Lucky Wing Aの花だより

タイトルにある通り,日々の中で出会った花々の紹介…

その名の由来がようやくわかりました   …… チドリソウ

2018-06-07 23:32:38 | 

 

この花もいろんな名前を持っていますね。千鳥が飛んでいる姿に似ているから千鳥草だとか飛燕草とか,英語ではlarkspur,larkはヒバリのことですね。でも,今まで「なぜ? どこが?」と思い続けてきていたのです。

それがようやく理解できました! 花を正面から見るからいけなかったのですね。裏から見ると…

となっているわけですね。視線を変えてみてようやく合点がいきました。苣が飛ぶ鳥の頭部だったのですね。これまで千鳥の写真をネットなどで何度も確かめても納得できなかったわけです。ということは,今まではおしりの方,後ろ姿ばかりを覗いていたのですね。ちょっとドギマギしてしまいました。まぁ,鳥が勢いよく水中に飛び込む瞬間を目にしていたと思うことにしました。

 気づいてみると,この姿も群れ飛ぶさまに見えて格好良く思えてきました。

 

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たおやかな花姿が風にゆれる  …… クナウティア ウォーターカラーズ

2018-06-07 12:00:00 | 

 

 細くきゃしゃな茎の先に乗った花がゆらりゆらりと揺れる姿が,なんとも魅力的です。クナウティアという名前に聞き覚えがなくいろいろ調べたところ,マツムシソウの仲間とのこと。秋にしか姿を見せてくれないマツムシソウ(マツムシが鳴く頃に咲くからと名づけられたとも)とは違い,こちらは二度咲きの品種だとか。ちょいとお得な気分もします。

 上の写真は先日海の中道海浜公園で出会ったもの(ここんとこ,この場所ばかりですね)。実は野に咲くマツムシソウには昨年の秋に九重で出会ったのが初めてでした。緑が広がる高原にポツリポツリと咲いているのに出会った時の喜びは一入でした。なので,最後の写真はそのときのマツムシソウを紹介しておきます。

色合いとしては本家のマツムシソウの方がよりやさしそうにも見えます。

 

 

 

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キャー! だれかぁ!! ドロボーよ,ドロボー! 命より大切な花粉なのよぉ~ ……カンパニュラ

2018-06-07 07:09:23 | 

あの日は風もなく空はどこまでも青く広がっておりました。だれもが穏やかな笑みを浮かべて,海の中道は海浜公園のひとときを心静かに楽しんでいたのです。

  

   ほら,こんなにみなさん優し気な顔をしていらっしゃるじゃありませんか。

 

なのに,私は見てしまったのです。何の抵抗もできないあの人を,うっ,あいつはわがもの顔で乱暴狼藉の限り。はたで声も出せずただただ立ちすくんでいる私たちを尻目に,あっちつついたりこっちこづいたりとやりたい放題。「あぁ,この世に神も仏もないものか」と,私たちは天を恨んだものでした。

       

ほら,これが現場の写真です。隙をみて,私必死に撮ったんです,あいつに気づかれないようにって。絶対こいつが犯人ですって! 動かない証拠でしょ,早く捕まえてくださいな。

えっ,この後どうなったかって? さんざんにあの人をいたぶったあげく,あきちゃったらもうポイよ。

黒いサングラスをかけた顔にぞっとするような笑みを浮かべたかと思うと,「俺によるんじゃねぇぞ」って,しっぽの先から鋭い針をチラチラ出して見せて私たちを脅すと,悠々と飛んで行っちゃった。どっちの方角かって? そんなのわかるわけないじゃない。あれをほんとの「高飛び」っていうんじゃないの。 

 

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