先週、2泊3日で「80代両親+ワンコ」と2泊3日の温泉(湯治?)旅で栃木県へ
想像以上に楽しめた「東武ワールドスクエア」を後にして、2泊する宿へは約30分の距離にある「矢板温泉」へ。
「日光」でも「鬼怒川温泉」でも「塩原温泉」でも「那須」でもなく、全く観光地としては無名(失礼?)な「矢板」の一軒宿。
あまりに両親が「温泉」でゆっくりしたいというので、湯治気分で選んだ今回の宿。
もともと、自家源泉かけ流しの日帰り入浴施設。
敷地内にペット可を含め戸建てのビラが建っており、もちろん各ビラでは「かけ流し温泉」入り放題
素泊まりのみなので宿泊料金もリーズナブルな(平日3人1棟で@5000円)
更に、本館の内湯&露天風呂が何度も入り放題(営業時間内に限る)
「オシャレ~」とか「豪華~」とか「映える~」とか、全く無縁の昭和レトロ?な雰囲気のビラ。
山の斜面に建っていて、駐車場からも遠いので、ちょっと荷物を持っての出入りが大変というところが玉に瑕
無駄に広い12畳和室。テーブルは「掘りごたつ」仕様。冬に良さそう~
ペット可だけど特に獣臭もなくお掃除はしっかりされているよう。
まぁ~若干の古いお家(実家臭?)のニオイはご愛嬌か
ここに自分達でお布団を敷いて寝る。
リネン類は清潔で湿気やニオイもなく、全然問題ない
ダイニングキッチンには一通り調理器具や食器も完備。
源泉かけ流し温泉は温度70度越え~~~
お水で薄めるのも勿体ないので、お湯を張ってしばらく放置してから入ると丁度良い温度
長期滞在用に洗面所には洗濯機も完備。トイレはウォッシュレット付。
お家気分で寛げる感じ
素泊まりのため、道の駅で買った総菜などで夕食。
お家気分で両親は既にパジャマ姿
どうも両親、「東武ワールドスクエア」で歩き過ぎたのか、私が爆睡している間に2人とも夜中に足が攣って何度も部屋の温泉に入って足を温めたらしい
翌朝は、その甲斐あってか全快したらしい
素泊まりだけれど、希望すれば無料で簡単な朝食を出してくれるというのでお願いした。
トーストと温泉卵、ヨーグルト、淹れたてのコーヒーをビラまで運んでくれた
温泉卵は「ネギ」「きざみノリ」「生姜」とちゃんと一手間かけてくれてた
2日目は特に予定も無かったので、宿の近くのリンゴ園でリンゴ狩り
矢板のリンゴは、木で完熟させるので、とってもみずみずしくて甘~い
地元でほぼ消費されるらしく市場には出てこないそう。
この日も次から次へと地元ナンバーのクルマで箱買いするお客さんが
3号ちゃんの頭より大きいリンゴ「シナノスイート」
コロナ禍で試食が出来ないので特に入園料はなし。
狩ったリンゴは、お店の直売価格1キロ600円と同じ料金で買い取りのシステム。
「あれが良いんじゃない?」「いや、こっちの方が美味しそう」と滅茶苦茶楽しそうな「86才&82才」カップル
リンゴ狩りが楽しすぎて、母親、ストップかけてるのに。。。。「これで本当に最後にする~~」と、にっこりしながら現われる
マジで最後にしろや 入れ食いの釣り堀で子供が釣りまくり、全てお買い上げ状態と同じやん
結局、総重量5キロ~~~~
両親とも、とっても楽しそうだったので、まぁ~良いっか
リンゴ狩りから帰り、本館の気持ちよい露天風呂に入ったり、部屋のかけ流し温泉に入ったり、まさに温泉三昧
温泉三昧だけで暇なので母親とトランプ(こんなこともあろうかと宿近くの100円ショップで購入しておいた自分を褒めてあげたい)
ただ、父親は昼寝で不参加、母親もすぐに飽きちゃって、ババ抜き2回戦で終了
翌朝も無料の朝食をいただいて、本館の一番風呂に入り、10時のチェックアウトの準備をしていたが、この日は予約が入っていないとのことで「ゆっくりしていって下さい」と「レイトチェックアウト」の申し出を頂くも、早めに両親を送っていくことになっていたので、残念ながら予定通りのチェックアウトで帰路に。
こちらの温泉、那須のセカンドハウス時代から気になっていたのだけど、噂通り「湯量たっぷり贅沢なかけ流し」で良いお湯だった
ハード面の老朽化をカバーしようとソフト面で物凄く頑張っているのが分かる。
一度、源泉がストップして大変な状況になったものの、新しく源泉を掘りこれまで通りに湯量たっぷり&高温での源泉かけ流しが利用できるようになったのは何より。
朝9時のオープンと同時に常連のお客さん達がたくさんやって来るほど人気が高い温泉のようだった。
両親も温泉が気に入ったみたいだけど、ビラへの坂道がちょっと辛かったと 私も同感
これで暫くは両親の「温泉行きたい」アピールは静かになるかと思ったら。。。。
帰りの車の中で「次はいつ行く?」と
ちょっと~~~調子乗り過ぎじゃない??
まぁ~とりあえず親孝行出来たかしら