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あみの3ブログ

丸岡藩砲台跡@福井県坂井市三国町 令和二年(2020) 11月22日

国指定史跡 丸岡藩砲台跡




砲台は、丸岡藩が沿岸警備のために坂井市三国町梶の東方に突出した海岸部に建設したものである。外面は土砂で築き、内面と側面は石を積み上げて作られている。銘文によると嘉永5年(1852)2月、高島秋帆の門人と伝えられる栗原源左衛門の設計で築造されている。現存する遺構は、北面して弓形を呈し5つの砲眼を開く東西33m、高さ1.8mの胸墻(きょうしょう:敵の射撃をよけ、味方の射撃の便のために土を胸の高さほどに積み上げたもの)を主体としている。
、、、福井の文化財HPより転載



場所は福井の東尋坊の近く。「越前松前水族館」の辺り。ラヲタならこの写真で思い出すかも(笑)



三国東尋坊粟原線を走ると「丸岡藩砲台跡」の看板が見えてきます。駐車場やトイレも整備されています。



リアス式の海岸に出ると松林の中に「土塁」らしき土の盛り上がりを発見し気分が高揚しますヽ(^o^)丿



そこから海岸に下りていくと弓状に配置された、石垣と土塁で作った遺構が見えてきました。



日本海に向け土と石で積み上げた胸墻(きょうしょう)が並ぶ



高さは1.8mだそうで、たまたま見学に来ていた人と比較



5つの砲眼を開く
石垣の開口部に「大砲」を据え、照準は黒船に合わせていたが、果たして射程距離はどうだったんでしょうか?



崖下の釣り人と荒波



東尋坊方向を見る



日本海に突き出した小高い崖のギリギリの場所に設置されているのがわかります。



日本海沿岸を航行する黒船を迎え撃つ備えだったのでしょうね。




【丸岡藩砲台跡】
住所;福井県坂井市三国町梶
駐車場;あり
地図

コメント一覧

あみの3
Re伏木にもお台場跡がありますね。
ランドナー乗りさん
情報ありがとうございます。
黒部の生地台場にはレプリカの大砲まで展示してあるそうなので、併せて見学したいものです。
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