昨年の牡蛎ブラックの記事は→こちら
ブラックはスープの色合いの事だろうが、単純に富山ブラックを連想してはいけない。ただ塩辛いだけの出汁感のない醤油ラーメンとは全く違う。丁寧に摂った鶏ガラ出汁に魚介が効いて醤油はたまり醤油だろうか、深みがある味わい。そしてこれまた丁寧に処理された背脂がコクを醸し出し旨みが口中に広がる。塩分濃度的には先日の炭火焼チャーシューメンの方が高く感じたがあくまでも個人の感想です。
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能登産牡蛎は今季有松のお店でも使い始めまるで能登産牡蛎戦争の様相ですが、そこは各お店の特色というかキッチリ差別化が図られ訪れる客を飽きさせない魅力がたっぷりだ。神樂さんの牡蠣は剥き身に直接熱を加え、磯の風味が鼻から抜けてくる。もちろんふっくらとした仕上がりで噛みしめると汁がジュわっと溢れてくる。牡蠣好きには堪らない逸品だ。これから市場も再開し入荷も豊富となり、いよいよ牡蛎のシーズンが本格化する。横川のあのお店もそろそろかな(笑) これから暫くは牡蛎協奏曲で楽しむとしましょう。
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