えるだけではなく、それよりも怖いのは原発だって事が判った事だろう。

誰もその事を指摘しないので、原発対策について質問をしたら、委員長はポカ~ンとして、何も応えられない。仕方がないから、同席していた区役所の役人に横浜市で問題になっている下水汚泥焼却灰が放射能に汚染されているため、セメント会社が引取りを拒否したために埋立地に埋めようとしたら、地元住民や港湾関係者、市民団体の反対運動が起り、現在、その焼却灰はその侭の状態で留め置かれた状態で二年以上がたっているが、来年二月には集積場もいっぱいになるそうだが、市としてはどうするつもりなのかを聞いたのだが、役人も言葉を濁すだけで、なにも判らない状態だった。

その内、副会長が、そんな事はこの地区には関係ないからそんな議論は止めろと言い出した。放射性焼却灰を埋めることに反対するのは反対するほうが可笑しいとも言ったので、反対するのは、住民の命を思っての行動なのだ、それが可笑しいのかと言っても、なんだかんだ言うだけで、言葉が噛み合わない。

結局、そこで判った事はここにきている地域防災の関係者にとって放射能は考えもしない事だったと言う事であった。
此処まで政府、電力会社の言う、フクイチ事故は収束したという嘘の情報が一般人に広く強く信じられてしまっているという事実だ。

これに加担したマスゴミの罪は万死に値する。
しかし、大地震が必ず来る、それに備えなければならないと判っていて、原発がどうなるのか考えない思考力とは一体なんであろうか?
大地震が再度来て、原発を破壊したら、日本が終わることに想いが至らないとは、愚民化政策の勝利と言う事になるのであろうか?でもその時は日本はもう無い!