The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

そこに居たのは

2009年05月30日 | ASB活動日誌
「いてやるかな~」

「大丈夫、多分居るって」


駅に向かって歩いている途中、背後から声がした。
慌てて走る女性二人の会話だった。
念のため、「いてやるかな」というのは関西の言葉で子供や、愛らしいものに対して「居るかな」と問う表現だ。

駅で待ち合わせでもしているのだろう、
追い越していった二人の女性は高校生だろうか、しかし異様に体格の良い二人でキャッキャいいながら走っていく。

ところが、二人は駅の構内に入る遥か手前、今私が歩いているほんのちょっと先で止まった。ショーウィンドウつきのケーキ屋だ。
今度は自分がすぐに追いつき通り越す。思わず聞き耳を立てた。


「あれ~!さっきまでいてやったのに。。。」

「売れたんやわきっと。。。!」

店で大人気(らしい)のロールケーキに対しての言葉だった。


画期的な使い方だと思った。







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2 コメント

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それって・・・ (Joe)
2009-05-31 17:15:40
三重弁ちゃうのん!!??
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え! (ひで)
2009-05-31 23:33:36
>Joeさん
え!三重弁って「ある」を「いる」と言うの?
これを聞いたとき、全ての「ある」を「いる」に読み替えると非常に詩的な表現になる、と一人で感心してしまった。
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