The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

ASB研修:2019.10.23 - Cyndi Lauper@グランキューブ大阪

2019年11月15日 | ASB活動日誌
ひで氏です。

みなさんにもあるように、私の青春時代を語る上で、絶対に外せないアーティストがいる。極限まで絞れと言われたらそれは無理!と思うが、こめかみに銃口を向けられていると想像して絞ってみよう。

The Beatles


Cyndi Lauper


Cheap Trick


Billy Joel


Bonnie Raitt



もうだめだ。これ以上口を開くととめどなく出てくる。殺される。
ここで言う青春時代とは、中学生の時、つまり私が初めて洋楽に触れて最初の3年ぐらいの話である。

中学生というのはものすごい狭いコミュニティの中で、限られた情報量を元にあたかもそれが世界の全てであるような感覚で物事を語る。そしてその中の何かを好きになろうものならどんどんのめり込んでいく。

「中学の頃に好きな芸術の嗜好は一生変わらない」という私ひで氏の感覚からすると、最初に触れるものが死ぬほど大事、ということになる。

だが、最初に聞いたものを刷り込み的に好きになっているのか、なんだかんだいっても自分の中の核となる何かがしっかりと入口で選別した結果好きになっているのかは未だ謎だ。

そんな先程あげたアーティストのひとり、Cyndi Lauperが先日来日公演を行ったので、中之島の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)での大阪公演を見に行った。



これほど好きと言いながら来日公演を全て欠かさず行っているかというとそういうことでもない。自分の中で最後の「シンディらしい」スタジオアルバム「Hat Full of Stars」の1996年のツアー以来、何度か来日しているが観に行ってはなかった。

それ以降のアルバムのテイストが大きく変わっことが大きいのだが、今回はデビュー35周年ツアーであり、アルバムツアーではない。ということは怒涛のヒットパレードになること必至… そう思った私は迷わずチケットをゲットした。

そうして万障繰り合わせて向かったグランキューブ大阪。



あえて他公演の情報など全く調べなかった私は、全く根拠もなくであるが1曲目は「I Drove All Night」ではないかという予感がしていた。




会場に流れるBGMの曲の切れ目でみんな待ちきれず拍手が起こる。

それを何回か繰り返して、いよいよ本当にBGMと照明がフェードアウトする。

歓声があがる。

この瞬間が一番好きだ。

大きな幕の向こうにシルエットで現れる影。
流れ出すイントロ。

一曲目は、I Drove All Nightだった。鳥肌が立った。

そこからShe Bop、All Though The Night と続く。

じわじわと染み渡るシンディの歌声をどんな細かい部分も逃したくなくて、全神経を集中させて聴いた。

アランスミシーバンドのカバーでももはや定番になったTime After Time、そして中学生のとき食い入るように観たPVを思い出す True Colorsも。



Girls Just Wanna Have Fun のイントロはオリジナルバージョンでなくTwelve Deadly Cyns というアルバムで発表されたHey Nowというアレンジ版のもので、

Hey Now Hey Now
What’s the Matter with You?
Girls Just wanna have fun now



というコール&レスポンスを自分でも完璧と言えるレベルで思い切り返し続けていたら前の席の人が振り向いてこっちを見た。

ごめん。興奮しすぎた。

思えばこんな純粋な気持ちでライブを楽しんだのはいつ以来だろう、というくらい何も考えず酔いしれた。

ただ、ライブはアンコール込みで12〜3曲、1時間半で終了。
25曲ぐらいをほぼノンストップで歌い続けていたリズムの塊のような全盛期のシンディのようにはいかない。曲によっては相当慎重に歌っていたし、MCはなんとヒロTが毎回舞台袖から出てきて通訳するという豪華演出だったが、それを含めると歌っていた時間というのはかなり少なかったのは事実だ。

この歳でこれだけ歌えたらすごい!と見る向きもあるかもしれない。しかし私ひで氏はそうは思わない。それなら今回のように公演を詰め込まず、公演数を減らすなどして体力的な部分も考慮して、個々の公演のクオリティをあげて欲しいというのが正直な感想だ。もう二度と出てこないであろう稀有な歌い手だからこそ、いつまでも歌い続けられるような環境を作ってほしい。

シンディローパーが永遠の歌姫であることに変わりはない。

最後にASBトリビアをひとつ。

アランスミシーバンドの「The Original Sound Track of the Band Called The Alan Smithy Band」に収録されているButterflyという曲のサビに登場する





That’s what I’m missing when I am alone
Every night is like my first night without you

それこそ僕が懐かしく思うもの
毎晩がまるで君の居ない最初の夜のようだ


という部分に出てくるMy first night without you
というのはシンディローパーの名曲「My First Night Without You」で覚えた表現をオマージュとして使っているのだ。




アランスミシーバンドがどこまで出来るのかわからない。シンディローパーと比べることなどできないが、いつまでも彼女のように音楽をやり続けることが自分の生まれ持った使命であるかのように音楽で何かを伝えていきたい。

そんなThe Alan Smithy Band、今年ラストのライブが決定!場所はもちろん…!

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2019年 12月21日(土)  Hard Rock Cafe Osaka
The Alan Smithy Band's 2019 FINAL SHOW
Live Charge なし
1st Stage 20:00
2nd Stage 21:00

ついに決定!本年のASBラストライブはやっぱりここ!クリスマス直前のこの日にアランスミシーバンドと日本有数のダイナーで一緒にすごそう!

Hard Rock Cafe Osaka
大阪府大阪市中央区南本町3丁目6−14 イトウビル 1F
TEL: 06-6120-5711
※本公演のご予約は直接お店へ









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