ひで氏です。
昨年12月、十三クラブウォーターでの年度末ライブでサプライズ登場した我等の新曲「The Driving Waltz」。
しばらく前からライブでの定番曲になっていたので、むしろJukeboxよりも聞き手には多分なじみがある曲。
Jukeboxを録り終えたとき、次は何をレコーディングするか、という話になったときにメンバー満場一致で決まったのがこの曲だった。
最近のASBは一日一曲、という善行のような録音方式をとっていて、これが曲に集中できて非常に良い、ということになっている。
特にこういうエモーショナルな曲は一日かけてじっくり向き合って録りたいと思っていた。
多少のテクニカルな裏話をすると、
私ひで氏はこの曲のオープニングを可能な限りドライに仕上げるイメージを持っていた。
頭の中で、乾いた土地でふらふらと行き場を失った人が歩いている景色が見えていたからだ。
そのことを伝えたうえで我々は録音後、ミックスダウンを信頼するチームに託したわけだが、
ミックス終了の連絡を受けて帰ってきて聞いたとき(この瞬間が最高にドキドキするのだが)、驚いた。
聞いてもらえればわかると思うのだが、オープニングは非常にしっとりとした、ウェットな仕上がりになっている。
しかし私ひで氏はこの仕上がりを一聴した瞬間、素晴らしい!と思ったのだ。
信頼できる人と何かを作り上げるというのはこういうことだな、と思う。
自分が絶対にこうしたほうがいい、ここはこうしたい、という信念はときに無理やり通すことが良い時もあれば、別のアイデアに耳を傾けるべき時もある。
もちろん、ここはどうしても、と通すケースもあるわけだが、いわば音楽の創作というのは、曲を詰めているときでもはっきり言ってこれの連続である。そんなとき、チームの信頼が高ければ高いほどお互いの意見に耳を傾けたり、新しいアイデアを試そうというエアー感が生まれる。それが私ひで氏がバンドにこだわる大きな理由の一つである。
バンド内ではもうすっかりそれが当たり前になっていたが、
ついにそれがレコーディングにも。。。という思いだった。
つまり、バンドの人がこうしたいとオーダーしていたのだからこうしておこう、というのが普通のスタジオだ。
それがまったく真逆の処理を施してきたわけである。私ひで氏は不満に思うどころか感動した。
よりよい作品にしようという手放しの意思がひしひしと伝わってきたからだ。
無論これはオープニングに限った話ではなく曲のすべての部分についてこういうアーティストをはじめ、制作者のいろんな意思がちりばめられている。そういう全信頼を寄せてできるグループの中に身を置いていることに快感を感じるのである。
そんな側面を聞いてから聞いてみるのも面白いかもしれない。
The Driving Waltz、ぜひぜひよろしく!
http://monstar.fm/song/58081/
昨年12月、十三クラブウォーターでの年度末ライブでサプライズ登場した我等の新曲「The Driving Waltz」。
しばらく前からライブでの定番曲になっていたので、むしろJukeboxよりも聞き手には多分なじみがある曲。
Jukeboxを録り終えたとき、次は何をレコーディングするか、という話になったときにメンバー満場一致で決まったのがこの曲だった。
最近のASBは一日一曲、という善行のような録音方式をとっていて、これが曲に集中できて非常に良い、ということになっている。
特にこういうエモーショナルな曲は一日かけてじっくり向き合って録りたいと思っていた。
多少のテクニカルな裏話をすると、
私ひで氏はこの曲のオープニングを可能な限りドライに仕上げるイメージを持っていた。
頭の中で、乾いた土地でふらふらと行き場を失った人が歩いている景色が見えていたからだ。
そのことを伝えたうえで我々は録音後、ミックスダウンを信頼するチームに託したわけだが、
ミックス終了の連絡を受けて帰ってきて聞いたとき(この瞬間が最高にドキドキするのだが)、驚いた。
聞いてもらえればわかると思うのだが、オープニングは非常にしっとりとした、ウェットな仕上がりになっている。
しかし私ひで氏はこの仕上がりを一聴した瞬間、素晴らしい!と思ったのだ。
信頼できる人と何かを作り上げるというのはこういうことだな、と思う。
自分が絶対にこうしたほうがいい、ここはこうしたい、という信念はときに無理やり通すことが良い時もあれば、別のアイデアに耳を傾けるべき時もある。
もちろん、ここはどうしても、と通すケースもあるわけだが、いわば音楽の創作というのは、曲を詰めているときでもはっきり言ってこれの連続である。そんなとき、チームの信頼が高ければ高いほどお互いの意見に耳を傾けたり、新しいアイデアを試そうというエアー感が生まれる。それが私ひで氏がバンドにこだわる大きな理由の一つである。
バンド内ではもうすっかりそれが当たり前になっていたが、
ついにそれがレコーディングにも。。。という思いだった。
つまり、バンドの人がこうしたいとオーダーしていたのだからこうしておこう、というのが普通のスタジオだ。
それがまったく真逆の処理を施してきたわけである。私ひで氏は不満に思うどころか感動した。
よりよい作品にしようという手放しの意思がひしひしと伝わってきたからだ。
無論これはオープニングに限った話ではなく曲のすべての部分についてこういうアーティストをはじめ、制作者のいろんな意思がちりばめられている。そういう全信頼を寄せてできるグループの中に身を置いていることに快感を感じるのである。
そんな側面を聞いてから聞いてみるのも面白いかもしれない。
The Driving Waltz、ぜひぜひよろしく!
http://monstar.fm/song/58081/
thank you very very much for your posting.
surprised you already have lots of our works --- The driving waltz will soon come out on iTunes --- we will announce it as soon as it's ready.
again thank you!
Again Thank you very much.