モッコク(下欄参照)の樹にドロバチの巣が。穴が開いているので産卵前かな。ドロバチはおとなしく、危険性の低いハチで、スズメバチのように集団で行動はしないので、放っておいても大丈夫。ドロバチは7〜9月頃に巣を作り、青虫をつかまえて巣の中に入れ、その後産卵し、卵が孵化すると青虫は幼虫のエサに。青虫を巣に入れたら、巣の穴をふさぎ、その後、親のドロバチは巣に戻ることはない。巣に残された幼虫は、エサの青虫を食べて、巣の中で成長し、翌年の春、サナギになり羽化し、巣から飛び立つ。