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筋書をTom Taylor 、8号の画をCarmen Carnero、9号の画をRoge Antonioがそれぞれ担当。添付画像は8号のもの、Jenny FrisonによるX23。
まずは粗筋から。XR8号では、ナノサイズSentinel の大量生産に成功したCasandra Nova。彼女はそれを世界中にばら撒く。それらを無力化しようとするJeanと仲間たち。XR 9号では別の時間軸に属するJeanの娘Rachaelを使いCasandraはJeanを唐サうとする。
いつものように、好きな台詞、シーン等を紹介。ロボットを手懐ける力を持つTrinary、回復力を持つGabbyと途中からX23が、世界中に散らばったナノサイズSentinelを無力化するシーン。結構良く考えられているな。このシーンを創りたいがためにTrinaryを創作したんじゃないかな、Taylorは。
Gabbyの緊張を和らげようとするJeanの台詞が気が利いている。”You can stop worrying about your hands being a little sweaty.” XR 8号ではそれ程Gabbyの台詞で光るものないが、その代わりにJeanが面白くて思い遣りに溢れた良い言葉を使ってくれた。流石Taylor。
津波のシーンをどうも2011年の地震を忘れられず簡単には受け入れられないのだが、これでCasandraが唐ウれないのが味噌。
9号はちょっとあっけない。そんな中STORMのJeanに対する台詞がTaylorらしかったので照会。ちょっと長い。”Did you always know you were going to bear the weight of the world on our shoulder? (中略)But now I understand why you added the shoulder pads.” Jeanのコスチュームのショルダーパッドは世界の重さを背負うためみたいな感じ。気が利いている。
ちょっと面白い英語の表現が出ていたので最後に紹介。”Tail your legs and run away.” 犬が叱られると尻尾を後ろ足の間に入れることから、この表現が出来たらしい。
話の流れとしては、ここらで違う敵と戦ってほしいな。長い。と思ったらもうXRも終わりなのかぁ。X-MENに何度もテコ入れを試みているが、中々上手く行ってないな。