日本臨時政府(停戦交渉のための日本国政府)

2023-12-14 18:00:19 | 日本 北日本 琉球


日本臨時政府とは、1945年7月15日に発足した大日本帝国政府の後継政府である。
大日本帝国憲法は8月15日に停止されたが、あくまでも公式な国号は日本国臨時政府であった。
1945年8月15日から1947年5月3日(日本国憲法の施行)までは日本臨時政府基本法が憲法の代わりだった。

ーーーーーーーーーー
日本臨時政府基本法

日本國臨時政府トハ、連合國トノ和平交渉ノ為ニ設置サレル、日本國民ヲ代表スル中央政府デ在ル。
カイロ宣言ヲ受理シ戦後処理ト平和構築ノ為ノ、連合國トノ対話ヲ目的トスル


ーーーーーーーーーー

カイロ宣言を受理した大日本帝国政府は、大日本帝国憲法の廃止、連合国の駐屯の許可、民主化政策、陸海軍の武装解除を行った。
国旗は緑の縁がある白旗で、英語で「Japan Gov」と書かれた。
緑は平和主義と豊かな自然、白は誠実さと降伏を表していた。

国章に当たる、中央政府のロゴマークは、Japan Government (日本政府)の英語表記である。
三つの☆は、三権分立を表していた。
緑は平和、白は誠実、青は、改革と未来を表している。

全国の学校では日章旗の使用が禁止された。そのために国家同士の様々な儀礼では、緑白旗が使用された。
国歌は「君が代」が禁止されたので、1946年3月ごろまで「海ゆかば」が使用されていたが、君が代が使用される、
1956年までは「美しい山河」が使用された。









・「日本臨時政府の歌」あるいは「美しい山河」

神州大和三千年 皇帝(すめらみかど)は治しは
平和と繁栄ここになり 称えよ天地海雲を
大君ありて 平和あり 義勇と徳礼おもんじて

ああ 神州八島は 平和なり

大和王朝二千六百年 祖先がもたらすこの繁栄
もしも祖国を侵すなら 銃持ちこれを撃破せん
備えがあれば 憂いなし 守れよ山河を伝統を

ああ 神州八島は 平和なり





















最新の画像もっと見る