3月25日の夜の部より提供開始のご案内がSNSを通じてありました。
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春の限定メニューで昼の部15食、夜の部10食だそうです。
自分が伺ったのは3月27日、提供開始から2日半が過ぎていました。
いつものように開店と同時に伺ったのですが、何だか毎回開店待ちの
お客が増えているようです。
と、ここでVIPのお出まし。
石川ブロガー界の重鎮、ノブさんではありませんか。
某SNSでお知り合いになってから、遭遇する機会が急激に増えています。
今回は同席までさせて頂き、ラーメン談義に花を咲かせました。
ありがとうございました。
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さて、その煮干ゴールドですが
今回はWチャーシュー麺で頂くことにしました。
リニュアルされた釜焼きチャーシュー2枚と真空調理チャーシューが2枚
別皿で提供されるので、繊細なスープがジャマされることはありません。
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見た目のスープは黄金色に近いけどまだ醤油の色が強いようです。
鶏がら、丸鶏の上質な鶏油がスープを黄金色に染めるのだと思います。
その出汁本来の透明感を活かしたスープに仕上げるのが醤油でありカエシなのでしょう。
淡口醤油で出汁感を強調すれば塩分が強くなりそうですし、
濃い口、溜まり醤油では濃い紫で黄金色がなくなります。
その点、白醤油というのは味わい風味は醤油そのものですが色素が無いぶん
出汁や素材をそのまま活かせる効果があります。
当然そんなレシピは企業秘密でしょうが
そんな妄想を愉しみながら
気が付けば完食。
汁まで飲み干していました。
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前回頂いたときは凄く煮干が前に出ていて、炭火焼叉焼をスープに漬けた瞬間に
煮干が逃げていってしまったと感じたんですが
今回は煮干感が極めて上品。エグミ臭みなどは勿論無くて
乾物臭さえありません。
じっくり抽出した旨味だけが使われている
そんな出汁でした。
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今回チャーシューは、ほとんどスープに漬けずにそのまま頂きました。
滋味溢れる一杯、たいへん美味しくいただきました。