Amo Torino!

トリノで6週間のイタリア語研修します。その後5週間程ヨーロッパをまわります。

Pineroloへの遠足

2024-09-21 19:00:00 | 日記
今日は1日、学校の遠足でPineroloへ行きます。
トリノから普通列車で一時間、フランスとの国境近くに位置し昔から交通の要衝でサヴォイア家も要塞を作っていました。何度かフランスに支配された土地です。
(列車は日立製で、乗り心地もいいです。何度か名前の由来を聞かれました。)

人口36000人の小さな町ですが劇場もあります。ちょうど土曜日で市をやっていて、人口は少ないけど市はトリノで3番目の大きさだそうです。

安い😮みな2kgで2~5ユーロです。
市場に心引かれますが、観光へ。
こんなに小さな町でも劇場もあります。

町の老舗バールで。私はこんなステキなバールの片隅にチーンと座ってコーヒーを飲むだけでしあわせ😃💕なんです。

イタリアのちっちゃなドルチェは職人技です。(ドイツではできないってドイツ人が言っていました。)

この街では何度も映画化や小説になった鉄仮面の男で有名だそうです。ここに投獄されていた謎深い人物。

最近ではデカプリオが演じた「仮面の男」だそうです。そういえば、こどもの頃親が鉄仮面ってよく言ってましたね。


お昼は皆でランチに。

私はオレキエッテイ。

牛肉の薄切りにpepe verdeのバターソースを頼みました。

隣の若者二人はハンバーガーを頼みましたが、見た目は大きなコロッケのようです。イタリアではハンバーガーはこうのようです。

トリノはオレキエッテイとか南イタリアのプーリア、カラーブリア、シチリアの料理が多いです。ルーツが南イタリアの人が多く、二世代前位に南イタリアから出稼ぎに来て居着いたためです。来た時のタクシーの運転手さんも「両親(奥さんの方も)はプーリア出身でトリノで知り合った。」と言ってました。トリノはフィアットの工場もあるし、穀倉地帯だし栄えていたので職がたくさんあったのでしょう。夏のバカンスも南イタリアの親戚を訪れるケースが多いようです。
トリノではどのレストランにもオレキエッテイがあります。そしてここはフランスも近いので小さな田舎のレストランなのにエスカルゴもあります。
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またまた、問題発生。
食事も終え、汽車の時間まで皆がコーヒーを飲みに行きましたが、私はお腹一杯で飲みたくないので、ドイツ人夫婦と公園で椅子で待つことに。スマホの写真見せあったり、年金生活とかで話が盛り上がり、時間が十分あると思っていたのに、ご主人が突然、「時間が過ぎてる😭」と言って、それから3人で走って走って、でも汽車はすでに発車してました。それからご主人が連絡をしてくれて、皆、3人いなくて心配していたそうで、それから1時間駅で次の電車を待って帰って来ました。悪かったです。でもドイツ人の奥様は楽しかったらしく、「今日はちょっとした冒険だったわね。でも5ユーロ(汽車のチケット代)で済んだし」とニコニコ😁✨✨でした。
ちなみにドイツの年金開始はだいたい67才だそうです。

カプチーノの丘

2024-09-20 16:00:00 | 日記
今日は午後からY子さんと、日本でのイタリア語の先生のおすすめのお店に行き、ランチをしてY子さんのホームステイ先の近くの眺めのよいカプチーノの丘に行くことにしました。
ところがいくら探しても店は見つからず、ランチタイムもなくなるので、適当にお店に入りました。
私はキノコのリゾットを

ちょっと塩分きつめでしたが美味しかったです。
カプチーノの丘はちょうど西公園に似た感じでちょうど散歩に気持ちがいいです。

あいにく天気が曇りですが、トリノの町が一望できてすばらしいです。頂上には教会や山岳の美術館もあります。
トリノの絵はがきスポットだそうです。
また天気のよい時に行こうかと思います。
下山して、もう一度紹介された店を人に聞いたり、googlemapで調べたり(何故か青い現在地がぐるぐる移動するんです。)
笑い話みたいですが、たまたま先ほど入ってランチした店が偶然紹介された店でした。

多国籍授業の難しさ

2024-09-20 15:00:00 | 日記
今日はちょっとした事件が発生しました。
今週から加わったアメリカ人のJさん(女性)が、朝から超不機嫌でいつもの自分の席に先に据わった男性(カナダ人)に「あなたは私の席を取った」といい、更に「このテキストは全然良くない。」と言います。私が「私は前にフィレンツェで使ったのよりずっといいです。よいテキストってNuovo Espresso(定番)とかですか?」と聞くと彼女は「アメリカで使っていた英語で書かれたもの」という答え。『ま〜た アメリカ人は、そんな風だから嫌われるのよ』と内心思いつつ授業が始まりました。
今回の授業は文法の「受け身」。
また彼女は「英語ではこどもの頃から受け身は習わないし口語では使わない。能動態が簡単でそれで済むから。」と話だし、
授業が紛糾。アイルランド人が「ここではイタリア語で行きましょう」と言ったあと、カナダ人が何か言ったのにJさんは切れ教室を出て行ってしまいました。(多分泣いていたんだと思う。)
授業が終わり、くだんのカナダ人がJさんに「自分は傷つけるつもりはなかった。もしイヤな思いをしたのなら謝る。」と詫びを入れていました。
授業が終わり、もう1人のアメリカ人とドミニカ人と私で彼女をなだめ、彼女の優しいご主人も加わり彼女の機嫌もだいぶ戻りました。
Jさんに「私は英語の授業で受動態をすごく習ったけど、今日初めて使わないって聞いてビックリした。」といいました。
確かに―されたって言うのは、私が私がというアメリカ人の国民性に合わないな〜と思いました。
逆に日本人は島国だから口語より読み書きだから受動態をあんなに教えたのかしら?とか、色々考えました。
来週から彼女が続けて来るかが心配です。

チョコレート博物館

2024-09-19 23:01:00 | 日記
トリノはチョコレートの町です。
世界中からパティシエがチョコレートの修行にきます。




ビチェリンです。


地元のお菓子のジャンドウイヤも、ナポレオンのころカカオが入らず、貴族がどうしても食べたいので地元の特産のヘーゼルナッツを混ぜて作らせたのが起源だそうです。ナポレオンが『我に一杯のショコラありせば、、、(勝っていた)。』と嘆いた頃ですね。


こんな風に、学校はいつも安い料金であちこち連れていってくれて、良心的です。

料理教室

2024-09-18 22:30:00 | 日記
今日はシェフのご自宅で料理教室です。

女性のシェフです。

今日のメニューです。
生の桃にチョコレートを詰め、下にマテラ酒を流し、オーブンで焼いたもの。
ラグーの生パスタ、タリアテッレにしました。
パプリカをオーブンで表裏焼き薄皮をとり、ツナにケッパー等を混ぜたものをパプリカで巻いてオーブンで焼きました。
この3種です。

いつもデザート作りから始まります。


桃はアボカドみたいに半分にわり、種を取りチョコレート、クッキー等を砕いたものを混ぜ、種の穴につめ、オーブンで焼いたものです。








ベジタリアンのためにツナの代わりにヒヨコ豆を使ったのもアレンジして作りました。ベジタリアンは2~3割います。
作って食べて飲んで5時間位かかりました。でも楽しかった。
ピエモンテはお米を食べる週です。
日本も新米の季節だなあと思い出しました。


料理中はずっと裏方だった旦那さんも食卓に加わり楽しい料理教室でした。