こち亀が終わると聞いた。
ひで氏です。
こち亀=こちら葛飾区亀有公園前派出所 がついに連載終了というニュースを読んで、とても感慨深いものがあった。
私ひで氏の世代ではこち亀が家に何冊かある、というような人は多いと思う。
私の場合はちょっと事情が違う。記憶が定かではないが、120巻ぐらいまでは全巻を揃えていたのだ。
もちろん連載開始時は知らないので、小学生の時にちょこちょこバックナンバーを買い集めては、本棚に並べて悦に入っていたものだ。当時は古本などでも秋本治でなく山止たつひこ名義のものを良く見かけた記憶がある。
個人的なお気に入りは20-50巻台だ。
この頃のこち亀は本当にシャープだった。
今思い出しても本当に感心するアイデアに溢れ、完全に「大人」のギャグだった。
冗談でなく、こち亀で覚えた知識や漢字などが当時学校で役に立ったものだ。
こち亀はマニアックな漫画だと思われがちだが、考えてみると両津勘吉は割りと普通の感覚を持ち合わせていて、物語の中にでてくる異常な人間を見ては両さんが引く、という展開が多かったように思う。
その横顔はこんな感じだ。鬼太郎の時もそうだったが、いま、落書きレベルで目をつぶっててもこのぐらいなら描ける。
というぐらい、好きだということがわかっていただけるだろう。
ただ、この表情は今のこち亀とはだいぶ違うのかもしれない。
こういう表情はやはり80巻あたり以前の顔の様な気がする。
120巻を越えたあたりから絵柄もかなり変わってきて、表現がかなりソフトになっていったように思う。次第に読まなくなってしまった。
もしくは自分がおっさんになったからそう感じたのかもしれない。
むしろ、秋本治氏はもっとおっさんだったのにしっかり時代やその時その時の少年紙で何が求められているのかをしっかり理解し、柔軟に変化していった点ですごいなと思う。
そんな訳でいつからか読まなくなってしまった矢先のニュースだった。
実はこち亀には自分にとってもう一つ忘れられないエピソードがある。
私ひで氏には永遠の親友と呼べる高校の仲間が二人いるのだが、その二人と高校二年の時に話していた時、ふとこち亀の話になった。
その時すでに80巻近く出ていたこち亀について、自分はすべて買っていたので詳しいのは当然だったのだが、二人もまた細かな事について異常に詳しいのだ。
そこで発覚したのが、「三人ともこち亀を全巻持っている」という衝撃の事実だった。気が合うはずだ。
ということで、ほぼデビューから40年、休載も一度たりともなかったというこち亀、終わり方も終了と共に最終巻発売という斬新かつ鮮やかな散り方だ。
秋本先生には真のプロフェッショナリズムを見せてくれてありがとう、と思う。
我々アランスミシーバンドも何十年も続けられたらいいなあ、と思う。
11日は南堀江Knaveにてライブです!
----------------------------------------------
2016年9月11日(日)
OPEN 18:00 / START 18:30
Tickets 2500 yen and 1D charge
ロクセンチ/Caro kissa/ The Alan Smithy Band
ご予約はこちら
南堀江Knave
〒550-0015 大阪市西区南堀江3-11-21
Tall Valley B1FTEL.06-6535-0691(14:00~23:00)
ひで氏です。
こち亀=こちら葛飾区亀有公園前派出所 がついに連載終了というニュースを読んで、とても感慨深いものがあった。
私ひで氏の世代ではこち亀が家に何冊かある、というような人は多いと思う。
私の場合はちょっと事情が違う。記憶が定かではないが、120巻ぐらいまでは全巻を揃えていたのだ。
もちろん連載開始時は知らないので、小学生の時にちょこちょこバックナンバーを買い集めては、本棚に並べて悦に入っていたものだ。当時は古本などでも秋本治でなく山止たつひこ名義のものを良く見かけた記憶がある。
個人的なお気に入りは20-50巻台だ。
この頃のこち亀は本当にシャープだった。
今思い出しても本当に感心するアイデアに溢れ、完全に「大人」のギャグだった。
冗談でなく、こち亀で覚えた知識や漢字などが当時学校で役に立ったものだ。
こち亀はマニアックな漫画だと思われがちだが、考えてみると両津勘吉は割りと普通の感覚を持ち合わせていて、物語の中にでてくる異常な人間を見ては両さんが引く、という展開が多かったように思う。
その横顔はこんな感じだ。鬼太郎の時もそうだったが、いま、落書きレベルで目をつぶっててもこのぐらいなら描ける。
というぐらい、好きだということがわかっていただけるだろう。
ただ、この表情は今のこち亀とはだいぶ違うのかもしれない。
こういう表情はやはり80巻あたり以前の顔の様な気がする。
120巻を越えたあたりから絵柄もかなり変わってきて、表現がかなりソフトになっていったように思う。次第に読まなくなってしまった。
もしくは自分がおっさんになったからそう感じたのかもしれない。
むしろ、秋本治氏はもっとおっさんだったのにしっかり時代やその時その時の少年紙で何が求められているのかをしっかり理解し、柔軟に変化していった点ですごいなと思う。
そんな訳でいつからか読まなくなってしまった矢先のニュースだった。
実はこち亀には自分にとってもう一つ忘れられないエピソードがある。
私ひで氏には永遠の親友と呼べる高校の仲間が二人いるのだが、その二人と高校二年の時に話していた時、ふとこち亀の話になった。
その時すでに80巻近く出ていたこち亀について、自分はすべて買っていたので詳しいのは当然だったのだが、二人もまた細かな事について異常に詳しいのだ。
そこで発覚したのが、「三人ともこち亀を全巻持っている」という衝撃の事実だった。気が合うはずだ。
ということで、ほぼデビューから40年、休載も一度たりともなかったというこち亀、終わり方も終了と共に最終巻発売という斬新かつ鮮やかな散り方だ。
秋本先生には真のプロフェッショナリズムを見せてくれてありがとう、と思う。
我々アランスミシーバンドも何十年も続けられたらいいなあ、と思う。
11日は南堀江Knaveにてライブです!
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2016年9月11日(日)
OPEN 18:00 / START 18:30
Tickets 2500 yen and 1D charge
ロクセンチ/Caro kissa/ The Alan Smithy Band
ご予約はこちら
南堀江Knave
〒550-0015 大阪市西区南堀江3-11-21
Tall Valley B1FTEL.06-6535-0691(14:00~23:00)
そうですね!たまに人情味あふれる話がボーナス的にあって、良いものも多かったです。
コミックは買っていなかったのですけど、雑誌で読んでいたのですけど、纏ちゃんとの決着がついたあたりで読むのをやめてしまいましたが。
じつは両さんって、魅力的な男性だったのではないかな〜と、思いました。
ジャンプの後ろの方の常連でしたがいつもセリフが多くて読むのが大変でした。ライブありがとうございます!楽しんでください!
なおとさん
秋本治氏は早々に会社を立ち上げて、アシスタントにもかなりまともな労働時間で仕事させる常識を持った人らしいです。だから続いたんでしょうねー!
目を閉じてこんなに描けるなら、目を開けて描いたら本物と見分けがつかないでしょうね!
単行本を買った事はありませんが、80年代半ば頃はジャンプで読んでました!
11日のライブ楽しみにしてます♪