北京を知りつくすエージェントPei氏ならではの超高速プランだった。
さすが、あの伝説のASBステッカー1万枚の低価格交渉を上海でまとめ上げたPei氏である。
ステッカーはまだ大量に私ひで氏の家に眠っている。
まずはやはり一目見たかった万里の長城。訪問できるポイントはいくつかあり、八達嶺(はったつれい)という最も一般的なポイントは混雑を予想して避け、別のポイントに向かった。といってもかなりの人であったが、一気にロープウェイで上まで行こうということになり、チケットを買う。
そして混雑するロープウェイのりばに並んでいると、目ざとく我々の手にしたチケットを見た改札のおじさんが何か言ってきた。
しばらくPei氏との問答が続いたが、要は「そのチケットはここじゃない。あっちだ」ということで、おじさんの指差す方向を振り返るとほぼ無人レベルに寂れた別の乗り場。
これはエージェントPei氏のミスじゃないのか、とうっすら思ったが、「ああ、そうそうこっちある こっちある」とインチキ日本語でごまかすPei氏の紅潮した耳を見るととても指摘できなかった。黙ってついていく。
するとそれは予想していた数十人乗りのケーブルカーではなく、二人乗りのスキー場でよく見かけるリフトだった。
まさかの男二人でのリフト乗車で上まで行く。体がむき出しなので結構肌寒い。

まあ、こういうのもアリか、と思い下に目を向けた途端、信じられない光景が目に飛び込んできた。
それが、これだ。

帰りはスライダーなのだ。万里の長城からスライダーで降りれる。。。これは知られた事実なのか?
まるでリュージュのコースのような鉄板をスライダーで行くのだが、スピードを出せば途中で飛び出しそうな作りである。
しかし上ってしまった以上もう帰りはあれに乗るしかないのだ、と思い、いよいよ長城へ。
前回の記事で触れたように、霞がかったこの日の北京の天気では遠くまでは見渡せなかったが、まさに長城の景色、というものを見ることができた。

感想としては、建造物そのものの歴史的価値に対する感動よりも、これだけの建物を、これだけの距離に渡って、しかも山の稜線に沿って建てた、というそのメンタリティに感動する。全く信じ難いのだ。
一入の感動を得た後に待っていたのは例のスライダー。
滑る直前にはややナーバスになっていた私ひで氏(写真下)だが滑り出すとこれが結構微妙なブレーキングが可能で、楽しかった。

途中いくつかのポイントで「Slow Down!」という意味であろう中国語で怒られながらも、後ろからものすごいスピードで煽ってくるPei氏の追撃もありあっという間に終了。はっきり言って、これはお勧めである。
また混む前に帰ろうということで、市内へと戻る山道、Pei氏はこの地方のローカルなレストランでの昼食を提案してきた。
釣り堀があり、日本ではありえないサイズのニジマスのような魚を釣り(もしくは網でとってもらい)、その場で焼いてくれるシステムだ。
日本のこの手のシステムの場合、客が見るのは釣った魚がバケツに入れられるところまで、ぐらいだ。
しかしここはやはり中国。一部始終が赤裸々に眼前で繰り広げられた。
まずは選んだ魚をおばちゃんが網で捕獲。

ピチピチと飛び跳ねる我々のランチ君。

そこに、おばちゃんが容赦なく木の棒で一撃!神経が集中する後頭部を狙うと言う。

計られる我々のランチ君。

そして最後はこうなった。もちろん美味!ありがたくいただく。

そして巨大ニジマスを食した後、我々は北京市内へ戻ったのである。
続く!
さすが、あの伝説のASBステッカー1万枚の低価格交渉を上海でまとめ上げたPei氏である。
ステッカーはまだ大量に私ひで氏の家に眠っている。
まずはやはり一目見たかった万里の長城。訪問できるポイントはいくつかあり、八達嶺(はったつれい)という最も一般的なポイントは混雑を予想して避け、別のポイントに向かった。といってもかなりの人であったが、一気にロープウェイで上まで行こうということになり、チケットを買う。
そして混雑するロープウェイのりばに並んでいると、目ざとく我々の手にしたチケットを見た改札のおじさんが何か言ってきた。
しばらくPei氏との問答が続いたが、要は「そのチケットはここじゃない。あっちだ」ということで、おじさんの指差す方向を振り返るとほぼ無人レベルに寂れた別の乗り場。
これはエージェントPei氏のミスじゃないのか、とうっすら思ったが、「ああ、そうそうこっちある こっちある」とインチキ日本語でごまかすPei氏の紅潮した耳を見るととても指摘できなかった。黙ってついていく。
するとそれは予想していた数十人乗りのケーブルカーではなく、二人乗りのスキー場でよく見かけるリフトだった。
まさかの男二人でのリフト乗車で上まで行く。体がむき出しなので結構肌寒い。

まあ、こういうのもアリか、と思い下に目を向けた途端、信じられない光景が目に飛び込んできた。
それが、これだ。

帰りはスライダーなのだ。万里の長城からスライダーで降りれる。。。これは知られた事実なのか?
まるでリュージュのコースのような鉄板をスライダーで行くのだが、スピードを出せば途中で飛び出しそうな作りである。
しかし上ってしまった以上もう帰りはあれに乗るしかないのだ、と思い、いよいよ長城へ。
前回の記事で触れたように、霞がかったこの日の北京の天気では遠くまでは見渡せなかったが、まさに長城の景色、というものを見ることができた。

感想としては、建造物そのものの歴史的価値に対する感動よりも、これだけの建物を、これだけの距離に渡って、しかも山の稜線に沿って建てた、というそのメンタリティに感動する。全く信じ難いのだ。
一入の感動を得た後に待っていたのは例のスライダー。
滑る直前にはややナーバスになっていた私ひで氏(写真下)だが滑り出すとこれが結構微妙なブレーキングが可能で、楽しかった。

途中いくつかのポイントで「Slow Down!」という意味であろう中国語で怒られながらも、後ろからものすごいスピードで煽ってくるPei氏の追撃もありあっという間に終了。はっきり言って、これはお勧めである。
また混む前に帰ろうということで、市内へと戻る山道、Pei氏はこの地方のローカルなレストランでの昼食を提案してきた。
釣り堀があり、日本ではありえないサイズのニジマスのような魚を釣り(もしくは網でとってもらい)、その場で焼いてくれるシステムだ。
日本のこの手のシステムの場合、客が見るのは釣った魚がバケツに入れられるところまで、ぐらいだ。
しかしここはやはり中国。一部始終が赤裸々に眼前で繰り広げられた。
まずは選んだ魚をおばちゃんが網で捕獲。

ピチピチと飛び跳ねる我々のランチ君。

そこに、おばちゃんが容赦なく木の棒で一撃!神経が集中する後頭部を狙うと言う。

計られる我々のランチ君。

そして最後はこうなった。もちろん美味!ありがたくいただく。

そして巨大ニジマスを食した後、我々は北京市内へ戻ったのである。
続く!
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