美しいものが存在できない。
サイコ犬も取り戻せない、
秩序もかえらない。
今日バレエ関連の展覧会にいって、
ひさしぶりにバレエに触れたけど、
バレエが美しいのはやっぱりこの世の原理原則に従い、
ヒエラルキーがきちんとしているからだと再認識した。
そしてやっぱり私はロシアンバレエがアメリカで改良された、バランシンバレエが恋しくなった。
バランシンバレエは厳密な定義でいえば、クラシックバレエではないと思っている。
その元であるロシアンバレエが素晴らしいと思った。
プリンシパルやソリストは、
生まれつき手足が長く、病弱なくらい体が柔らかくて感受性に長けた人でないとなれない。
それプラス環境、というより運命もある。
努力とは別の世界。
芸術や芸能はそれでいいと思うし、
それを貫ける秩序を作れる人でないと、
素晴らしいものは生み出せないと思った。